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2018/11/15
資産運用全般

現物取引よりもリターンが大きい!仮想通貨FXの仕組みを解説!

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現物取引よりもリターンが大きい!仮想通貨FXの仕組みを解説!

仮想通貨は、オンラインで送金できるなど通貨としての機能もありますが、投資対象としても魅力があります。株式や為替よりも値動きが激しくなることがあり、現物投資だけでなく、FXで投資をすれば大きなリターンを得られる可能性がある投資対象です。そのため、仮想通貨FX投資をしてみたいと考えている人もいるでしょう。そこで、仮想通貨FXの仕組みやメリット、注意点などについて解説します。

 

1.仮想通貨FXとは?仕組みや現物取引との違い

仮想通貨FXを始めるにあたっては、まず、仮想通貨FXの仕組みを理解しておくことが重要です。仮想通貨FXとは、ビットコインなどの仮想通貨を投資対象としたFX取引で、為替FXとは投資対象が違うだけで、取引の仕組みに大きな違いはありません。担保として取引所に預けた証拠金の何倍ものレバレッジをかけて取引できます。
仮想通貨の現物取引は、通貨として実際に使用できるコインを購入することになるため、手持ち資金以上の取引をすることはできません。一方、仮想通貨FXは、少額の自己資金で大きな取引ができることが特徴です。差金決済となるので、売り取引と買い取引の両方をセットで行うことで取引が終了します。売り買いで発生した差額が損益となります。

 

2.仮想通貨FXは稼げるのか?メリットと注意点

仮想通貨FXには、いくつかのメリットがあります。また、特有のリスクなどもあるため、投資を行うにあたっては注意が必要です。そこで、仮想通貨FXのメリットと注意点について解説します。

 

2-1.メリット

まず、仮想通貨FXのメリットです。仮想通貨FX取引を行う主なメリットは、2つあります。1つは空売りできること、もう1つはレバレッジ取引ができることです。

 

2-1-1.空売りで稼げる

仮想通貨FXは、安く買って高く売るという取引だけでなく、価格が高いときに売ってあとで買い戻すという取引を行うことも可能です。先に売りから入る取引を空売りといいます。現物取引では、値上がりしたときに利益を出すことはできますが、値下がり局面で利益を出すことは困難です。しかし、仮想通貨FXであれば、値下がり局面でも値下がり前に売って値下がりしたあとで買い戻すことで利益を生み出せます。空売りして買い戻しを待っている状態のことを、ショートポジションともいいます。(買いで保有している状態はロングポジションです。)

 

2-1-2.レバレッジで稼げる

仮想通貨FXは、レバレッジをかけることで証拠金として預ける自己資金の何倍もの取引ができることもメリットです。取引金額を大きくできるため、うまくいけば大きなリターンにつながります。
たとえば、10万円の仮想通貨を証拠金1万円で購入した場合はレバレッジが10倍となります。もし仮想通貨に1%の価格変動があった場合は1,000円の利益になります。証拠金となる元手は1万円ですので10%の利益になります。このようにレバレッジを掛けると資金効率がアップします。

 

2-2.注意点

仮想通貨FXには、メリットだけでなく注意点もあります。注意すべき点を知らずに取引していると、大きな失敗につながりかねません。そこで、主な2つの注意点について解説します。

 

2-2-1.ハイリスクハイリターンである

1つ目の注意点は、ハイリスクハイリターンであることです。ハイリスクハイリターンとは、利益が多額になる可能性がある反面、大きな損失を被る可能性もあることをいいます。仮想通貨FXがハイリスク入りリターンの取引になる理由は2つあります。
1つは、レバレッジ取引だからです。レバレッジ取引は、レバレッジ倍率の分だけ利益や損失を増幅する特徴があります。うまくいけばハイリターンが望めますが、予想と違う値動きになると損失が膨らむスピードも速くなり、ハイリスクです。
もう1つは、仮想通貨そのものの値動きが激しいことです。値動きの激しさは、仮想通貨の特徴の1つです。予想とは違う方向に価格が動いたときの値幅も大きくなり、損失が膨らみやすくなります。さらにその損失はレバレッジで増幅され、多額の損失につながる可能性もあるため注意が必要です。

 

2-2-2.追証やロスカットで損失が生じる

2つ目の注意点は、追証やロスカットで強制的に損失が確定してしまうことです。
追証とは、追加の入金を求められる証拠金です。預けた証拠金から含み損を除いた有効証拠金が、取引に必要な評価額よりも少なくなった場合に、証拠金の追加を求められることがあります。追証を入れられない場合は、一定のルールで強制的に損失確定が行われて取引が終了する仕組みです。
ロスカットとは、必要な証拠金に対する有効な証拠金の割合である証拠金維持率が、取扱会社で定められた率よりも低くなった場合に発動される仕組みです。強制的に反対売買が行われてポジションが解消され、損失が確定されます。急に予想外の方向に価格が動いた場合は、ロスカットされる可能性があるため注意が必要です。

 

3.仮想通貨FXで取引できる銘柄の種類は?

代表的な仮想通貨としてはビットコインが有名ですが、ほかにも数多くの仮想通貨があります。仮想通貨FXを行うにあたっては、取引可能な仮想通貨の種類を知っておくことも大切です。ここでは、取引できる仮想通貨を紹介します。

 

3-1.ビットコイン

まず、ビットコインです。ビットコインは最初に生まれた元祖仮想通貨であり、取引量も多くなっています。また、さまざまな仮想通貨同士を交換する場合の基軸仮想通貨の役目も果たしているといわれています。メジャー仮想通貨であるため、仮想通貨FXができるほぼすべての取引所で取引対象となっています。2018年10月時点におけるビットコインFX取引ができる国内取引所としては、ビットフライヤーやザイフ、GMOコインなどがあげられます。
最大レバレッジは取引所によって異なりますが、国内取引所のなかで最も倍率が高いところは25倍です。また、海外取引所であれば最大100倍といったハイレバレッジ取引ができるところもあります。

 

3-2.アルトコイン

続いてはアルトコインです。ビットコイン以外の仮想通貨をアルトコインといいます。1000を超える種類があるアルトコインですが、FX取引の対象となっているアルトコインは限られているのが実態です。2018年10月現在、国内取引所でFX取引可能なアルトコインは、イーサリアムやリップル、ビットコインキャッシュ、そしてライトコインなどです。
また、日本円を証拠金としたFX取引ができる取引所もありますが、証拠金はビットコインの現物に限られるという取引所もあります。アルトコインのFX取引をやりたい場合は、どの取引所で口座開設するかが重要です。希望するコインを扱っているかどうかを確認してから、口座開設手続きを開始するようにしましょう。

 

4.仮想通貨FXは

仮想通貨FXは、証拠金取引です。少額の自己資金しかなくても、レバレッジをかけて取引することで大きな利益を手にできる可能性があります。ただし、リターンが大きくなる可能性がある反面、損失を被るリスクも大きいことを忘れてはいけません。外国為替のFX取引と違い、仮想通貨は値動きが異常に大きくなったりしますし、ルールの整備やシステムの安全性もまだまだ発展途上の段階です。身の丈を超えた投資をすると、自己資金を失って投資を続けることができなくなってしまいます。リスクを十分理解して、あくまで他の投資の補完的な役割として始めることを筆者はおススメします。

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