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2018/07/20
シストレ活用事例

ランキングをうのみにしない!リピート系の運用で重要なのは計画性

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ランキングをうのみにしない!リピート系の運用で重要なのは計画性

FX各社が提供するリピート系の注文を利用する際に、「複数あるプランからどれを選べば正解なのか?」と悩んだことはありませんか。

例えば、アイネット証券の提供する「ループイフダン」では、大きなところの選択肢としては「上昇相場に強いBタイプ」と「下降相場に強いSタイプ」の2つしかないですが、それぞれに15ピップス、20ピップスなど想定する値幅の違いがあるため、この値幅も併せて選択する必要があるのです。

また、それぞれに損切りのある・なしも決める必要があるので、投資を始めたばかりの人からすると「どの組み合わせを選べばいいのかわからない……」という状況になってしまう可能性もあります。

「ランキング上位だから採用」はNG!

投資で怖いのは、そうして判断に迷った際に、「ランキング上位!」や「おすすめ!」といった、わかりやすい言葉に惹かれやすくなる点です。

ループイフダンでは、直近の3カ月などのスパンで、運用成績の高かったプランをランキング形式で掲載しています。こうしたランキング形式はほかのFX会社でも行っているところは多いですし、パフォーマンスが良い戦略が一目でわかるため、一見、「選ぶ手間が減って便利」ととらえる人も多いのではないでしょうか。

しかし、ランキング上位だからという理由で戦略を選ぶと、利益につながらない場合があります。

過去のパフォーマンスが今後も続くとは限らない

確かに、ランキング上位の戦略は、過去3カ月といった一定期間においては高いパフォーマンスを上げているものばかりです。

ループイフダンのランキングでは決済損益がグラフとして表示されており、パフォーマンスの高い戦略はおおむね右肩上がりのきれいなグラフになっています。そのため、より良いパフォーマンスを求める投資家が積極的に採用するためランキングが上がっていきます。

しかし、気を付けたいのは、そうした高いパフォーマンスが過去一定期間において、想定する値幅や、相場の向きがかみ合った結果であるという点です。

為替相場には規則性というものはありませんし、実需や売り手と買い手のバランスの偏りによって、その時々の様子は異なります。過去一定期間でたまたまかみ合ったからといって、今後も同様の相場の流れが続く保証は全くありません。

となると、今現在ランキング上位にある戦略であっても、今後同じパフォーマンスを100%上げ続けられるとは限りませんし、選択の根拠をランキングに置くのは間違いであることがわかります。

相場の状況と合わせて選択は慎重に

とはいえ、もちろん直近の期間でパフォーマンスが高い、という点は事実です。戦略を検討する際の一要素としてとらえるには全く問題がありませんし、今の相場がどのような値幅で動いているのか、損切りのある・なしはどの程度影響するのか、注文数が多い方が利益が出やすいのかなど、ランキング上位の戦略から読み取れることはたくさんあるため、検討材料としてとらえることは可能です。

そのうえで、あくまでランキングは「目安」ということを前提に、現状と今後の相場についてチャート分析などを使ってある程度想定し、状況に応じて、柔軟に使う戦略を変更していくということが必要です。例えば、大きな上昇トレンドが期待されるような状況ではSタイプを運用していても利益は出ませんし、ましてや「損切りなし」を選択していると、含み損を大量に抱えてしまう可能性が高くなります。そうであるならば、Bタイプで損切りがある戦略に変更するといった判断が必要となります。

まとめ

リピート系自動売買の運用に慣れていない人は、安易にランキング上位の戦略を選びがちですが、今後も高いパフォーマンスを継続できる保証はどこにもありません。ランキングはあくまで検討材料のひとつとしてとらえ、現在と今後の相場がどのように変化していくかをある程度想定したうえで、戦略を選ぶ必要があります。

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