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2018/07/01
シストレ活用事例

FX初心者は自動売買がおすすめ!人気のシステムと選ぶポイント

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FX初心者は自動売買がおすすめ!人気のシステムと選ぶポイント

FX会社は数多くあり、口座開設もインターネットで行えるなど、気軽に始められるところがあります。しかし、FX初心者にとっては自分で取引を行うことが少し難しい部分もあるでしょう。FXでさらに利益を出していくためには「自動売買」を検討してみるのも良い方法です。自動売買の仕組みやメリット、おすすめの自動売買システムについて解説していきます。この記事を読めば、FXの自動売買について理解が深まり、自分に合ったシステムを選べるようになるでしょう。

1.FXの自動売買とは?

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FXにおける自動売買とは、プロが作ったプログラムを利用して、自動で取引を行うことを指します。あらかじめ決められたルールに従って取引が行われるため、「システムトレード」とも呼ばれています。このシステムを使うことによって、誰でも簡単にFX取引を行うことができる点が大きなメリットです。FX会社によってさまざまなプログラムが用意されているため、FX初心者だけでなく上級者も利用しています。「実際にFX取引を始めてみたけど利益が出せない」「自分で取引を行うのが恐い」という人にこそ、自動売買は向いている取引方法だといえるでしょう。

 

1-1.FX自動販売の仕組み

FXの自動売買システムは、過去の値動きから導き出されるチャートの形状、ボラティリティから導き出される売買シグナルによって取引されます。さまざまなテクニカル指標を自動的に解析してトレーディングを行うため、投資家自身が売買の判断を下す機会をできるだけ少なくしているのが特徴です。ただ、テクニカル指標もそれぞれに一長一短があるため、必ずしもロジック通りに動くわけではありません。ロジックと反対方向に相場が動いて損失が膨らんできたときには、一定のラインで損切り決済を設定できるシステムも多くあります。あらかじめ必要な設定をしておけば、相場の動きに左右されることなく、安心して取引ができる仕組みです。取引条件の設定は、各FX会社が採用している取引ツールごとに異なるため、どの会社を選ぶか考えるときの1つの判断材料となるでしょう。

 

1-2.FX自動売買と裁量取引の違い

FX取引では自動売買取引だけではなく、裁量取引も行えます。「裁量取引」は、経済指標や要人発言などファンダメンタルズに関係するニュースやテクニカル指標を基に、自ら売買の判断を行う手法です。投資の機会を自ら判断するため、チャンスをつかめば大きな利益を得ることもできるでしょう。その一方で、なかなか損切りができずに損失を膨らませてしまうこともあります。FX取引にある程度慣れてきてから、裁量取引をしてみるほうが良いでしょう。
「自動売買取引」は、統計的に導き出された勝ちパターンで組まれたプログラムやテクニカル指標などを基に、プロの専門家や取扱業者が構築したシステムに従って取引を行う手法です。設定された条件が相場のトレンドに沿っていれば利益を得るチャンスは大きいものの、そうでなければ利益が小さくなります。ただ、相場の動きによって自動でシステムを切り替えたり、裁量取引と自動売買取引を柔軟に切り替えたりもできます。裁量取引に比べると、自動売買取引は手数料が高くなる傾向にあるので、その点も押さえておきましょう。

 

1-3.FX自動売買システムを利用するメリット

FX自動売買のシステムを使うメリットは、まず24時間自動で取引をすることが可能である点です。チャート分析や相場の動きを常に確認する必要がないため、普段から仕事で忙しい人におすすめだといえます。また、利食いや損切りの判断を自分で行わなくても、システムが自動的に決済をしてくれる点もメリットでしょう。裁量取引の場合には、利益を追いすぎてしまって利食いの機会を逃してしまったり、損切りするべきタイミングで損切りができずに損失を拡大させてしまったりすることがあります。自動売買では一定のルールに従って取引が行われるため、自分の感情を挟まずに済むことがメリットです。そのため、結果的に利益が大きく、損失が少ない取引ができる傾向にあります。さらに、FXに関する難しいチャート分析や用語の勉強を行わなくても取引ができるため、FX初心者には向いている取引手法だといえます。

 

1-4.FX自動売買取引のリスクと対処法

FX自動売買はメリットが大きい手法であるものの、すべてが万能に働くわけではありません。たとえば、以前は運用実績が良いシステムであっても、相場環境の変化などによって利益が出せなくなってしまうこともあります。逆に、損失が膨らんでしまうこともあるので注意をしておきましょう。利益を出せないシステムを使い続けてしまうと、運用途中で証拠金不足となってしまい、強制ロストカットになってしまうリスクもあります。したがって、運用するシステムを定期的に見直したり、証拠金の水準を確認したりする必要があるでしょう。
証拠金不足に陥らないためには、含み益を考慮した口座資産(有効証拠金)に対して、取引に利用している証拠金(取引証拠金)の割合が300%を下回らないようにすることが大切です仮に、その水準を下回っているようなら追加で資金を入れたり、保有するポジションを整理したりする対策が必要です。

 

1-5.取引前に知っておくべき注意点

FX自動売買での取引を行う前に意識しておきたいことは、定期的なプログラムの入れ替え作業だといえます。どれを選べばいいのか判断に迷うときは、実際にFXで成功している人が使っているシステムを真似するところからスタートしてみましょう。FX取引に慣れてきた段階で、徐々に自分でプログラムを選んでいけば良いといえます。また、FX自動売買システムの有効性は、過去のデータを参考にしてバックテストを行うことで、効果が検証されています。しかし、自然災害などの予測不可能な相場変動には対応できない点がデメリットです。急激な変化には向いていない仕組みであるため、裁量取引での決済方法もよく確認しておきましょう。まれに、FX会社自身のシステムトラブルなどによって相場が急変することもあるので、どの会社を利用するのかも慎重に判断する必要があります。

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2.自動売買システムには5つのタイプがある!初心者におすすめは?

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FXの自動売買システムは、FX会社によってさまざまなタイプが用意されています。また、FXの熟練度によって使うべきシステムも異なっているといえるでしょう。ここでは、それぞれのシステムの特徴とFX初心者におすすめのものを紹介します。

 

2-1.5つの自動売買システムのタイプをご紹介

FXの自動売買システムは数多くの種類があるものの、リピート注文型やストラテジー選択型など、5つの種類に絞って紹介します。

 

2-1-1.リピート注文型

「リピート注文型」の特徴は、最初の設定をしておくと、後は自動で新規注文と決済注文を繰り返してくれる点だといえます。主に、明確なトレンドが発生していないレンジ相場で有効であり、細かく利益を積み上げていくことができるでしょう。さらに、価格の追尾機能を備えているものもあるため、トレンド相場にもある程度対応できるものもあります。自由にカスタマイズができますし、レンジ相場だけに狙いを定めて少しずつ利益を出していくことが可能です。リピート注文型はシンプルな仕組みであり、ロジックが明確でわかりやすいことから利用者が最近非常に増えています

2-1-2.ストラテジー選択型(ミラートレーダー型)

「ストラテジー選択型」は、FX会社からあらかじめ用意されているプログラムを選択して取引を行うものです。操作性がシンプルで使い勝手が良いため、FX初心者におすすめのシステムだといえるでしょう。そのなかでも、ミラートレーダー型はストラテジーを利用することで、プロと同じ取引を簡単に真似することができます。ストラテジーはFX会社によって、500種類から数千種類と豊富な数が用意されているのが特徴です。ただ、膨大なストラテジーのなかから適切なものを選んだり、将来への有効性を検証したりするのは大変な作業でもあるので、相場の上げ下げを読むよりも難しいことが多々あります。最初のうちはできるだけ勝率の高いストラテジーを選ぶことも、重要なポイントだといえますが、あくまで過去の相場での結果であることは注意しましょう。

 

2-1-3.ストラテジー選択型(オリジナル型)

ストラテジー選択型のなかには、オリジナルタイプのものもあります。これはミラートレーダー以外のシステムを使った自動売買システムのことです。FX会社がミラートレーダーを使用せずに、独自で開発した自動売買システムを指しています。FX会社によって特徴が異なるため、どのFX会社を利用するかの判断材料にもなるでしょう。オリジナル型はストラテジー選択型と同様に、豊富な種類がある反面で、どのストラテジーを使うかの判断をしなければならず、その分析は初心者には難しいです。ストラテジーの選び方や使い方について、丁寧に解説しているFX会社を選んでみましょう。

2-1-4.ストラテジー自己設定型

「ストラテジー自己設定型」はその名前の通り、自分のトレードルールを基にして、自ら開発をして取引を行う種類のものです。ストラテジーの仕様を自由にカスタマイズできる一方で、使いこなすためにはそれなりにFXの経験や知識が必要になります。また、プログラミングの知識もいるため、FX上級者向けのものだといえるでしょう。ある程度、FXの取引に慣れてから取り組むべきものでもあります。

 

2-1-5.ストラテジー開発型(MT4系)

MT4系の「ストラテジー開発型」は、開発機能を使うことによって、ゼロから自分好みのストラテジーをプログラミングするタイプのものです。FX上級者向けのものであり、専門的なプログラムの知識とスキル、FXに関する精通した知識が必要となります。FX初心者のときにはあまり縁がないシステムであるものの、FXに慣れてさらに大きな利益を狙いたいときに有効に働くストラテジーです。

 

2-2.初心者におすすめなシステムのタイプは?

FX初心者におすすめの自動売買システムは、「ストラテジー選択型(ミラートレーダー型)」と「ストラテジー選択型(オリジナル型)」、そして「リピート注文型」です。

以前シストレの代表格であったストラテジー選択型のミラートレーダーは、シンプルで初心者でも取り組みやすい仕様になってはいますが、数百種類のストラテジーのなかから気に入ったものを選択することがデメリットにもなっています。どれを使えばいいか迷うときには、実際に利益が上がっているものを選んで利用している人が多いようですが、過去に利益があがっているからといって必ずしも今後の相場にマッチするとは思わないほうがよいでしょう。

リピート注文型はシンプルな仕様のものが多く、注文を繰り返す価格の範囲(たとえば、米ドル円で90円から110円の間)や注文の間隔(たとえば、50銭ごとに注文していく)を決めるだけで設定が完了します。相場のトレンドにマッチさせるというよりは、相場の細かな上げ下げで利益を積み上げる手法なので、どんな相場でもなじみやすいです。最初の設定を終えてしまえば、後はシステムが自動売買を繰り返してくれるので、FX初心者でもコツコツと利益を積み重ねられるでしょう。

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3.初心者に人気のFX自動売買システム5選

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FX初心者でも設定に迷わず、簡単に使いこなせる人気の自動売買システムについて、詳しく紹介していきます。

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3-1.アイネット証券の【ループイフダン】

アイネット証券の「ループイフダン」は、初期設定がとてもシンプルなのが特徴です。「売り」と「買い」を選ぶといった設定で取引可能なツールであり、セミナーなどのサポート体制も充実しています。取引手数料が無料であり、スプレッド(売値と買値の価格差)も狭いため、コストパフォーマンスに優れているものです。また、スワップポイントも高いため、長期保有の投資にも向いています。ループイフダンに関する書籍も多く出版されているため、学ぶ機会を得ながら使いこなしていけるでしょう。

『FXで負けないたったひとつの資産運用 ループイフダン入門と実践』スノーキーのFX比較・攻略ブログby小手川征也

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3-2.インヴァスト証券の【シストレ24】

インヴァスト証券の「シストレ24」は、2016年からフルオート機能が搭載されているため、手動でシステムの入れ替えを行う必要がなくなりました。また、利益を上げているトレーダーの注文設定を利用できる「俺のフルオート」といった機能があるのも特徴的です。ストラテジー型の自動売買であり、FX初心者でも設定が簡単な仕様となっています。取引通貨単位も1000通貨から可能であるため、少ない元手でもFXを始めることができるのも魅力的です。

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3-3.外為オンラインの【iサイクル注文】

外為オンラインの「iサイクル注文」は、利食いから損切りまでをすべて自動売買してくれるため、FX初心者でも理解しやすいシステムだといえます。実際の取引に不安を感じるときには、デモ口座で試してみることも可能です。リピート注文型であるため、一度設定をしておけば自動で繰り返し売買を行ってくれます。また、1000通貨からの取引ができるので、少ない金額から始められるでしょう。価格追尾機能が備えられており、レンジ相場ではコツコツと収益を積み上げていきます。相場が急変したときには、発注レートを上下に追尾しながら損切りを行い、継続して利益を生み出すこともできるのが特徴です。

 

3-4.FXブロードネットの【トラッキングトレード】

FXブロードネットの「トラッキングトレード」は、値幅の数値を設定するだけで利益が狙える仕様となっています。一定の値幅ごとに、買いと売り注文を繰り返していくことで利益を積み上げていく設計です。また、現役トレーダーがトラッキングトレードを実践した結果を購読できるので、有効な手法を勉強していけるのも特徴の1つです。

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3-5.マネースクエアの【トラリピ】

マネースクエアの「トラリピ」は、IFD(イフダン)注文を使って繰り返して売買する仕組みです。IFD注文とは、一度に2つの注文を出して、最初の注文が決まったら2つ目の注文が自動的に行われる注文方法のことを指します。逆指値注文に値幅指定機能がついた「決済トレール機能」を備えているのが特徴です。ただ、価格追尾機能はないため、一定のレンジ相場から外れてしまうと、リピート注文が機能しなくなるといったデメリットもあります。スプレッドや取引手数料がほかのFX会社と比べて、高めに設定されている点にも注意をしておきましょう。

ミラートレーダーってどうなの?人気の理由や注意すべき点を徹底紹介

 

4.実際にFX自動売買を始めるためにやるべきことは?

FXの自動売買を始めるためには、まずはFX会社に口座を開設する必要があります。FX会社であれば、どこでも自動売買が行えるわけではないので、事前によく確認しておきましょう。口座開設が完了したら、FX会社が指定する入金方法で口座にお金を入れます。そして、管理画面から自分が利用したいロジックを選べば、自動売買を始められるでしょう。以前は、実際に運用するシステムの細かい設定が必要だったため、それなりにプログラミングのスキルを必要としていました。しかし、現在では自分でシステムを構築する必要がなくなったため、FX初心者でも手軽に始められる仕様となっています。

 

FXでシストレを動かす5つの理由

 

5.まずはFX自動売買取引を3か月やってみよう

FXの自動売買取引を始めたら、ひとまず3か月は継続して取り組んでみましょう。取引ツールは、ある程度の相場の変化には対応しているものの、稼働させたタイミングが悪くて思うように成果があがらないといったこともあります。すぐにあきらめてしまうのではなく、まずは自動売買ツールの特徴を理解していきましょう。そのうえで、期間を区切って運用していくことで、徐々に成果を出していけるといえます。いきなり大きな成果を追い求めずに、コツコツと取り組んでいくことを心がけてみましょう。

 

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