お金の勉強サイト 金銭改革 お金の勉強サイト 金銭改革
2026/10/15
鹿子木健

勝てる手法ほどレバレッジを高くしてはいけない理由をお教えします

#お金の勉強
#お金の知識
FX勝ちパターン講座.png

FXはレバレッジをかけることができるため、レバレッジを大きくすると少ない資金でも大きな利益を狙うことができます。

しかしこれは、「1回のトレードあたり」の話であって、トータルの収支を意識した概念ではありません。

レバレッジを高くすると資金効率も高くなりますが、その一方でトレードで負けた時の「損失効率」も高くなってしまいます。長い目で見ると、これが勝てる手法の強みを殺してしまうことをご存じでしょうか。

今回は、勝てる手法ほどレバレッジを高くしてはいけない理由と、そんなことをしなくても十分資産を増やせる理由をお教えします。

1.適切なレバレッジ管理こそFXの勝ち筋

最大で25倍までのレバレッジをきかせられるのは、FXのメリットのひとつです。だからといってレバレッジを高くし過ぎるのは良くないというのは、当コラムで何度も述べています。

レバレッジを高くし過ぎるとロスカットのリスクが高まるため、リスク管理の観点から避けるべきなのですが、実はそれだけではありません。

今回お伝えしたいのは、レバレッジを適切に管理することがFXで勝ち続けることと深くかかわっているという点です。

当コラムではボリンジャーバンドでトレンドの揺り戻しを見極め、それを利用したトレード手法を解説しています。

ボリンジャーバンドでトレンドの「揺り戻し」を見極めるトレード手法

この手法においても、エントリーを4回に分けるなど、リスク管理を徹底しています。手法自体にリスク管理が含まれているため一体のものですが、これも同手法で勝ち続けるために必要だからです。

再現性のある勝ちパターンであれば勝ち続けられるため、1回のトレードで大きく利益を狙う必要はありません。むしろ、レバレッジを低くして着実に利益を積み上げていくほうが安全です。

しかし、どんなに再現性のある手法であっても「勝率100%」はあり得ません。勝てる確率が高い手法でも負けることはあります。この事実を前提に考えると、レバレッジを高くしてしまうと1回の負けで損失が大きくなり、最悪の場合は一発退場の可能性すらあります。

せっかくの勝ちパターンを、レバレッジを高くし過ぎることによって継続できなくなる可能性があるわけです。勝ち続けられるのであれば、無理にレバレッジを高くして手法の優位性を死なせてしまうことはありません。


 

2.FXトレードの「負け」を取り戻すのは簡単ではない

FXは勝ったり負けたりを繰り返してトータル収支を伸ばしていく投資です。そのため、時には負けることもあります。負けると資金が減るため、投資家はそれを取り返すべく次のトレードに臨みます。

しかし、FXトレードの負けを取り戻すのは、実は簡単ではありません。

あるトレードで負けて口座にある資金のうち50%を減らしたとします。この場合、元の資金額に戻すためにはどれだけの勝ちが必要になると思いますか?

50%が減少したのですから、50%を取り返せば元通りになると思うかもしれませんが、実は違います。例えば、100万円の資金がある口座で50万円負けたとします。これで50%の資産を減らしたことになりますが、これを100万円に戻すには50%では足りません。

なぜなら、50万円から50%を増やしただけだと、75万円にしかならないからです。100万円から50万円に減らしてしまった口座で資金を100万円に回復させるには、100%の勝ちが必要になるわけです。

こう考えると、トレードで負けて資金を50%を減らすことはそれほどハードルが高くなく、簡単に起こり得ることなのですが、その一方で資金を取り戻すのはとても難しいことが分かります。

こちらは、損失を取り戻すために必要なリターンの一覧表です。

損失率必要なリターン
10%11%
20%25%
30%43%
40%67%
50%100%
60%150%
70%233%

70%の損失を取り戻すには、2倍以上のリターンが必要であることが分かります。これを1回のトレードを達成しようとすると荒いトレードになり、さらに傷口を広げることにもなりかねません。

勝てる手法だからといってレバレッジを高くし過ぎて、1回のトレードで大きな負けをしてしまうと、それを取り戻すに多大な時間と労力を要することをイメージしておいてください。


 

3.「1.01の法則」を知れば爆発的に資産を増やせる仕組みが分かる

「1.01の法則」をご存じでしょうか。FXに限らず、さまざまな投資に当てはまることができる算数の法則です。

1.01というのは、パーセンテージにすると1%です。もし1日に1%の利益を出し続けることができれば、資産はどう増えていくのかを知るために有効な計算式です。

1年間、毎日1%ずつ利益を積み重ねた場合、1年後に口座残高は37.8倍になります。もっとも、FXは週末にトレードできませんし、税金などを考慮するともう少し金額は少なくなりますが、それでも驚異的な資産の増加ペースです。

あくまでも机上の空論ですが、このペースが続くと仮定すると、2年後、3年後には爆発的なペースで資産が増えていくことも分かります。

さすがに毎日1%というのは高く見積もり過ぎではありますが、「1日1%」だけを切り取れば、FXでは無謀な数字でもありません。毎日勝ち続けるのは非現実的である一方、1%の利益は現実味のあるレベルです。

その「現実味のあるレベル」でもこれだけのスピードで資産を増やすことができるのですから、結果を急いで無理にレバレッジを高くする必要はないのです。
 

勝ちパターンの実践に適したFX口座、アイネット証券
 

かなこぎ前.png

著者の他の記事も読んでみよう

ブログ集鹿子木かなこぎさん.png

このエリアにHTML要素を追加する

【注意事項】

  • 本記事に掲載する情報については、正確性・完全性の確保に努めておりますが、その内容を保証するものではありません。
  • 本記事は、資産運用やFX取引に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の取引手法やサービスの利用を推奨・勧誘するものではありません。
  • 投資に関する最終的な判断は、お客様ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
    なお、本記事の閲覧または利用により生じたいかなる損害についても、著者および株式会社アイネット証券は一切の責任を負いかねます。

著者プロフィール
鹿子木健(かなこぎ けん)
鹿子木健(かなこぎ けん)

お金を扱う能力を高めるための普遍的な知恵を伝えることをライフワークとして、 2004年から個人投資家として活動。投資分野はFX。不動産、株式、商品CFD、株価指数CFD、保険、暗号資産などの投資も経験した。

代表を務める株式会社メデュは、2020年5月に金融商品取引業(投資助言・代理業)を登録し、現在、「投資助言選択型自動売買ローレバレッジ・フォレックス」や、「鹿子木相場塾」などを展開している。

AIチャットに質問