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2026/09/14
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主要国の金利上昇による相場の行方は?金利上昇による影響を為替アナリストが解説!2026年9月のマーケットニュース!

#経済指標_ニュース解説
#為替
主要国の金利上昇による相場の行方は?
はじめに

2026年8月中旬以降、米ドル高の動きが強まり、アメリカの長期金利は5%を視野に入れる水準まで上昇しています。
日本でも10年国債利回りが1996年以来、実に約30年ぶりに3%台に乗せるなど、歴史的な金利上昇局面に突入しています。

このような状況下で、「今後のドル円相場はどう動くのか?」「高金利通貨への投資戦略をどうすべきか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、為替アナリストの解説をもとに、主要国の金利上昇が為替相場に与える影響や今後の金融政策の動向、注目を集めるメキシコペソなどの見通しについて分かりやすく解説します。
今後の資産運用や相場観の参考として、ぜひご一読ください。

1. 米ドル高と主要国の長期金利上昇

現在、為替相場全体を動かす共通の大きな材料として、「米ドル高」と「世界的な長期金利の上昇」が挙げられます。

アメリカ金利は5%が視野に

アメリカの長期金利は直近で4.8%を超え、5%の大台が視野に入ってきました。
この背景には、8月に開かれたジャクソンホール会議においてFRB議長が市場の予想以上にタカ派的な発言を行ったことや、インフレ率への警戒から9月のFOMCでの利上げ観測が高まっていることが大きく影響しています。

日本の金利も約30年ぶりの高水準

一方、日本国内に目を向けると、10年国債利回りが3%台に乗せました。
国債利回りが3%台に到達するのは1996年9月以来となり、実にちょうど30年ぶりの歴史的な高水準となっています。

2. 日本の財政懸念と金利上昇が与える影響

長期金利(国債利回り)の上昇は、言い換えれば「国の借金である国債の発行コストが上がる」ことを意味します。
高市政権による積極財政が進められる中で、この国債発行コストの上昇は今後の日本の財政に対する懸念を強める要因となっています。

日米金利差と為替相場の「逆相関」現象
  • これまでの傾向:
    以前(昨年春頃まで)は、「日米金利差の縮小=ドル安・円高」というセオリー通りの相関関係が見られました。
  • 現在の異変:
    足元では日米の金利差が縮小しているにもかかわらず、「ドル高・円安」が進行し、完全に逆相関の動きを見せています。
    これは積極財政による財政悪化懸念から日本国債に売りが入り、それが「円売り」に繋がっているという見方があるためです。

3. 今後のドル円相場と金融政策の注目ポイント

直近の為替介入後、ドル円相場は再び円安基調に戻ったものの、上値も重たい状況が続いています。

ドル円は155円台を明確に下抜けるかが焦点

今後のドル円相場を占う上で、介入後の安値圏である155円台を明確に下抜けるかどうかが重要な注目ポイントとなります。
もし155円を明確に割り込む動きが出た場合、9月末に向けて152円や150円を視野に入れる相場展開となる可能性もあります。
※こちらはセミナー開催時の見解です。現在は155円を下抜けしています。

金融政策ウィークでの日銀の利上げ確率はほぼ100%?

相場を大きく動かすのが、9月中旬に控える「金融政策ウィーク」です。
市場のコンセンサスでは、9月のアメリカFOMCでの利上げ可能性が高いのはもちろん、日銀の金融政策決定会合における9月の利上げもほぼ確実視されています。
さらに12月や1月に追加利上げが行われる可能性も強く織り込まれ始めています。

4. 高金利通貨「メキシコペソ」の動向と投資戦略

ドル円だけでなく、オーストラリアの豪ドルやメキシコペソといったクロス円通貨の動向も投資家から大きな注目を集めています。

北米経済圏の安心感で人気のメキシコペソ

メキシコペソは政策金利が6.5%と高く、魅力的な高金利通貨です。
トルコリラなどの他の高金利通貨と比較しても、アメリカ・カナダと並ぶ「北米経済圏」に属しているという地理的・経済的な安心感があり、個人投資家からの人気が非常に高まっています。

リスク要因と今後の注意点

魅力的な一方でリスク要因も存在します。
トランプ大統領からの政治的・経済的な圧力に加え、日本の金利上昇が予想以上にハイペースで進んだ場合、相場にネガティブな影響を与える可能性がある点には十分な注意が必要です。

まとめ:金利上昇局面における為替相場との向き合い方

主要国の長期金利の上昇や、各国の政治情勢、財政政策の思惑など、為替相場を動かす要因はかつてなく複雑に絡み合っています。
激しい値動きの局面においては、日米の金利動向や市場の短期的な思惑に振り回されすぎず、様々なシナリオを想定しながらリスク管理を徹底することが何よりも大切です。

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※本記事は情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本記事の情報により生じたいかなる損害についても弊社及び執筆者は一切の責任を負いかねます。

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