お金の勉強サイト 金銭改革 お金の勉強サイト 金銭改革
2024/03/18
YouTube

【ここだけ見て】「ねんきん定期便」の正しい見方!将来の年金額と受給額の増やし方!

#お金の知識
#老後資産

 

あなたは「ねんきん定期便」をしっかり確認してますか?

毎年忘れたころに届くこのハガキですが、実は、私たちの老後の支えとなる年金の大切な情報が書かれているんです。

ついつい目を通すのを忘れてしまったり、読んではいるけど、いまいち見方がわからないなんて方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、老後生活を計画する上で非常に役立つ情報が満載のねんきん定期便について、
①ねんきん定期便とは?
②ねんきん定期便の見方
③ねんきん定期便の年金額が少なすぎる?
④年金は最低限の老後収入!足りない分は資産運用でカバーしよう
の4つのトピックスをお話ししていきます。

この機会に、ねんきん定期便の正しい読み方を知って、将来、理想的な暮らしができるように備えましょう。

 

ねんきん定期便とは?

「ねんきん定期便」は、国民年金や厚生年金に加入している人たちの誕生月に送られてくる年金情報が記載されたハガキや封筒です。

ねんきん定期便には、今までどれだけの年金を納めたか、逆に納めていない未納期間があるかなど、年金の加入状況や履歴が詳しく書かれています。

年金は、老後の支えとなる大切な収入源の1つです。

そのため、ねんきん定期便が届いたらきちんと目を通し、誤りがないかを確認したうえで、ご自身のマネープランを見直すきっかけにしましょう。

ねんきん定期便の見方

とはいっても「ねんきん定期便の見方がいまいちわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、ねんきん定期便で見るべき3つのポイントを解説します。

まず注目したいのが、国民年金の未納があるかどうかの確認です。
「最近の月別状況です」という項目の「国民年金」の欄に、国民年金保険料の納付状況が書かれています。

nenkinteikibin1.png

 

もし未納がある場合、将来受け取れる年金額が少なくなってしまうので、うっかり未納になっていないかを必ずチェックしておきましょう。

しかし、毎年誕生月に届くハガキには、直近1年間の情報しか記載がありません。
全期間を確認したい場合はどうすればいいのでしょうか?

実は、ねんきん定期便には毎年届くハガキのほかに、35歳、45歳、59歳のタイミングで届く「封筒のねんきん定期便」があります。

nenkinteikibin7.png

 

「封筒のねんきん定期便」は、ハガキのねんきん定期便には書かれていない全期間の加入実績と未納期間を確認することができます。
すべての勤務先の履歴も記載されているので、事実と異なる記載や、記載漏れ、未納がないかを確認しておきましょう。

次に、年金を受け取る資格を満たしているかどうかの確認です。
「受給資格期間」という欄があり、ここで確認ができます。

nenkinteikibin2.png
 

国民年金の受給資格は120ヶ月、つまり10年加入すると得られる仕組みになっています。
その為、120ヶ月以上の記載があれば、年金を受け取る資格があるということになります。

最後に、50歳未満の方に届くねんきん定期便には、「これまでの加入実績に応じた年金額」という項目があります。

nenkinteikibin3.png

 

ここでは、現時点の加入状況から受け取れる、1年間の年金額が確認できます。

また、50歳以上の場合は「これまでの加入実績に応じた年金額」の欄はなく、代わりにねんきん定期便には「老齢年金の種類と見込み額」という欄があります。

nenkinteikibin4.png
 

この欄では、このまま今後も年金を支払い続けた場合に、老後に受け取ることができる年金の見込み額を確認できます。
つまり、50歳未満の方は、現段階でもらえる年金額で50歳を境に、具体的な見込額がわかるようになります。
 

もし、ねんきん定期便の封筒をなくしてしまった方は、インターネット版のねんきん定期便ともいえる「ねんきんネット」を利用することで、封筒のねんきん定期便に記載されている情報を確認することが出来ます。

ねんきん定期便のハガキに「アクセスキー」が記載されていますので、スマートフォンなどから「ねんきんネット」と検索し、ねんきんネットの公式サイトにこのアクセスキーを入力することで、ねんきんネットに登録できます。

nenkinteikibin5.png
 

「ねんきんネット」は、ログイン後、封筒のねんきん定期便に記載されている情報を確認できるだけでなく、かんたん試算機能を使って、ねんきん定期便が届くタイミング以外でも、いつでも将来受け取れる年金の見込み額をチェックできます。

ねんきん定期便は、あなたの年金についての重要な情報が得られますので、必ず確認するようにしましょう。

ねんきん定期便の年金額が少なすぎる?

「ねんきん定期便」を見て、受け取れる年金額が思ったより少ないことに不安を持つ人も多いようです。
上述のように、50歳未満の方に届くねんきん定期便 には、「これまでの加入実績に応じた年金額」の欄が用意されていますが、この金額は、将来ではなく「現時点」の加入実績に応じて受け取れる1年間の年金額だということです。

ここでのポイントは「現時点での加入実績」というところで、これから先、老後に向けて年金を払い続けると、この欄の金額は増えていきます。
記載されている年金額が思ったより少ないと感じた方は、今後もしっかり保険料を納めていけば、この金額は徐々に増えていくはずです。

一方で、50歳以上の人に届くねんきん定期便には、これまでの保険料の支払い状況に基づいて計算された、「老齢年金の種類と見込み額」という項目が用意されています。
こちらは先ほどとは違い、今後も年金保険料を払い続けた結果、受け取れる年金の見込み額です。
「見込み額」ですので、この金額は、今後年金保険料を収め続けても大幅に増えることは望めません。

ねんきん定期便を正しく読むためにも、項目の定義を理解して確認するようにしてください。

年金は最低限の老後収入!足りない分は資産運用でカバーしよう

「年金だけで老後は安心だ!」だと感じる方は少ないのではないでしょうか?

年金は、私たちの老後の生活を支える重要な収入源ですが、老齢年金の受給額は、厚生年金と国民年金を合算して平均14万円台、国民年金のみでは5万円台に過ぎません。
その為、年金だけではゆとりある老後資金となりにくいのが現実です。
※参考:厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況P21,P24」

では、老後の収入源を確保するにはどうすればいいのでしょうか?

まずは、年金額を増やす方法です。

現在、年金は65歳から受け取り始めることができますが、受給開始年齢を遅らせることで、受給額を増やすことができます。
受給を1ヶ月繰り下げると、年金額は0.7%ずつ上乗せされる仕組みになっています。
そのため、65歳から75歳に120ヶ月を繰り下げると、最大で84%の増額が可能です。
 

しかし、受給を繰り下げることにはリスクもあります。
受け取り開始を遅らせると、早くに亡くなった場合の総受給額が少なくなってしまうほか、受給開始までの収入がなくなるため、生活が苦しくなってしまいかねません。

そこで、もう1つおすすめの方法は「投資」で収入をまかなうことです。

年金だけに頼らないための収入源として、株式や不動産、投資信託、FXなどの運用益で収入をカバーしている人も少なくありません。
もちろん投資には様々なリスクもありますが、働けなくなっても収入が期待できるため、年金だけでは不足しがちな老後の収入を補う手段として有効です。
リスクの管理は必要ですが、堅実な投資商品を選ぶことで、なるべくリスクを抑えた運用方法もありますので、ぜひ老後のための資産運用も前向きに検討してみてください。

まとめ

今回は、将来のライフプランの設計に役立つねんきん定期便の見方を中心に解説してきました。

ねんきん定期便は、年金加入状況や将来受け取れる年金の見込み額が記載されている大切なハガキです。
どの世代でも共通して年金は老後の大切な収入源となりますので、将来の年金額が見込み違いとならないように必ず確認するようにしましょう。

また、そのうえで、年金受給額が少ないと感じた方は、足りない分を投資で補うのも効果的です。

弊社では、老後に向けた堅実な資産形成をFX取引で構築する自動売買システム「ループイフダン」を提供しています。
一定値幅レートが動いたら自動で売買を繰り返すだけの「わかりやすいシステム」で、一度設定を行えばあとは24時間、自動で売買を行います。

nenkinteikibin6.png
 

選ぶだけで簡単にFX取引がはじめられるので、投資経験を問わず多くの方からも大変ご好評をいただいているシステムです。
是非、検討してみてくさい。

ループイフダンお役立ちコンテンツ

ループイフダンの仕組み

いまいち 取引の仕組みがわからない・・・なんてお悩みじゃありませんか 運用開始時、相場上昇時、相場下落時、レンジ相場、相場動向にあわせてループイフダンの動きを紹介 します。

ループイフダン目安資金表

どれくらいの資金で運用できるんだろう?通貨ペアの過去のレートの変動はどれ位あったんだろう?最近人気の売買システムは? 
ループイフダンの資金管理に必要な情報が満載です。

ループイフダン資金管理のコツ

資金にあわない無理な設定では、すぐに損切りやロスカットの憂き目にあってしまいます。
これから運用をスタートする2人を参考に 資金管理 のコツ を学びましょう。


※本記事は情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本記事の情報により生じたいかなる損害についても弊社及び執筆者は一切の責任を負いかねます。