【失敗から学ぶFX投資脳】初心者にありがちな失敗3選
「FXで資産運用デビューしたいけど、失敗して損をしたらどうしよう」なんて、あなたはこんな不安ありませんか？
大切なお金を投資する資産運用ですから誰も失敗はしたくないですよね。
今回は、 FXにまつわるよくある失敗を解説していきます。
FXにありがちな失敗には、思いのほか共通点があるんです。
「こんなはずではなかったのに……」と首を傾けないためにも是非最後までご覧ください。
FX初心者さんのやりがちな失敗
よくある失敗談として、まずはFX初心者のAさんをご紹介します。
「自分に合った手法を見つけたかったので、とにかく様々な手法やツールを試してみました」というＡさん。
でもその結果は、どれもなかなかピンとこなくて、あまり利益も出なかったとそうです。
すぐに次の手法やツールに乗り換えていったものの損失だけが積み重なってしまったと後悔しているようです。
さて、Aさんは何が間違っていたのでしょうか？
いろいろ試して自分に適した手法やツールを探すという発想自体、けっして間違ったものではありません。
Ａさんのチャレンジがいい結果に結びつかなかったのは、その手法、ツールは有効かどうかという「検証が足りなかった」ことが原因でしょう。
次に、FX以外の投資経験のあるBさんの失敗談です。
「勝率的には悪くないのに、損失が発生しだすとなかなか諦めきれなくて深い傷を負ってしまった」というBさん。
Bさんは、FX以外の投資経験はありましたがFXはうまくいかなかったようです。
勝率は悪くないのにトータルの損益がマイナスである理由は、一度の取引で得られる利益が小さかったからでしょう。
さらに、保有しているポジションに損失が出始めても、そのポジションを諦めきれなかったことから「損切りルールを決めていなかった」ことがわかります。
最後に、FX初心者、Cさんの失敗談です。
Cさんは、「元手が乏しかったから、できるだけレバレッジを高くして大きな利益を狙ったら、読みが外れて強制決済されてしまいました」と肩を落としています。
レバレッジは、用意した元手よりも大きな金額の取引ができる仕組みのことで、個人口座では最大25倍までのレバレッジをかけることができます。
また、強制決済は、FX会社ごとに決められた水準より損失が大きくなると、損失の拡大を防ぐためにポジションを解消する仕組みのことです。
元手が限られた状態でレバレッジを高くした取引は「のるかそるか」のギャンブルのようなものです。
高レバレッジな取引は、わずかな変動でも大きな損失になるので、レートが逆行して資金の少ないCさんが強制決済されてしまったのもうなづけます。
失敗するには理由がある
ここからは、３人の失敗の理由について、もう少し詳しく検証してみましょう。
色んな方法を試して自分に適した手法やツールを探そうとしたＡさんの失敗は、FX会社の選択基準が曖昧だったことです。
手数料の安さやツールの使いやすさ、自動売買サービスの過去の実績など、FX会社にはそれぞれ特色があります。
各FX会社のどんなところに魅力があるのかをきちんと見極め、検証してから利用していれば、サービスのメリットをちゃんと享受できていたはずです。
また、損切りができずに深い傷を追ったＢさんはどうでしょうか？
Bさんの行動パターンは「予想通りに相場が動いた場合はすぐ利益を確定させる一方で、損切りはできるだけ先送りにする」というものです。
これは、初心者だけではなく多くの投資家にありがちな感情による失敗の典型的パターンだといえます。
ただこれは、利益を着々と積み重ねる堅実な投資家と真逆の行動です。
利益を積み重ねる投資家は、利益を確定する「利食い」や損失が出ているポジションに見切りを付ける「損切り」のラインを設定して読みが外れた場合は潔く損切りを行います。
これが勝つFXトレーダーの”損小利大”の考え方なのです。
さらに、トレードの経緯をきちんと記録し、好結果が得られなかった場合の原因をきちんと検証します。
当然ながら、Cさんのように十分な経験を積むことなく、むやみに高いレバレッジを効かせることもありません。
リスクを抑えた取引でトレーニング
取引するFX会社は、知識や経験が乏しいと感覚的に判断しがちですが、手数料や取り扱っているツールの違いは投資成果を大きく左右しかねません。
手数料の設定、ツールのわかりやすさ、その実績などは必ずチェックするようにしましょう。
その上で、自分が投入できる予算やリスク許容度に応じて損切ルールなどをあらかじめ決めて、低レバレッジでトレードを始め、コツコツと経験を積んでいくのが堅実です。
「とにかく短期的な値動きに収益機会を見つけたい！」という人でなければ、時間を味方につけて中長期的なスパンで運用に臨むのがおすすめです。
本日のまとめ
今回は、「FX初心者がやりがちな失敗」をいくつかご紹介しました。
このような失敗をされる方は、悲しいことに決して少なくありません。
こんな話を聞くと「初心者にFXはハードルが高いのでは？」と思うかもしれません。
しかし、今回ご紹介した失敗に対する対処法などをおさえておけば、そんなことありません。
最近では、投資経験を問わず簡単に始められる「FX自動売買」も充実しています。
こうしたFXの経験不足を補うようなツールを併用すれば、初心者でも手軽にFXを始めることができるでしょう。
FXのよくある失敗と対処法を知って、安全にコツコツと資産形成をしていきましょう。
本日もありがとうございました！
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※本記事は情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本記事の情報により生じたいかなる損害についても弊社及び執筆者は一切の責任を負いかねます。
