FXで絶対に大負けしてはいけない3つの理由とは?【西本豪】

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FX投資家として相場の世界にデビューをすると、決して避けることができないのがドローダウン、つまり『投資による負け』です。

そこでここでは、そんなトレードの負けで悩むFX初心者の皆様のために、『FXで絶対に大負けしてはいけない3つの理由』と題しまして、投資の負けについての本当のところを詳しくご紹介させていただきたいと思います。

1.初心者のほとんどが負ける世界

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おそらくこちらにいらっしゃるほとんどの投資家の皆様が、FXについての何かしらの知識を既に有していらっしゃるかと思います。

しかしながら、実際に「FXで負けている人はどれぐらいいるでしょう?」とご質問をすると、あまりイメージ出来ていない投資家が多いのが実際のところです。

そこでまずは、FX投資家として生き残ることができる人が、「全体のどれぐらいいるのか?」をお話させていただきたいと思います。

●生き残るトレーダーは10%?

こちらが実際に計測されたデーターではありませんが、FX投資家として生き残れる人の割合は、「投資家全体の約10%程度ではないか?」と言われています。

90%もトレーダーが相場の世界から退場しているとは思えないほど、周りに投資家と呼ばれる人がたくさんいらっしゃる方も多いと思いますが、個人的な感想では、『FX投資家の退場率90%』と言うのは大きくは外れていないように感じています。

それもそのはず、例えば15年ほど前に投資について毎日のように語り合っていた友人のうち、勝ち残って今もトレードを続けているのは私以外に誰1人も残っていないためです。

また、先日、某有名トレーダーと話をしていて、10年ほど前に雑誌やメディアなどでよく取り上げられていたりしていて一緒に飲んでいたメンバーの内、「残っているのは我々2人しかいないよね・・」という話になったとき、思わず投資の世界の厳しさを痛感した瞬間でもありました。

FX初心者の皆様には、相場で負ける事はあったとしても、天才投資家ジョージ・ソロスが言う「まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ!」ではありませんが、先ずは出来るだけ長く細く生き残り続ける事を考えていただければと思います。

2.原資を維持することが必須な世界

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続いてFX投資における原資、つまり投資資産を維持することの大切さについてご紹介させていただきたいと思います。

●大負けはリカバリーできない

FXの世界では当然のことながら、負けトレードが続けば続くほど資産が目減りしていきます。

しかし当然のことではありますが、資産のレベルが大きくなればなるほどそれを取り返す事はだんだんと難しくなっていきます。

そこで、次の例を紹介させていただきたいと思います。

■10,000円を稼ぐトレードを目指すこと

あなたは投資資産として1億円持っていたとして、何だかの不労所得の結果、1年後に10,000円の利益をあげる必要があるとします。

一体どのようにして10,000円の利益を出すことを考えますか?

1億円を使って1年後に10,000円の不労所得を得ようと考えた場合、正直言ってその方法というのは無数に浮かんでくるのではないでしょうか?

例えば、外貨預金で積み立てたり、株や駐輪場や駐車場の経営、不動産の賃貸など、リスクの大小はあると思いますが、皆様それぞれたくさんの方法について思いつかれたはずです。
(余談ですが、現在、単純に日本の銀行に1億円預けた場合、例えば、みずほ銀行では金利0.001%なので、1年間預けても利息は1000円です)

しかし、例えば一気に金額を減らして100万円を使って1年後に10,000円の不労所得を得ようと考えた場合、その方法というのはいくつ思い浮かぶでしょう?

FXや株といったものが主軸となり、思い浮かばれた方がきっと多いのではないでしょうか?

つまりこれは、『稼ぐための資金が少ないと、稼ぐための方法や選択肢が狭まってくること』を意味しています。

方法や選択肢が少ないということは、『リスクが高い選択肢についても考えなくてはいけない場合もある』ことを意味し、それは要するに『負ける確率が上がる』ということになります。

■大負けをすると投資費用は戻らない

FXだけでなく投資の取引において大負けをしてしまうということは、そうした『高いリスクとなる勝負を避けることを可能とする投資金を大幅に減らす』ということを意味しています。

つまり、大負けをした時点で、次のトレードで負ける確率は上がってしまいますし、大きな負けの損失の補填をするためには、更に大きな利益が必要になるため、リスクもまた更に高い取引をしなければいけないようになってきてしまいます。

プロの投資家であったとしても、たった1度の大負けで、急にトレーディングスタイルを大幅に崩してしまうことも珍しくないので、特に初心者トレーダーにとって、大負けは絶対に避けなければいけないものと待っていると覚えておいてください。

3.守りのトレードを追求する

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さてそれでは最後に、FXで絶対に大負けをしてはいけない理由として、最も単純なお話をさせて頂きます。

それは、『大負けをすると冷静な判断が取れなくなる』という点です。

●人の精神はもろい

1度でも投資の世界で大敗を喫した人ならばわかると思うのですが、大負けをした後は全く別の人間になってしまいます。

人によっては、指1本さえ動かなくなってしまったり、急激な眠気に襲われたり、怒り狂ったり、泣き叫んだりと全くの別の人間になってしまいます。

また、少しでも負けを取り返そうとして無謀なトレードをしてしまう人も珍しくありませんが、当然そうした精神状態でまともなトレードができるはずもありませんので、結果は見えています。

人の精神というのは、それほど壊れやすいものだったりします。

●攻めよりも守りに特化する

そのためFX初心者の皆様には、どんな取引スタイルでも構いませんが、必ず大負けをすることがないような取引方法をすることだけは忘れないようにしておいていただければと思います。

こう言うと、「私のトレードは大丈夫!」という方も多いのですが、明日、100年や1000年に1度の大相場が来る可能性も否定できません。

たとえ、そうした急激な相場展開がやってきたとしても、大幅な投資資産の喪失が無いことも、意識の片隅には必ず置いておいていただければと思います。

4.まとめ

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さて、今回はFXのトレードで大負けすることの危険性についてお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか?

実際こういう風にお話ししている私自身、過去にトレードでは何度も痛い思いをしてきました。

たった1日で口座に入っている資産の全てを溶かしてしまったこともありますし、寝ている間に誤発注のポジションが取引され、起きると同時に絶望し、マウスをモニターに投げつけそうになった日もあります。

そうした中で、負けて学ぶことは多々ありますが、正直、負けて失うものの方が圧倒的に多かったです。

特に、FX初心者が大負けをしてしまうと「二度と投資をしない!」と考えてしまう人も少なくないのが現実です。

1人でも多くの投資家に生き残っていただくために、まずは守りのトレードを心がけて頂くことを強く推奨させていただきたいと思います。

今回も私の長いお話に最後までお付き合いいただきまして本当にありがとうございます。

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著者プロフィール

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西本豪
起業家/投資家。オーストラリア大手通信事業でのセールス時代にリーマンショックを経験。
『汗水流した給与も為替の影響で一瞬で半額になること』を知り、学生時代から始めたFXの世界へ本格参戦。
短期売買でエントリーしたポジションをスイングや長期ホールド型に伸ばすトレードを得意としています。

27歳でカナダで留学生向けのサービス会社を設立。
現在は、株式会社Childishの代表取締役としてココア留学・人材育成事業・IT広告事業・海外永住権・音楽家のサポート事業などを兼任しながら、投資家としても活動するマルチタスカー。

株式会社Childish:https://childish.co.jp/
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