カナダドル/円の為替相場見通しと稼ぐ運用戦略【2022年最新版】【鈴木拓也】

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こんにちは、元メガバンク為替ディーラーの鈴木拓也です。

2021年年初に見通しとして、1カナダドルは79~81円のレンジではあるものの84円をブレイクすると強い上昇トレンドとなるとお伝えしました。実際に3月に84円をブレイクすると10月には92円の高値をつけるまでカナダドル/円は上昇を続けています。今回はこのカナダドル/円(CAD/JPY)の上昇の背景と2022年に稼ぐための運用戦略についてお伝えしていきます。

【今回の記事でわかること】
2021年カナダドル/円の上昇の要因

2022年にカナダドル/円で稼ぐための戦略

※本記事は2021年12月30日までの情報を元に執筆しております。



1.2021年カナダドル/円の上昇要因

かなり強い上昇基調だったカナダドル/円ですが、その要因には世界経済・カナダ経済の回復、原油価格の高騰が挙げられます。

力強いカナダの経済回復

2021年のカナダの実質GDP成長率を確認していくと、第1四半期(1月~3月)が前年比年率5.6%増と3四半期連続で拡大。特に住宅ローン金利の低下などの影響で、住宅市場が前期比率43.3%増という盛況ぶりでした。この好調ぶりによりカナダドル/円は6月に90円を突破しています。

ただし、新型コロナ感染拡大(第4波)によって、第2四半期(4月~6月)は事前予想の2.5%増に対し、1.1%の減少。これが8月、9月時期のカナダドル/円の下落に繋がっています。しかし、10月30日に発表された第3四半期(7月~9月)は事前予想の3.0%増を大きく上回り5.4%増と、新型コロナ規制緩和による家計支出や輸出の増加がカナダ経済を押し上げました。10月下旬には一時93円に迫るところまでカナダドル/円は急騰しています。

CPI(消費者物価指数)も9月が4.4%と18年ぶりの高水準で、7ヶ月連続上昇となり、カナダ銀行(BOC)のインフレ目標である1.0~3.0%を上回りました。カナダの政策金利は2020年3月から0.25%をずっと維持し続けていますが、マックレム総裁は2022年後半の利上げを示唆。10月には金融政策の正常化のために量的緩和政策の終了が発表され、利上げ観測がさらに高まり、カナダドル/円上昇の追い風になっています。

原油価格の高騰

産油国であるカナダにとって、原油価格の変動は通貨価値に大きな影響を与えます。2020年3月にはマイナスまで落ち込んだ原油価格ですが、2021年1月には1バレル50ドルまで回復。さらに世界中がコロナ禍からの回復の中で需要が高まり、6月には70ドルを突破しました。これによりカナダドル/円は6月に高値を記録しています。コロナ禍では原油価格が暴落した経緯があり、そのリスクがまだ残っていることから、OPECやロシアといった主要産油国で構成されるOPECプラスがなかなか増産に方針転換しないことが原油価格高騰の原因でした。

ただしOPECプラスは8月より、毎月日量40万バレルの協調減産縮小を発表。これにより原油価格は一時期下落しました。それがカナダドル/円下落の要因になったのですが、9月以降は冬期に入りエネルギー需要が高まったことと、アメリカがハリケーンの影響で原油在庫が予想以上に減少したことにより再び原油価格は高騰し、10月下旬には一時期1バレル85ドルに到達しました。同様にカナダドル/円も10月にさらなる高値を付けています。カナダドル/円がここまで上昇いた背景には、間違いなくこのような原油価格の高騰があるのです。今後の問題は原油価格の高騰がいつまで続くのかという点でしょう。アメリカや日本、インドなどはOPECプラスに再三に渡り増産幅の拡大を要請している他、戦略備蓄の放出で需要緩和の動きを促進しようとしています。

2021年カナダドル/円の上昇要因のポイント!
カナダ経済の回復と高いインフレ率からの利上げ期待。
原油価格の高騰。



2.2022年にカナダドル/円で稼ぐための戦略

10月下旬以降は下降気味のカナダドル/円。ちょうど90円のラインで年越しとなりました。2022年はどのような戦略だとカナダドル/円で稼いでいくことができるのでしょうか。

84円が強いサポートラインになっている

フリーランド財務相は12月、カナダの景気が想定以上に好調であるとして、4月時点の1547億カナダドルの赤字を1445億カナダドル6.6%下方修正しています。一方でサプライチェーンの混乱や、11月の西部ブリティッシュコロンビア州の集中豪雨災害の被害などで、2021年GDP伸び率は4月時点の5.8%から下方修正して4.6%としています。ただし2022年、2023年分は上方修正していますので、さらなる経済の回復が期待できそうです。利上げは2023年4月着手の可能性が高まっています。

一方でオミクロン変異株の登場で新型コロナ感染拡大が再び懸念されており、ここが経済活動を阻害する可能性がありますが、テクニカル的には強いレジスタンスラインだった84円が、ブレイクした後は強いサポートラインになっていますので、2022年は84円から92円というレンジでの上下になってくることが考えられます。92円付近では売り、84円近くまで下落してきたら買いというスタンスです。

もみ合いの中で稼ぐにはループイフダン

90円辺りを上下するより狭いレンジでのもみ合いも予想されます。そうなると為替差益を稼ぐには取引回数を増やしていく必要があるでしょう。といっても本業が忙しいとなかなかチャートを確認する時間がなく、取引する機会も限定されてしまいます。そこでお勧めなのが、アイネット証券が提供している自動売買ツール「ループイフダン」です。

ループイフダンであれば設定がとてもシンプルなので自動売買取引初心者であっても問題なく始めることができます。本業や家事が忙しくても24時間取引を繰り返してくれます。寝ている時間でも利益を積み上げてくれるのです。ちなみにカナダドル/円であれば買いで設定するとプラススワップも積み上げていくことが可能です。現状は1Lotで4円~6円あたりのプラススワップですが、BOCの利上げが決まればプラススワップも大きくなるでしょう。

注意点としては新型コロナ感染が再拡大し、原油価格暴落などが起こるとサポートラインの84円をブレイクし、75円ラインまで下落する可能性がありますので、反対のトレンドが発生した場合は設定を解除してください。そうしないと含み損、損切りが続くことになります。あくまでもチャートなどの確認は毎日必要です。

2022年にカナダドル/円で稼ぐための戦略のポイント!
84円がサポートライン。これをブレイクすると強い下押しになる。
もみ合いの中ではループイフダンを利用して取引回数を増やして稼ぐ。



3.カナダドル/円の為替相場見通しと稼ぐ運用戦略【2022年最新版】のまとめ

2021年は上昇基調だったカナダドル/円。2022年もカナダ経済は好調を維持する見通しですし、利上げも実施される予定です。ただし、原油価格がどう変動するのか、オミクロン変異株が経済にどう影響するのか不透明な部分もあります。当面はもみ合いの中でどう稼いでいくのかを考えていくのがいいのではないでしょうか。

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著者プロフィール

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鈴木 拓也
・公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
・メガバンクの本店・香港支店で為替ディーラー業務を経験
・東京工業大学大学院修士課程修了
・株式会社フィンテラス代表取締役
運営サイト:https://fx-megabank.com/