【初心者必見】FX投資に役立つ相場の格言を紹介!【お金マン】
FXに限らず、投資にはさまざまな格言があります。
投資の歴史は歴史的に長年にわたります。
その長年の歴史において、投資家の方は様々な格言を残しています。
これらの格言は、FX投資においても非常に役に立つ、示唆に富む内容が多いです。
今回は、FX投資に役立つ相場の格言を紹介していきます。
この記事を読めば、
- トレードで勝っている時に役立つ格言
- 負けている時に役立つ格言
- 相場の動きについての格言
- 焦ってトレードしてしまう時に役立つ格言
- トレードスタイルを確立する上で役立つ格言
を理解することができます。
これらの格言は、これまでの歴戦のトレードをくぐり抜けてきた投資家が語る名言のため、格言を理解し、行動に移すことで、特に初心者のトレーダーの方には役立つ情報が豊富です。
1.FXをするにあたっての心構えに役立つ格言
まずは、FXをするにあたっての心構えについての格言を紹介していきます。
いのち金には手をつけるな
いのち金には手をつけるなとは、生活費や支払い予定のある学費など、生きていくのに必要な資金をつかって投資をするな、という意味です。
投資は、あくまでも余裕資金をつかって行うべきです。
もし、生活資金を使って取引をしてしまうと、いざ損失が発生した時に冷静さを欠いたトレードをし続けてしまいます。
そうすると、更に損失を拡大させてしまう可能性があります。
投資は、最悪なくなっても良いお金で行うべきで、生活に必要な資金を使ってしてはなりません。
用意周到は安全の父
用意周到は安全の父とは、投資をする前に万全に準備することで、ある程度リスクを抑えることができる、という意味です。
FXをはじめ、投資にはリスクがつきものです。
こうしたリスクに対して不必要に恐れるのではなく、下記のようなことを予め用意・想定をしておくことで、不測の事態にも柔軟に対応することができます。
- 投資に対する知識
- 投資対象について、状況を知っておく
- 損切りのタイミング
- 利益確定のタイミング
特に損切りや利益確定についての「出口戦略」を考えておくことは、トレードにおいて非常に大切になるので、肝に銘じてくようにしましょう。
ドタバタは避けよ
先ほど紹介した「用意周到は安全の父」と通じるものがありますが、トレードを行き当たりばったりでドタバタ取引するのは避けるべきです。
投資をする際は、自分なりにシナリオを用意しておくべきです。
冷静さを欠いてドタバタとトレードをしていると、なかなか勝ち続けることが難しくなり、負けるときに損失額が拡大してしまう恐れがあります。
大きく勝っていたり負けていたりする時こそ、冷静さを保ち、いつも通りの冷静な判断をくだせるように意識しておくことが大切です。
眠れぬ玉は持つな
自分の許容範囲を超えるほどの大きな金額でポジションを取るなど、相場の動きが気になって夜も眠れないような取引はしてはならない、という意味です。
玉とは信用取引における保有ポジションのことを指します。
ポジションを取った後、ドキドキしてしまうほど大きな金額を入れてしまうと、相場の急変などに対する不安が常に脳裏によぎります。
そうなってしまうと、精神衛生上苦しくなってしまい、冷静な判断を下すことができなくなります。
トレードにおいて、精神状態を整えることは何よりも大切です。
精神状態を乱してしまうほど大きなポジションを取ってしまい、相場の動きが常に気になってしまう、という状態は作らないようにしましょう。
2.勝っている時にこそ意識すべき格言
ここでは、トレードにおいて勝っており、少し驕りが出始めたタイミングで意識すべき格言を紹介していきます。
勝っていると自信過剰になり、無理なトレードをすることで最終的に資金を溶かしてしまう、ということもありえます。
是非、この格言を意識してトレードしてみてください。
驕り商い皆向かえ
この格言は、相場で大当たりすると、驕りの気持ちが芽生え、自信過剰になり、次々と強気のトレードを繰り返し、最終的に大損してしまう、という意味です。
Twitterなどでトレードの戦績を公表している方もいますが、どんどん勝ち続け、自信満々になっている方は、自信過剰になってしまい、とても危険です。
勝っている時こそ、平静さを保つようにつとめ、無謀なトレードを仕掛けないようにしましょう。
反対に、Twitterなどを活用している方で、勝ち続けており自信満々なトレーダーの方を見つければ、その方の逆張りをすることで利益を生むことができるかもしれません。
自信満々な人が公表するトレードの逆をつくのも1つの手です。
木は天まで伸びず
どんなに高い木でも、天まで届くことはありません。
それと同じように、どんな強気相場でも、それが永遠に続くことはありません。
相場が想定通りに進んでいるからこそ、冷静に相場の流れを注視し、出口戦略を意識するようにしましょう。
適切なタイミングでポジションを閉じれば、利益を残すことができます。
頭としっぽはくれてやれ
相場において、一番の理想は最安値(最高値)で買い(売り)、最高値(最安値)で売る(買う)ことで利益を最大化することです。
しかし、この理想を継続して実現していくことはほぼ不可能だと理解しておきましょう。
頭としっぽをすべて取ろうとすると、欲が出てしまい、適切な利益確定タイミングを逸してしまうこともあります。
ある程度のラインまで利益が伸びたら、利益確定することを意識しましょう。
3.負けている時に意識したい格言
ここでは、相場が想定通り動かず、含み損を抱えているような方向けにおすすめの格言を紹介していきます。
負けている時に意識すべきことは、「いつ損切りをするか」です。
損切りラインを意識しないままポジションを取り続けていても、損失拡大の可能性が高いです。
これから紹介する格言を意識して、損失を抑えるようにしていきましょう。
一文惜しみの百失い
一文惜しみの百失いとは、目先の小さな利益に心を奪われて、後で大きな損をすることに気づかないことを指します。
FXにおいては、保有しているポジションが含み損の時、損失が小さいうちに損切りをすれば良いものの、「いつか戻るだろう」と損失を先送りにすることで、更に損失が拡大してしまい、気づいたときには取り返しのつかない損失になってしまうことを言います。
このように、「いつか戻るだろう」というのは、希望的観測にすぎません。
早期の損切りを徹底し、傷口が浅いうちに撤退することがトレードを続けていく中で必要です。
損して休むは上の上
この格言は、損をしている時は損失を取り返そうとトレードするのではなく、いったん相場から離れて、冷静さを取り戻すべき、という意味です。
負けている時は、損失を取り返そうと必死になってしまいますよね。
そんな時だからこそ、トレードを重ねるのではなく、いったん相場から離れて冷静さを取り戻し、冷静な判断ができる状態になることが、トレーダーには求められています。
損をした後は、冷静さを取り戻すためにいったん相場を離れるようにしましょう。
4.アノマリーについての格言
最後に、季節的な相場の動きなど、アノマリーについての格言を紹介します。
節分天井、彼岸底
節分天井、彼岸底とは、2月の節分頃に直近の高値をつけて、その後は3月の春分の日をめどに相場が下落していく可能性が高い、ということを示す格言です。
下記は米国ドルのチャートです。
チャートの通り、節分頃に一度円安方向に上昇しますが、その後春分の日に向けて円高方向に下落していることがわかります。
このように、2月〜3月はドル円相場は下落の可能性が高いと言えます。
その背景には、
- 2月に大量の米国債が償還期限を迎える(ドル売り・円買い)
- 日本の輸出企業の決算が3月のため、ドルを円に変える取引が活性化(ドル売り・円買い)
の傾向にあるからです。
このアノマリーを知っているかどうかで、2月〜3月の立ち回り方が大きく変わりますので、意識するようにしてください。
ただし、あくまでもアノマリーのため、必ずしもこのような値動きになるわけではないので、妄信はしないようにしましょう。
5.まとめ
今回の記事では、初心者の方向けに、FX投資に役立つ格言を紹介していきました。
FXトレードにおいて何よりも大切になるのが、冷静に判断することです。
冷静な判断をするためには、今回紹介した格言を参考に、メンタルコントロールを徹底することです。
くれぐれも冷静さを欠いたトレードを積み重ねて、損失を拡大しないように気をつけましょう。
参考)ループイフダンとは?
参考)FX自動売買のおすすめランキング
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