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2021/07/15
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ループイフダン運用で「ほったらかし」「完全放置」はおすすめしない理由【スノーキー】

#FX
#自動売買・シストレ

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スノーキーこと小手川征也です。

ループイフダンの初心者さん向けの記事です。

今回は、ループイフダンでの「ほったらかし」「完全放置」運用に関する私の考えについて。



1.スノーキーのループイフダン・リピート系FX運用歴

私がループイフダンと出会い、リアル口座でスタートしたのは2016年11月です。

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この記事執筆時点では、4年半以上の私のループイフダンの運用期間が経過した、ということになります。

類似サービスの総称である「リピート系FX」で遡ると、運用をスタートしてからもう6年以上。



2.スノーキーがシステムトレード(自動売買)を始めた理由

多くの方が、FXのシステムトレード(自動売買)に求めることはほったらかし」で利益を出したいということだと思います。

私も同じでFXのシステムトレードをスタートした理由は、トレード(FX取引)に割く時間を減らしたい、という思いからでした。

30代の頃は体力もあったので、パソコンのモニターに張り付いて「スキャルピング」と呼ばれる短期売買を繰り返していた時期もありました。

ですが、40代に近づくにつれて「体力がついていかない」と考えるようになり、FXのシステムトレードを試してみることになり、いくつかの失敗を経てループイフダンと出会いました。

ループイフダンのことを知り、運用を始めてみて、チャートを見る時間は減っていきました。

私のループイフダン運用に関する考え方は、条件を満たすともらえます特典レポートをご覧いただけますと、より理解していただけるかと思います。

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3.ループイフダンは選択型・選ぶだけのシステムトレード

ループイフダンを私は「選択型FXシステムトレード」の一種とジャンル分けしています。

言い換えると選ぶだけのFXシステムトレードとも呼べます。

ループイフダンは売買システムを「選ぶだけ」なので、小難しい設定を一からしなくても、用意されている通貨ペア・設定値幅・売買方向から選択し、最大ポジション数や損切り設定のあり・なしを決定するだけ。

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ここで誤解が生じてしまいやすいのですが選ぶだけ」と「ほったらかし」は違います

最初に売買システムを稼働した後に、そのまま永遠にほったらかしをすることは個人的にはおすすめはしません



4.ループイフダン稼働後の「ほったらかし」をおすすめしない理由

ループイフダンを稼働後に「ほったらかし」を個人的におすすめしない理由。

私はループイフダンのことを「追尾型リピート系FX」と分類分けしています。

以下は買いの売買システム(ループイフダンの場合はB)を稼働後に為替が上昇していった場合のイメージ画像です。

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為替の値動きを追尾・追いかけてくれるループイフダンでは、どんどん為替レートの上の方でポジションを持ってくれます。

この仕様・仕組みがループイフダンの特徴であるのですが、問題は為替レートが上昇しすぎた場合。

上の画像と、さらにチャートでも見ていただいた方が、もっとイメージがわきやすいかもしれません。

以下の米ドル円月足チャートをご覧ください。

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もしもループイフダンの「B(買い)」で運用をスタートした時の為替レートが110円だった場合。

その後、米ドル円為替相場が上昇トレンドに乗ると、順調に利益を積み上げていってくれます。

B(買い)」稼働時に為替が上昇していくことは、基本的には嬉しいこと。

上のチャート上では2015年6月ごろには125円台まで上昇しています。

ここでループイフダンの仕様を思い出してください。

追尾型」であるループイフダンでは、「ほったらかし」で稼働を継続している場合には(選んだ売買システムの設定値幅によりますが)125円台近辺の買いポジションを保有していることになります。

ループイフダンで買いポジションが決済されるのは、それよりもさらに為替レートが上にいった時。

2015年以降、米ドル円が125円を超えたことは、この記事執筆時点(2021年7月11日時点)ではありません

つまり、かなり高値の買いポジションを持ってしまったら、なかなか決済されない状態が場合によっては数年間続いてしまう可能性があるということ。

さらにもう一つ。

ループイフダン運用を始めて間もない方にはイメージしづらいかもしれませんが、為替レートが高値圏まで上昇し、高値の買いポジションを持った時、稼働時の「ここまで下落しても大丈夫」の為替レートも変動しています。

為替レートが110円の時に、20円下落しても耐えられる設定にしていた場合は「為替レートが約90円まで下落しても大丈夫」だったのが、為替レートが125円まで稼働しっぱなしだと「為替レートが約105円まで下落しても大丈夫」と、為替レートが15円変動した分、耐えられるボーダーラインも上に移動しています。

そういったこともあり、ループイフダン運用では稼働後「ほったらかし」にせず、順調に為替が動いた(Bなら上昇・Sなら下落)時は稼働を停止・見直しを検討することを個人的におすすめします。

なお、今回は「B(買い)」で例を書きましたが「S(売り)」の場合は為替が下落していった場合に、安値圏での売りポジションを持ってしまう、ということです。



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ということで、私がループイフダンの「ほったらかし」「完全放置」をおすすめしないは以上です。

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著者プロフィール
スノーキー
スノーキー

小手川征也(こてがわゆきや)。 1973年生まれ。 大阪府出身、東京都在住のトレーダー。 2005年より株式投資、2008年よりFXを始める。 2012年に株式会社を設立し、法人口座でもFXの運用をスタート。 ループイフダン運用は2016年より開始。 著書に「FXで負けないたったひとつの資産運用(ループイフダン入門と実践)(扶桑社)」 「毎月3万円勝ち続ける FX必勝法!!(ソーテック社)」がある。