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2020/12/15
シストレ活用事例

山中康司のループイフダン戦略レポート(2020年12月②)

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ループイフダン「2020年12月の戦略・月中レビュー」

●セミナーのお知らせ

オンラインセミナーを12月16日(水)18:00〜19:30に開催します。詳細はアイネット証券のセミナーページをご覧ください。

https://inet-sec.co.jp/news/detail.jsp?id=364

●移動平均で攻めるループイフダン戦略(戦略概要)

長めのポジション保有を前提に「週足終値が20週移動平均線よりも上にあるか、下にあるかでトレンドを判断」します。ダマシを回避するため「実際の売買は、2週連続で終値が上か下というフィルター」をかけます。リスク管理はこれまで同様で最大ポジション数はドル円が10(その他は5)、損切設定はあり、とします。(*下線部分は11月から)

使用チャートは日々の動きを明確にするため、複数時間枠表示という手法で日足チャートに週足移動平均線を重ねています。階段状になっているのはそのためで、1週間(5営業日)単位で移動平均線の値が変化していることがわかります。また、週足終値の位置を間違えないよう、日足を1週間ずつ青い四角で囲ってあります。つまり、青い四角の中の最後の日足終値が週足終値と同じです。また紫の四角で1か月を囲み、各月の値動きもわかりやすくなります。

ポートフォリオ全体の資金管理としては、以前の戦略と同様「1か月の最大想定損失額25万円以上に到達した通貨ペアに関しては、いったん全てのポジションを仕切った上で月末まで運用見送り」というスタンスです。なお、この状態で「ポジションが無い状態での翌月のエントリーは、2週連続で終値が上か下かというトレンドが確定した週末を待つこと」としています。つまり、再エントリーの場合でもフィルターをかけます。

ポートフォリオ全体としては、証拠金の6%を超える損失(当レポートでは30万円超の損失)で、全ての利益が出ているポジションも含めて成り行き決済とし、その場合は月末まで一切ポジションを持ちません。これは、複数通貨ペアで25万円以上の損失が出ることが無いようにするためのセーフネットです。

●ドル円

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※赤い線が移動平均線です。

12月15日までのレンジ=103.51〜104.75

12月15日時点の戦略=S50を継続

12月前半のドル円は、欧州通貨特にポンドに市場参加者の注目が集まっていることもあって蚊帳の外状態、前半の値幅も1円24銭に留まっています。海外では来週はクリスマス、国内では再来週は年末と市場参加者も減っていきますので、材料としては今週のFOMCをはじめとする主要国の金融政策決定会合に注目が集まります。また市場参加者が減ることで流動性が低下しますので、思わぬ値動きには注意したいところです。

ドル円は「S50」で継続運用しています。現時点のポジションは1単位、3,241円の含み損(平均約定レート103.840)となっていますが、下降局面での買い戻しを待っている状況です。12月前半の確定損益は9,789円の利益となっています。

●ユーロ円

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12月15日までのレンジ=124.37〜125.13

12月15日時点の戦略=12月7日にB80に転換

ユーロ円は12月に入り初日に大きく上昇しましたが、これはユーロドルが年初来高値を更新し2018年5月以来の高値をつけたことが大きかったためです。ユーロドルではテクニカルに新規の仕掛けが目立ち大幅高となりユーロ円も連れ高、しかし2日以降は高値圏でのもみあいを継続して目立った動きは出ていません。

ユーロ円は月初時点ではS80で運用していましたが、12月4日の終値でもって2週連続で週足移動平均線を上回って引けたことから7日にB80へと買い転換しています。現時点のポジションは1単位、4,700円の含み益(平均約定レート126.035)となっていますが設定値幅での利益確定を待っている状況です。12月前半の確定損益は53,070円の損失となっています。

●ポンド円

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12月15日までのレンジ=136.82〜140.71

12月15日時点の戦略=B100を継続

12月前半のポンド円は、月初はユーロドルの上昇もあって11月高値をわずかに更新する動きとなりましたが、その後は難航するEUと英国との通商協議を懸念してじり安の動きとなり、先週末には期限切れリスクが高まったことkら137円割れの動きとなりました。しかし週末に協議継続で合意とのニュースが流れたことでポンドが大きく窓を空けて買われています。年末の移行期間終了まで残された時間は半月、通商協議の行方次第でポンドの動きも決まってくるでしょう。

ポンド円は「B100」で継続運用しています。現時点のポジションは2単位、16,901円の含み損(平均約定レート139.669)となっていますが、上昇局面での売り直しを待っている状況です。12月前半の確定損益は60,074円の利益となっています。

●豪ドル円

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12月15日までのレンジ=76.58〜78.78

12月15日時点の戦略=B80を継続

12月前半の豪ドル円は前月からの底堅い地合いを継続し、10日には年初来高値を更新する動きとなりました。新型コロナのワクチン接種が英国を皮切りに始まったことから、世界経済の回復期待が資源国通貨の豪ドルの好材料となった面と、テクニカルに新規の買い仕掛けが出たという面があります。また豪ドル以上にNZドルが強い展開が続いていたため、12月に入って豪ドルがNZドルの動きに追随したことも大きかったようです。

豪ドル円は「B80」で継続運用しています。現時点のポジションは1単位、423円の含み益(平均約定レート78.326)となっていますが、設定値幅での利益確定を待っている状況です。12月前半の確定損益は15,627円の利益となっています。

●ユーロドル

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12月15日までのレンジ=1.1926〜1.2178

12月15日時点の戦略=B60を継続

12月前半のユーロドルは月初から年初来高値を更新しテクニカルな買いが高値1.2178レベルと2018年5月以来の高値をつけることとなりました。その後も全般的なドル安地合いから高値圏でのもみあいとなっていますが、長期的には2018年高値の1.25台半ばと今年の安値1.06台前半との戻しのターゲットが1.21台半ばとなっていたことから、短期的には1.21台はいったん踊り場となりやすい水準です。EUと英国との通商協議も行方が不透明で、年末に向けてポンドとともにもう一動きありそうです。

ユーロドルは「B60」で運用していましたが、10月29日に冒頭の理由によってポジションを決済しました。月末時点のポジションはなし、10月の確定損益は51,990円の損失となりました。

ユーロドルは「B60」で継続運用しています。現時点のポジションは1単位、1,202円の含み損(平均約定レート1.21624)となっていますが、上昇局面での売り直しを待っている状況です。12月前半の確定損益は30,031円の利益となっています。

 

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●カナダ円(チャート、ゾーンのみ)

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12月15日時点の戦略=12月7日に「B80」に転換

●スイス円(チャート、ゾーンのみ)

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12月15日時点の戦略=12月14日にB80に転換

●ランド円(チャート、ゾーンのみ)

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12月15日時点の戦略=B50を継続

●トルコリラ円(チャート、ゾーンのみ)

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12月15日時点の戦略=S50を継続

●メキシコペソ円(チャート、ゾーンのみ)

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12月15日時点の戦略=B50を継続

●NZドルドル(チャート、ゾーンのみ)

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12月15日時点の戦略=B80を継続

●豪ドルNZドル(チャート、ゾーンのみ)

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12月15日時点の戦略=S80を継続

 

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