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2020/12/01
FX投資

山中康司のループイフダン戦略レポート(2020年12月①)

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ループイフダン「2020年12月の戦略」

●過去のセミナー、次回セミナーのお知らせ

当レポートの戦略と相場動向について解説しています。以下のURLから7月22日のオンディマンドをどなたでもご視聴いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=kpLvsup2kNw

次回オンラインセミナーは12月16日(水)18:00〜で調整中です。詳細が決まりましたらアイネット証券のセミナーページに掲載されますので、そちらをご覧ください。次回レポートでも告知いたします。

●移動平均で攻めるループイフダン戦略(戦略概要)

長めのポジション保有を前提に「週足終値が20週移動平均線よりも上にあるか、下にあるかでトレンドを判断」します。ダマシを回避するため「実際の売買は、2週連続で終値が上か下というフィルター」をかけます。リスク管理はこれまで同様で最大ポジション数はドル円が10(その他は5)、損切設定はあり、とします。(*下線部分は11月から)

使用チャートは日々の動きを明確にするため、複数時間枠表示という手法で日足チャートに週足移動平均線を重ねています。階段状になっているのはそのためで、1週間(5営業日)単位で移動平均線の値が変化していることがわかります。また、週足終値の位置を間違えないよう、日足を1週間ずつ青い四角で囲ってあります。つまり、青い四角の中の最後の日足終値が週足終値と同じです。また紫の四角で1か月を囲み、各月の値動きもわかりやすくなります。

ポートフォリオ全体の資金管理としては、以前の戦略と同様「1か月の最大想定損失額25万円以上に到達した通貨ペアに関しては、いったん全てのポジションを仕切った上で月末まで運用見送り」というスタンスです。なお、この状態で「ポジションが無い状態での翌月のエントリーは、2週連続で終値が上か下かというトレンドが確定した週末を待つこと」としています。つまり、再エントリーの場合でもフィルターをかけます。

ポートフォリオ全体としては、証拠金の6%を超える損失(当レポートでは30万円超の損失)で、全ての利益が出ているポジションも含めて成り行き決済とし、その場合は月末まで一切ポジションを持ちません。これは、複数通貨ペアで25万円以上の損失が出ることが無いようにするためのセーフネットです。

●ドル円

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※赤い線が移動平均線です。

11月のレンジ=103.19〜105.68

12月の戦略=S50を継続

ドル円は「S50」で継続運用しています。したが、10月29日に冒頭の理由によってポジションを決済しました。月末時点のポジションはなし、10月の確定損益は7,728円の利益となりました。

ドル円は11月から「S50」で運用再開しています。現時点のポジションは1単位、4,091円の含み益(平均約定レート104.856)となっていますが設定値幅での利益確定を待っている状況です。11月前半は注文ミスで第2週からの取引開始となったため、確定損益は4,924円の利益となっています。

現時点のポジションは1単位、5,582円の含み損(平均約定レート104.108)となっていますが下降局面での買い戻しを待っている状態です。11月の確定損益は23,965円の利益となっています。

●ユーロ円

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11月のレンジ=121.69〜125.13

11月の戦略=S80を継続、今週末終値が移動平均線を上回ればB80に転換

11月のユーロ円は、ロックダウンによる景気再減速懸念から前月末に安値をつけていましたが、11月は月初を安値に世界的な株高の動きも手伝って上昇しました。月後半は12月ECB理事会での追加緩和思惑や英国とEUとの通商協議への懸念もあって下押しする場面も見られましたが、月末に向けてはユーロドルが1.20の大台を目指す動きとともに月間高値に並ぶ動きとなりました。

現時点のポジションは3単位、12,844円の含み損(平均約定レート124.277)となっていますが下降局面での買い戻しを待っている状態です。11月の確定損益は8,058円の利益となっています。

●ポンド円

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11月のレンジ=134.89〜140.32

12月の戦略=11月23日にB100に転換し継続中

11月のポンド円は部分的ロックダウン実施にも関わらず、EUとの通商協議に対する楽観的な思惑もあり思いのほか底堅いスタートを切りました。その後は株高による上げ、通商協議難航による売りなどは出たものの底堅い動きを続けています。ロックダウン効果も出て英国の新規感染者数が早期に落ち着いたこと、世界に先駆けてワクチン接種に向かっていることもポンド買いにつながりました。しかし、移行期間終了まで残りいよいよ1か月、合意無き離脱となるリスクは依然としてあるため、12月のポンドの動きには要注意です。

ポンド円は「S100」で運用していましたが、11月20日の終値で2週連続で移動平均線を上回りましたので、11月23日にB100へと転換しました。現時点のポジションは1単位、1,590円の含み益(平均約定レート139.107)となっていますが上昇局面で設定幅での利益確定を待っている状態です。11月の確定損益は24,627円の利益となっています。

●豪ドル円

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11月のレンジ=73.20〜77.11

12月の戦略=11月23日にB80に転換し継続中

11月の豪ドル円は前月末から利下げ思惑で下げていたこともあって、実際に3日に利下げが行われた際は豪ドル売り材料出尽くしで買われる動きとなりました。その後は世界的な株高の動きもあって豪ドル円は底堅く推移し、バイデン政権誕生は米中関係の改善につながるであろうことから、豪中関係もまた改善方向に向かうという思惑も豪ドル買いに繋がったと考えられます。

豪ドル円は「S80」で運用していましたが、11月20日の終値で2週連続で移動平均線を上回りましたので、11月23日にB80へと転換しました。現時点のポジションは1単位、890円の含み益(平均約定レート76.671)となっていますが上昇局面で設定幅での利益確定を待っている状態です。11月の確定損益は19,267円の損失となっています。

●ユーロドル

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11月のレンジ=1.1604〜1.2003

12月の戦略=B60を継続

11月のユーロは月前半に前月安値抜け失敗、高値抜け失敗とダマシが続くやりにくい相場が続きましたが、ドル安の動きがユーロを中心に見られたことで、ドル指数が年初来安値を更新する動きの中で、ユーロドルは1.20の大台に乗せる動きを見せました。しかし、大台越えではユーロ売りオーダーが見られ、年初来高値を試すことが出来ずに、実需売りとともに失速気味での月末を迎えました。

ユーロドルは「B60」で運用していましたが、10月29日に冒頭の理由によってポジションを決済しました。月末時点のポジションはなし、10月の確定損益は51,990円の損失となりました。

現時点のポジションは1単位、2,993円の含み損(平均約定レート1.19815)となっていますが上昇局面での売り直しを待っている状態です。11月の確定損益は16,855円の利益となっています。

 

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●カナダ円(チャート、ゾーンのみ)

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12月の戦略=「S80」を継続(12月第1週の終値の位置次第でB80に転換)

●スイス円(チャート、ゾーンのみ)

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12月の戦略=S80を継続

●ランド円(チャート、ゾーンのみ)

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12月の戦略=B50を継続

●トルコリラ円(チャート、ゾーンのみ)

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12月の戦略=S50を継続

●メキシコペソ円(チャート、ゾーンのみ)

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12月の戦略=B50を継続

●NZドルドル(チャート、ゾーンのみ)

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12月の戦略=B80を継続

●豪ドルNZドル(チャート、ゾーンのみ)

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12月の戦略=S80を継続

 

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著者プロフィール
山中康司
山中康司
1982年アメリカ銀行入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリー・マネージャー。1997年日興証券入社、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。2002年アセンダント社設立・取締役。テクニカル分析と独自のサイクル分析を融合させたトレンド分析には定評がある。ループイフダン関連書籍『マンガでわかる FXの新常識ループ・イフダンでらくらく稼ぐ』を監修。