順張りと逆張り。どちらが本当に必要なのでしょうか。売り買いとは順張りと逆張り両方をしていることになります。【SSS】
為替の変動エネルギーは、尽きることがありません。自然によるものであったり、人の手によるものであったり様々な要因で変動し続けます。
為替つまり、日本のお金円と、外国のお金、例えばドルの価値は常に変動します。変動は様々な観点から始まります。例えば、気候変動により、大きな台風が来て、その台風がアメリカの地に上陸、結果的に大きな経済的ダメージを受けるとか。日本も災害が多い国ですので、大きな変動の渦で、大災害が起きるとか、今回のコロナウイルスのように、大きな疫病がはやるなど、様々な要因で、変動が繰り返されます。この変動は変化し続けるすべての事象により、常にある一定の量が起きていくものだと思っています。変動の中で、日々暮らしており、変動から逃げることは不可能ですし、変動エネルギーはすべてのもとでもあります。お金にも影響を及ぼす変動エネルギーは、外国と日本の通貨価値を大きく変えていきます。自然災害のみならず、人の活動、つまり経済や軍事などによっても大きくその価値が変動していきます。この変動は尽きることがないエネルギーです。
FXのキャピタルゲインは変動を利用することで生じる利益です。買った後、売って、再度買い戻して初めて価値が出ます。
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FXは順張りと逆張りの2パターンがありますが、短期と長期で両方必要になります。
FXにおける、2つのトレードのパターンの分け方に、順張りと逆張りがあります。順張りは現在為替が向いているほうに、ポジションを持つこと、つまりドル円が上がっているときであれば、ドルを買い続ける方向が順張りとなります。逆張りは現在為替が向いている方とは逆の方向にポジションを持つこと、つまりドル円が上がっているにもかかわらず、ドルを売り、円を買い戻す動きです。この順張りと逆張りは極めて難しく、理解がなかなか及ばないですね。例えば、ドルが円に対して値を上げていく上方向の順張りをしたとして、ドルを円で買ったとしても、いつかはドルを売って、円を買い戻す必要が生じます。ではいつ買い戻せばいいのか。これを判断するのが極めて難しいのです。順張りは、ある時間軸の中では正解ですが、より大きな時間軸の中では逆張り、つまり、逆にポジションを持つ方が、利益になるのかもしれません。短期時間軸と、長期時間軸を分ける時に必要な概念として、証拠金の量があります。証拠金はFXシステムにおいて重要なルールであり、証拠金維持率が減じると取引ができなくなります。証拠金がどの程度の値幅まで、耐えられるか、またその値幅が起きる時間がどの程度の時間かで、大きくその結果が変わってきます。短期的に順張りでも長期で逆張り方向に為替が動くのならば、その利益は一時的なものになる可能性が生じます。短期と長期の順張りと逆張りをどのように考えるかが重要です。
FXが7割レンジであるという観点から順張りと逆張りを考えないのも手と思います。あとは資金が増えるまで待てるかですね。
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