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2020/01/10
シストレ活用事例

7すくみが思ったよりいいのかもしれません。どうするかな。【SSS】

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アイネット証券のループイフダンをすくみの形で仕掛けております。

アイネット証券のループイフダンはFXの自動売買です。この自動売買では相場の変動、つまりボラティリティを利用して利益を出します。アイネット証券のループイフダンを使ってお互いが、じゃんけんのぐー、ちょき、ぱーとなるように仕掛けたのが、すくみ手法となります。すくみは、単純なドル円ユーロの3すくみ、ドル円ユーロ豪ドルの4すくみなど、対円だけでない通貨ペアがあれば、十分に成立する手法です。このすくみ手法をアイネット証券ループイフダンで仕掛けていますが、良く使っていたのが5すくみで、安定した値動きが常に認められ、素晴らしい利益が出ています。

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7すくみが可能になったループイフダン。ここまでのところは素晴らしい推移で利益が出ています。

また、ループイフダンの通貨ペアが2019年11月11日より増えましたので、7すくみが可能となっています。1か月ほど経過しましたが、こちらも極めて安定的に利益が出続けています。もともとの5すくみに加えて、最近追加された通貨ペアである、USD/CHF、GBP/USD、EUR/GBPを追加することで、7すくみが完成します。アイネット証券は毎年少しづつ通貨ペアを追加してくれますので、4すくみから5すくみ、その後の7すくみなど戦略の幅がいろいろ広がります。

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この追加された通貨ペアで行える7すくみは、スイスフラン (CHF) やイギリスポンド (GBP) を含みますので、恐ろしい値動きとなる可能性はあります。若干使い続けるかを迷っていますが、ボラティリティが低い時にはやはり使いやすいという印象も持っています。最近ボラティリティが低すぎて、自動売買で利益が出ずらくなってしまっています。これは少し改善の余地があるなと思っていました。ちょうど改善のタイミングでこれらの通貨ペアができましたし、これで仕掛けた7すくみが素晴らしい戦績を出しています。いろいろ考えさせられることとなりました。



スイスフランと、イギリスポンドは、7すくみを構成するスイスフランと、イギリスポンドは、ショックが良く起きますが、回帰性がある点では、トルコリラ投資よりは安全なのかもしれません。

回帰性、つまり同じチャート位置に戻ってくるという考え方は大変重要なポイントで、トルコリラ投資ではこれができないために考えを改める必要が出てきてしまいます。トルコリラ円は言わずと知れた高金利通貨であり、アイネット証券のループイフダンでもその通貨ペアでの仕掛けをかけています。ただ、ここ最近一気に金利が低下しており、スワップポイントが減じている状態が続いています。これはスワップポイントが欲しい方にとってすれば良くない傾向かもしれませんが、金利が低くなる=通貨の信用が上がることになりますので、それほど悪くない傾向とは思っています。つまりトルコリラ円の通貨ペアが高い方向へシフトしていく可能性が出てきたということにもなります。対円でリラが上昇していけば、スワップポイントが少しくらい減ろうとも悪くない状況が保てるためです。回帰性が回復してくればトルコリラ円投資は再度価値が出てきます。ただ、他の通貨もマイナス金利と通貨の信用が上がってきています。その相対差では未だトルコリラは円やその他通貨に対して弱い価値しか持たない可能性はあります。一方、スイスフランや、イギリスポンドは先進国の通貨であり、これら通貨の価値は下がることもあれば、上がることもあります。また様々なショックが起きることで、これらの通貨は上にも下にも大きく動きますが、逆から見れば、大きく動くことで、利益が上がりやすい、自動売買の時間を減じてくれることにもなります。この2つの通貨ペアは回帰性=つまり同じ位置に戻ってくる性質をもっていますので、その点ではトルコリラよりは、回帰性の面で見ると安全な投資なのかもしれません。



スイスフラン、イギリスポンドを使った7すくみはしっかりと見ていきたいと思います。

現在三角持ち合いが続いており、すくみ手法から、トレンド手法に変化させる時期でもありますが、スイスフランや、イギリスポンドを使った7すくみではより大きな値動きに耐えられるように、設計をしますので、他の通貨ペアの5すくみや3すくみなどでトレンドがでたとしても、スイスフランや、イギリスポンドの値動きをカバーするような証拠金からすると、十分な状態となる可能性は出てきます。単純なすくみの範囲の大きさを最初から大きくしておくことができる、そもそも必要な通貨ペアでもあり、悪くないなという印象を持ちつつあります。ただ、どうするか。本当にショックが起きたときには、スプレッドが大きくなり、通貨ペアの両建てが大きな含み損を抱えることにもなります。これらの含み損をどう考えるかが今後の焦点となってきそうですが、わからないときには少しだけ始めるが鉄則。7すくみを両方向で1周だけ仕掛けてみることで、スイスフラン、イギリスポンドの値動きを肌で感じてみたいと思います。今後これらの通貨ペアが織りなす状況がどのようになっていくかは、随時こちらや、私のブログでも記載、発信を続けたいと思います。

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著者プロフィール
SSS
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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。