FX自動売買で儲けるコツ | リスクやデメリットも踏まえたおすすめの方法【Yuki】
こんにちは。為替研究所のYuki(@kawaselab)です。
私も最近は自動売買のポジションが増えており、今では公開運用しているだけでも700万円以上自動売買で運用し、着実に利益をあげることができております。
しかし、世の中では「自動売買は儲からない」とか、「自動売買はリスクが高い」と言ったことが言われることもあるので、今回は、自動売買のリスクやデメリットを考え、それらを踏まえた上で儲けるためのコツを解説したいと思います。
結論から言うと、以下のような点がコツと言えます。
- レンジ相場になりやすく、レンジの幅も小さい通貨ペアで取引する(個人的に一番おすすめなのは豪ドル/NZドル
- ロスカットを「史上最安値」「史上最高値」とかで安心せず、かなり余裕を持たせる
- 手数料やスプレッド等の取引コストが低く、スワップポイントが高い会社で取引する
豪ドル/NZドルがおすすめという点については、私は豪ドル/NZドルで400万円以上自動売買を行っておりますが、そこではハイリスク設定のものは利回り40%近く、リスクを抑えて史上最安値よりはるかに安い0.91まで耐える安全設定でも利回り10%近くを得ております。
関連記事:豪ドル/NZドルループイフダン私の実績と、自動売買における含み損の重要性
なお、取引コストやスワップポイントの面で言うと、この豪ドル/NZドルを自動売買で運用する上では、取引コストでもスワップポイントでも、どちらで考えてもループイフダンが一番おすすめで、実際に私のサイトでも他社と比較検討したことがあったのですが、ループイフダンが圧勝したため、こちらに一本化しました。
関連記事:【利回り38%】ループイフダン豪ドル/NZドルVSコアレンジャー、360万円比較の設定
上の記事では具体的な設定方法も詳しく書いているので、興味があれば是非ご覧ください。
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以下の順番で書いていきます。
そもそもFX自動売買とは何か?
FX自動売買のメリット
放置していても24時間全自動で取引し、不労所得をくれる
短期的な相場の上下を予想しなくても良い
リスク管理がしやすい
感情に左右されずに取引できる
FX自動売買のデメリットとリスク
トレンドのある通貨ペアで、逆行してしまうと含み損が膨らむ
ロスカットラインが甘いとあっさり割ることがある
スプレッド、手数料等の取引コストや、スワップの条件が悪いことが多い
FX自動売買で儲けるコツ
自動売買では、レンジ相場になりやすい通貨ペアを選ぶ
史上最安値、史上最高値で安心せず、余裕を持たせる
スプレッド、手数料等の取引コストが安く、スワップポイントが高いところを選ぶ
FX自動売買の最新比較2019年
そもそもFX自動売買とは何か?
まず、自動売買とはどういうものかから説明します。自動売買には大きく、
- リピート系
- シストレ系
の2種類があります。
前者は、「下がったら買う、上がったら売る」を自動でやってくれるもので、つまるところIfDone注文を連続してやってくれるというものです(ループイフダンとかは、まさに名前からしてIfDone注文を連続しているのが分かりやすいかと思います)
後者のシストレ系は、例えば
- 移動平均線がゴールデンクロスしたら買い、デッドクロスしたら売り
- RSIが30%まで落ちたら買い、70%まで上がったら売り
- 最近だとニュースをテキストマイニングして、AIで売買をするもの
等、色々なものがあります。
私がやっているのは前者で、というのも、後者については、テクニカル指標の当てはまりは相場の置かれた状況によって異なり、「このルールでやっていれば勝てる」というものを探すのは錬金術を探すような超難易度であること、後者は個人的にはまだAIを信じ切れていないというのが理由です。
なので、これから先は前者のリピート系の自動売買について説明していきます。
FX自動売買のメリット
まず、自動売買は何が良いのかというメリットを簡単におさらいしましょう。自動売買には、主に、
- 放置していても24時間全自動で取引し、不労所得をくれる
- 短期的な相場の上下を予想しなくても良い
- リスク管理がしやすい
- 感情に左右されずに取引できる
というメリットがあります。
放置していても24時間全自動で取引し、不労所得をくれる
FXはほぼ24時間相場が動きますが、普通の人は仕事や生活、睡眠等もあるので、四六時中相場に張り付くことはできません。
また、相場が一番活発に動くと言われるニューヨーク時間は、日本時間では深夜から早朝であり、ほとんどの人にとって寝ている時間帯で、ここでトレードするのはなかなか難しいです。
しかし、自動売買であれば、設定さえ入れておけば、あとは寝ている間も、仕事している間も、遊んでいる間も全自動で24時間取引してくれます。
また、こうやって24時間自動で取引してくれると、細かく利益を積み上げるような設定も可能で、例えば2018年に15銭ごとに売り買いする自動売買を入れていれば、裁量取引で上下動をスイングトレードで理想的に取った以上の利益をあげることができます。
出典:アイネット証券
短期的な相場の上下を予想しなくても良い
自動売買では、今日明日どう動くかとか、来週どうなっているといった、短期の相場予想は不要で、大きな流れさえ間違えなければ、長い目で見て利益をあげられるというのもメリットです。
上の例でも、スイングトレードであれば、「いつまで落ちるのか」「どこで反発するのか」「今度はどこまで上がるのか」等々、「次どうなるか」というのを予想していかないといけませんが、自動売買では、「大きな流れでレンジ相場」「長い目で見れば上昇トレンドになるはず」という予想ができていれば、それだけで十分というのが魅力です。
リスク管理がしやすい
私も「自動売買のような形で、少しずつ買い下がり、少しずつ利確する」というようなトレードをすることもあるのですが、これをやるには、しっかりと自分のポジションがどこまで増えて、その時どのくらい含み損になって、証拠金がいくら必要で・・・・というのを計算しないといけません。
それに対して、自動売買であれば、はじめに設定する段階で「どこまで耐えられるか」「必要証拠金はどのくらいか」といったことが分かるものがほとんどで、その点でリスク管理はしやすいといえます。
感情に左右されずに取引できる
FXに限らず投資は「メンタル勝負」な面がかなりあり、「下がった時に買う恐怖」「上がった時にもっと伸ばせるのではないかという欲」等、トレード中に「邪念」が入って、その結果利益を出し損ねることは、往々にしてあります。
しかし自動売買では、元々決めた通りでトレードが行われるので、感情が入る余地がなく、コツコツと利益を積み重ねることができます。
以上のように、自動売買には、
- 放置していても24時間全自動で取引し、不労所得をくれる
- 短期的な相場の上下を予想しなくても良い
- リスク管理がしやすい
- 感情に左右されずに取引できる
というメリットがあります。
では、次は逆に自動売買のデメリットやリスクについて見ていきましょう。
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FX自動売買のデメリットとリスク
FX自動売買のデメリット、リスクについては、
- トレンドのある通貨ペアで、逆行してしまうと含み損が膨らむ
- ロスカットラインが甘いとあっさり割ることがある
- スプレッド、手数料等の取引コストや、スワップの条件が悪いことが多い
という点があげられます。
トレンドのある通貨ペアで逆行してしまうと含み損が膨らむ
自動売買は「下がったら買い、上がったら売り」ということなのですが、ということは、下がり続ける通貨ペアを買ってしまったり、上がり続ける通貨ペアを売ってしまえばどんどんポジションが膨らみ、どんどん含み損も膨らみ続けることになります。
そのため、メリットで書いたように短期的な相場予想は不要ですが、長期的な相場予想は必要で、全く相場観がない人がやってしまうとリスクが高いです。
ロスカットラインが甘いとあっさり割ることがある
1つ目のトレンド予想ともかかわるのですが、自動売買ではある程度長期で運用しますが、長い目で見ると、例えばリーマンショックのように急落し、その後も下落し続ける時もあれば、アベノミクス相場のようにじわじわと上げ続ける時もあります。
こういう時、ロスカットラインが甘いと、そこをあっさり抜けてポジションがロスカットされてしまい、結果大損・・・・ということになります。
スプレッド、手数料等の取引コストや、スワップの条件が悪いことが多い
自動売買は、トレーダーにとって24時間全自動で取引できるということは、裏を返せばFX会社からすれば絶え間なく注文が来るということで、それに対応するためには強靭なサーバーや、きちんとレートが出るようにカバー先金融機関と交渉しておくこと等、様々なコストがかかります。
そのため、取引手数料やスプレッド、スワップポイントなどは普通の裁量トレードの会社よりは悪くなります。
以上のように、
- トレンドのある通貨ペアで、逆行してしまうと含み損が膨らむ
- ロスカットラインが甘いとあっさり割ることがある
- スプレッド、手数料等の取引コストや、スワップの条件が悪いことが多い
というのが自動売買のデメリットでした。このデメリットを踏まえた上で、自動売買でどうやって儲けるのかというコツを説明します。
FX自動売買で儲けるコツ
自動売買で儲けるコツは、デメリットとちょうど裏表の関係にあり、
- 自動売買では、レンジ相場になりやすい通貨ペアを選ぶ
- 史上最安値、史上最高値で安心せず、余裕を持たせる
- スプレッド、手数料等の取引コストが安く、スワップポイントが高いところを選ぶ
という点にあります。
自動売買では、レンジ相場になりやすい通貨ペアを選ぶ
まず通貨ペアについては、トレンドで逆行すると厳しいということなので、裏を返せばレンジ相場になりやすい通貨ペアを選ぶのがコツとなります。
また「レンジ相場になりやすいか」というのは、数年単位とかではなく、月足で少なくとも10年以上は見るべきで、そうした中でレンジ相場になりやすいかどうかを考えるべきです。
では具体的にどういう通貨が良いかというと、個人的には冒頭でも書いたように豪ドル/NZドルという通貨ペアが一番おすすめで、これは豪ドルを買ってNZドルを売るというものなのですが、豪ドルとNZドルは
- どちらもオセアニア諸国の通貨
- どちらも中国経済の影響を大きく受ける
- どちらも先進国の中では比較的高金利
- どちらも緩やかに長期間経済成長が続いている
- どちらも公的債務残高が少なく、財政リスクが低い
というように、特徴が非常に似ているため、為替もほぼ同じような動きをして、その結果、豪ドル/NZドルという通貨ペアは、非常にレンジ相場になりやすい通貨ペアです。
実際、直近30年間の豪ドル/NZドルのチャートをご覧ください。
このように、1.0から1.4の間で安定してレンジ相場を形成しております。
このように安定してレンジ相場を形成する通貨ペアを選ぶのが、第一のコツです。
なお、私の豪ドル/NZドルの自動売買については、以下の記事でも書いているので、興味があればこちらもご覧ください。
【資産運用おすすめ】10万円から投資可能!Yukiの実績公開ポジション一覧
史上最安値、史上最高値で安心せず、余裕を持たせる
また、自動売買の設定でよく「史上最高値、史上最安値を目安」というのを聞きますが、これは個人的には危ないと思っており、特に高金利通貨系であれば、非常にハイリスクなことをしていると思っております。
というのも、史上最高値、史上最安値というのは、そこが近づいてきた時にはトレーダーは誰もが意識するポイントで、その付近まで来たらそこを抜いてロスカットを引き起こすための圧力がかかりやすく、抜ける時はあっさりと抜けてしまうからです。
特に高金利通貨系は、最近「史上最安値付近」のものが多いですが、これは「下値余地が小さい」という意味ではなく、「いつ最安値割れのアタックを受けてもおかしくない」という意味で、史上最安値近辺にロスカットを置くのは、たとえて言うならババ抜きで「ここにジョーカーがあります」と言ってるようなもので、かなり危険です。
なので、ロスカットラインは史上最高値、最安値より余裕を持って設定しておくべきです(もちろん、「今後そこは割らない」という自信がある時や、「多少リスクを負ってでも利回りを重視したい」といった意図がある場合は別です)
スプレッド、手数料等の取引コストが安く、スワップポイントが高いところを選ぶ
自動売買では年間では何十回、何百回と取引することになるので、スプレッド、手数料等の取引コストは非常に重要です。
例えば、1銭の違いであっても、1万通貨で1回あたり100円の違いになり、これが100回積み重なれば1万円、1,000回積み重なれば10万円というように、ちりも積もればかなり大きな差になります。
また、ポジションによってはかなり長い期間持つことになるので、スワップポイントも非常に重要で、例えば1日10円の違いがあれば、年間3,650円の差になり、自動売買でポジションがたまった時であれば、数万円、数十万円単位の違いになることもよくあります。
そのため、自動売買でも手数料、スプレッド、スワップポイントといった要素をしっかりと考え、条件の良いところで取引するべきです。
FX自動売買の最新おすすめ比較2019年
では、最後にFX自動売買でどこがおすすめなのか、比較します。まず、上でも書いた個人的に一番おすすめの豪ドル/NZドルの条件を比べると、以下の通りです。
スプレッド | スプレッド | 手数料 | 買いスワップ | 売りスワップ |
ループイフダン | 6 | 無料 | 1 | -11 |
トライオートFX | 9.8 | 無料 | 0 | -21 |
iサイクル注文 | 10 | 420 | 0 | -20 |
トラッキングトレード | 7.1 | 400 | 1 | -11 |
※スプレッドの単位はpips、スワップポイントは円単位で記載のある会社はその金額、NZドル単位のものはNZドル円70円で換算
このように、豪ドル/NZドルでは、スプレッド、取引手数料、スワップポイント、マイナススワップポイント全てでループイフダンが一番おすすめです。
また、それ以外の人気の通貨ペアで比べると、以下のようになっております。
【自動売買取引コスト比較(スプレッド、取引手数料)】
手数料 | ドル円 | 1万通貨 取引コスト |
ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | |
ループイフダン | 無料 | 2 | 200円 | 3 | 5 | 4 |
トラリピ | 無料 | 3〜4 | 200〜300円 | 4〜5 | 6〜7 | 5〜6 |
iサイクル注文 | 400 | 1 | 500円 | 2 | 3 | 3 |
トラッキングトレード | 400 | 0.3 | 430円 | 0.5 | 1 | 0.6 |
トライオートFX | 無料 | 4.3※ | 230円 | 4.5 | 5 | 4.6 |
※スプレッドの単位は円、トライオートFXは1万通貨未満の時の自動売買に係るスプレッド増加分往復4pipsを加算
【自動売買スワップポイント比較】
ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | |
ループイフダン | 72 | -16 | 31 | 20 |
トラリピ | 7 | -52 | 28 | 3 |
iサイクル注文 | 50 | -30 | 10 | 10 |
トラッキングトレード | 62 | -15 | 25 | 19 |
トライオートFX | 55 | -22 | 15 | 10 |
このように、取引コストでは、スプレッドだけ見るとトラッキングトレードが一番良さそうに見えますが、取引手数料も含めて考えると一番条件が良いのがループイフダンで、スワップポイントについては全てループイフダンが一番条件が良くなっております。
また、ループイフダンは、
- どの通貨にするか
- 買いか売りか
- 損切を入れるか入れないか
- 合計何本入れるか
- 何単位ずつポジションを持つか
を選ぶだけでできるというように、非常にシンプルな作りになっており、さらに1,000通貨単位でも手数料無料でできるので、初心者から上級者まで幅広くおすすめで、私も自動売買の中で一番よく使っております。
もしループイフダンに興味があれば、まずは口座開設をして、少額から使ってみると良いと思います(もちろん口座開設や口座維持手数料は一切無料です)
また、この記事から口座開設+取引で、3,000円のAmazonギフト券が貰える限定タイアップもあるので、口座開設はこの記事からするのがおすすめです(もちろん、口座開設手数料や、口座維持手数料は一切無料です)
口座開設は、
からできます。
今回は以上です。なお、私の自動売買や、それ以外でも再現性の高いトレードについては私のサイトで公開しているので、興味があればこちらも是非ご覧ください。
【資産運用おすすめ】10万円から投資可能!Yukiの実績公開ポジション一覧
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