FXの勉強法について | 様々な通貨や株価指数、債券利回り等も見てみよう【Yuki】

yuki.png

こんにちは。為替研究所のYuki(@kawaselab)です。

今回は、色々なところでよく聞かれる、「FXの勉強と言っても、どういうことをすればいいのか?」ということについて、私なりに思うことを書いていきたいと思います。

私自身は自動売買もやっておりますが、それ以外にも長期投資、スイングトレード、デイトレードやスキャルピング等の短期トレードまで幅広くやっており、また通貨ペアや株価指数も様々なものをやっており、これはある意味で「色々と広くやることが、結果として勝てるようになる」と考えているからやっているという側面もあり、その点についても書きたいと思います。

なお、この記事は、「FXのトレードの仕方やレバレッジの概念などは一応理解している」というレベルの人向けに書いていくので、本当にFXを触ったことない方には分かりづらかったり、逆に上級者の方にとっては簡単すぎて物足りないかと思いますが、その点はご了承ください。

 

色々な通貨ペアや株価指数等の数字を抑えるのが大事

FXでは色々な通貨がありますが、主要通貨(私が抑えているのはドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ、メキシコペソ)については一通り、「どういう通貨なのか」「どういう値動きの特徴があるのか」ということを覚え、さらにできれば、米国株価、米国10年債、日経平均、中国株、原油価格、金価格くらいまでは、なんとなくは理解しておいた方が良いと思います。

こういうと、「自分はドル円しかトレードしないから他のことなんてどうでもいい」と思われるかもしれませんが、個人的には、他の通貨や価格についても一通り最低限の知識は身に着けるべきだと思っており、というのも、ドル円しか見ていないと、例えばドル円が上がった時に、「ドルが強いのか」「円が弱いのか」が分からなかったり、「どういう背景でドルが強くなっているのか」といったことが見えないと考えているからです。

最近の相場で言うと、「金価格が上がって、円高ドル安が進行している」「その割に米国株価は堅調で最高値更新中、新興国通貨も割と強い」というようになっており、これらの状況を考えると、「一番のキーになるのは米国の金利動向」ということが分かります(利下げがあれば、金価格上昇、ドル安、米国株価高、新興国通貨高というのがセオリーで、一応その通りの動きではある)

ただし、ではどこまでの利下げが期待されているかについては、雇用統計が強かったためか、少し前と比べると米10年債利回りも持ち直し傾向が見られ、7月月初程の利下げ期待ではない、ということも分かります。

また、そもそも何故利下げが必要かというと、世界経済の減速見通しや、米中対立の深刻化により緩和が必要になるということが原因で、そう考えると、相場は強気というよりは、「最後のババ抜き」の状態に入っているのではないかというように推測できて、そうなると、「しばらく売りたい人を踏みあげる相場が続く」「その後に株価や新興国通貨など、リスク資産のどれかが大崩れしたら、一気にドカンと下げる」というようなシナリオを描くことができます(あくまで私個人の相場シナリオであり、これが絶対に正しいというものではないので、その点はご了承ください)

このように、色々な通貨や価格を見ていることで、相場の現状がどうなっていて、次に何が起こればどうなるか、といった仮説を立てやすくなり、こういう仮説があれば短期トレードでも長期トレードでも勝ちやすくなるので、色々と見ておくのは重要だと思っております。



各通貨や株価指数等の動きの研究方法

では、どうやってそれぞれの特徴を覚えるかというと、

  • 各通貨や株価指数、原油価格等、検索したり本を読んだりして、ざっくりと特徴や関係性を知る
  • 月足チャート等長めの時間足で、10年以上の長い期間の値動きを見て、「全体としてどう動いているのか」「何があった時に大きく動くのか」といったことを把握する
  • その時、ドルストレートでもどう動いているかを確認する
  • 日々市場全体を眺める癖をつけておき、今は何があったら動くかをアップデートしていく

ということかと思います。

この中で個人的に特に重要だと思うのは、月足チャートで長い期間を見ることで、これをやった上でその後も定期的に値動きを見ておけば、「今はこういう要因で動きやすい」「ただし、本来はもっと〇〇に反応してもいいはずでは?」といった仮説を立てやすくなります。

また、他にはクロス円だけではなく、ドルストレートでチャートを見ることも大事で、これは世界的には基軸通貨であるドルを中心に物を見られており、市場参加者も対ドルのレートを意識していることが多いことや、また、円自体が割と独特な動きをする通貨であり、ドルストレートで見るとまた違った見え方をする、ということもよくあるためです(例えば、2018年の豪ドルは、豪ドル円で見るとしばらくレンジ相場であったように見えましたが、ドルストレートで見ると一貫して綺麗な下落相場にありました)

日々の動きを見るうえでは、FX会社のレート一覧を全体的に見ることや、世界の株価や、Investing.com等をブックマークに入れておき、定期的に見るようにしていれば、追いやすいと思います。

また、私のTwitterでも個人的に気になった動きであったり、相場の自分なりの見方、私のトレードなどについて書いているので、よろしければそちらもご覧ください。

Twitter:Yuki(@kawaselab)

今回は以上です。まとめると、

  • 相場の全体感を把握するためにも、色々なものを見た方がいい
  • そのためには検索や本で知識を仕入れるだけでなく、実際に長期チャートで動きを確認した方がいい(ドルストレートも)
  • 日々の動きも定期的にウォッチして、今市場が何に注目しているのかを知る

のが大事だと考えております。

 

 

【注意事項】 

・本レポートは筆者の主観及び経験に基づき執筆されており、内容の正確性や完全性を保証するものではありません。筆者及び株式会社アイネット証券は、本レポートの利用あるいは取引により生ずるいかなる損害の責任を負うものではありません。

・本レポートはあくまでも参考情報であり、筆者及び株式会社アイネット証券は、為替やいかなる金融商品の売買を勧めるものではありません。取引を行う際はリスクを熟知した上、完全なる自己責任において行ってください。

・筆者及び株式会社アイネット証券の許可無く当レポートの全部もしくは一部の転送、複製、転用、検索可能システムへの保存はご遠慮ください。

 

著者プロフィール

著者アイコン
Yuki
FX歴11年目のファンダメンタルズ派トレーダー。主に短期から中期でのトレードを得意としており、最近は自動売買やスワップ投資も行っております。
2010年より為替研究所を運営。相場の見通しや、FXでのおすすめの投資方法などを分かりやすく解説しております。

ループイフダンでは、2019/2/11現在、豪ドル/NZドルとトルコリラを運用中。

為替研究所ブログ:https://kawase-fx-lab.com/

関連記事