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2019/07/01
シストレ活用事例

すくみが実績を出し続け、安定するのは、お互いが引き合うからですし、同じ方向に行くにも途中戻るためです。【SSS】

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アイネット証券のループイフダンをすくみの関係になるように、仕掛けています。

一つ前の記事にも記載しましたが、ループイフダンをすくみの関係になるように仕掛けています。すくみとはじゃんけんのような関係を指しており、ぐー、ちょき、ぱーの三種類がお互いに勝ち、負け、あいこを持つように仕掛ける手法をイメージしています。代表的なすくみとして、3すくみがあり、米ドル、ユーロ、円の3すくみは極めて単純で理解しやすいと思います。例えば、米ドルでユーロを買い、ユーロで円を買い、円で米ドルを買うと、米ドルで米ドルを買うこととなり、つまり両建てをしているのと同じにな状態です。これがすくみ手法という形で考えています。この手法を使いながら、アイネット証券のループイフダンを検討してきましたが、素晴らしく安定的な利益が出ています。



実績もしっかりと出てきました。この半年間では、ほとんどの期間において、含み損を差し引いても利益を出し続けています。

2019年1月からずっと、5すくみという形で、5つの通貨ペアを使いながら、ループイフダンのすくみを仕掛け続けています。この仕掛けの結果は、毎週記事にしております。約半年たったところで、5すくみのループイフダンの結果をみていくと、レンジの時は安定的に利益が出ており、トレンドが発生すると、含み損が一気に増えていくことが良くわかります。トレンドには弱く、レンジには強いのは予定通りです。ただトレンドでもある一定の範囲で、一方通行が落ち着くと、そのあと少しだけ戻るだけで一気に利益を取ることができます。戻しの利益も取りつつ、含み損が減じるので、すぐにもともとの利益くらいにはなってしまいます。そのため、反発がある中では、含み損は明日の利益となり、結果として利益の推移は素晴らしい状態を描くことが分かってきました。当然、トレンドがずっと発生し続ける、リーマンショッククラスの下落や、じわじわと上げ続ける相場などが来ると、レンジではなくなりますので、5すくみのレンジに対する素晴らしい安定感が減ります。結果、不安定にはなりますが、そうはいってもいつか反発するのが相場ですので、最終的には安定する可能性もまた高いです。また一度深い谷を経験すると、その後の上げ幅も大きくなりますので、結果として素晴らしい取引になることが考えられます。



すくみが安定するのは、お互いが引き合うためはあると思います。

ドルを売って、ドルを買うイメージになるすくみは、結局同じものを売ったり買ったりしているわけです。そのため、同じ位置まで戻ってくると素晴らしい利益を出し続けることができます。この同じ位置まで戻るためには、その他の通貨ペアも同じ状態になる必要があります。3、4、5すくみどの状態にも言えることは、ある通貨が高くなると、ほかの通貨が安くなり、その結果、安い通貨の国が輸出に強くなり、高い通貨の国が輸出に弱くなります。結果、対外債権の量が、安い通貨の国が大きくなる傾向、高い通貨の国が少なくなる傾向がでます。そのため、通貨の信用度が落ち、高い通貨は安くなり、安い通貨は高くなる現象が起きます。これはお互いが引き合っていると考えても、結果としておかしくないと思います。このように通貨ペアどうしには、お互いを引き合う干渉作用がついており、この作用のおかげで、ある一定の価格から大きく乖離することは考えにくいと思います。各国がこれほど経済的に連動したタイミングは未だかつてなく、各国通貨のすくみの状態はより安定化していく方に動いていくと考えることができます。通貨ペアの価値が上下する、ボラティリティも同時に減じていく可能性はありますが、ボラティリティは0になることは極めて考えづらく、ボラティリティの増減はあったとしても利益の源泉はなくなることはないのです。ボラティリティが上がれば、利益が短時間で上がりますし、ボラティリティが下がれば、安定感が付与されます。このすくみの状態はお互いが引き合うため、お互いの引力を両方を上手く使いこなしてくれるため、一つの通貨が悪くなる可能性が低く、単一通貨だけで価値を保全するよりも安全感が違います。



同じ方向に行くトレンドの間にも、戻りはあり逆向きの利益が一気に発生することでトレンドのマイナスをケアします。

トレンドが発生している時にも、完全に一方通行ではなく、少しばかりは戻りながら、トレンドのまま片方へ動いていくことがあります。この少し戻るときが、稼ぎ時です。極めて安定した利益が出てきます。例えば下方向でトレンドがでている時にも、少しは上方向に反発することもよくあります。この上方向への反発は最高で、利益が跳ね上がります。下で買い進めた通貨が上に上がるときに、利益になりつつ、上では再度売りを仕掛けますので、買いのポジションを反対売買する、つまり売りがある一定時間に積みあがります。これまで下がっていた通貨を売り上がることができますので、それは利益が出ますし、新しい仕込みにつながります。トレンド時に一気に逆向きの利益が発生した時に、素晴らしい状態となります。これがきちんとある一定期間では起きているのが、この手法の良さではないかと思います。

 

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著者プロフィール
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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。