ドル円の今後の予想(2019年、2020年)と、FXでのおすすめ戦略【Yuki】

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こんにちは。為替研究所のYuki(@kawaselab)です。

今回は、最近下落しているドル円について、現在の為替相場の分析をして、今後どうなるか予想し、FXで私が考えているトレード戦略を書いていきたいと思います。

なお、これはあくまで私見であり、投資は自己責任でお願いいたします。

 

ドル円の現状 トランプ大統領就任後のコアレンジを下抜け

これまでTwitterや私のサイトでも、「108円を明確に下抜けるかが一つのポイント」と書いておりましたが、この108円というのは、トランプ大統領就任後のコアレンジが、おおよそ108-114円であったため、かなり重要な節目と考えておりました。

【トランプ大統領就任以降 ドル円 週足チャート】

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このように、このコアレンジを明確に下抜けした時は、昨年の株価急落&米中貿易戦争勃発でのリスクオフと、今年はじめのフラッシュ・クラッシュの時で、今回は、それに続いて明確に108円割れをして、直近ではさらに107円割れも経験しました。

 

何故最近下落しているかというと、

  • しばらく大人しかったトランプ大統領がGW以降「中国への追加関税」「メキシコへの追加関税(これは無期限延期されましたが)」「イランへの攻撃承認報道」「日米安保条約破棄の考えを側近に伝えた旨の報道」等、また暴れ始めている
  • アメリカの経済指標の結果も悪いものが散見され始め、景気のピークアウト感が出ている
  • 6月のFOMCでは、年内利下げ予想がほぼ半数の8人となり、このうち7人は2回の利下げを予想し、パウエル議長も「利下げする根拠が強まった」「貿易摩擦が前回会合に比べて重要な要素となった」「多くの参加者が利下げの環境と判断」と発言したことから、7月利下げの可能性がかなり高まった(金利先物市場では利下げ確率100%に達したようです)

 

といったように、「リスクオフの円高」「アメリカの景気ピークアウト、利下げ見通しによるドル安」の両方が関連してのものです。

このように、ドル円は様々な要因で下落し、トランプ大統領就任後のコアレンジを下抜けしましたが、それでは今後どうなるかを次に予想したいと思います。

 

 

 

ドル円今後の見通し予想(2019年、2020年)とおすすめ戦略

今後の見通しとしては、私は

  • 基本的には下落基調を予想し、まずは105円の節目を目指す
  • ただし、トランプ大統領がまた対外強硬策を緩める等があれば、再びレンジ相場に戻す可能性もある
  • レンジ相場に戻したかどうかの判断基準は、まずは21日移動平均線(今は108.3円付近にあります)を明確に上抜けできるか、次に110円の節目を抜けられるかを見たい
  • とはいえ、仮にレンジに戻すにしても、レンジ上限の114円を2020年までに超える可能性は低いと見ており、115-116円くらいまで見て売りで自動売買を仕掛けるのはあり
  • 長期で考えると、105円を割った水準であれば、ゆっくりと買い下がっていってホールドするのもあり

と考えております。

 

まず基本的には、アメリカの景気のピークアウトは2018年からずっと言われていたことであり、また、欧州景気も悪化していることを考えると、今後景気はマイナス方向にいき、利下げ方向で進む確率はかなり高いと見ております。

それに対して、日本は「金融緩和を継続」ということはできても、これ以上拡大させるとなるとその余地は小さく、また昨年何度も「緩和の終了」「緩和の副作用」という話題も出たように、これ以上の緩和は難しいと考えられ、消去法的に円が買われやすい情勢が続き、円高ドル安方向になる可能性が高いと考えております。

その場合、まずは昨年や今年のフラッシュ・クラッシュ時に一瞬割った105円の節目が再びクローズアップされると考え、そこまでの下落は基本線で考えております。

そこから先どこまで落ちるかと言われると、正直読みにくいとは思っておりますが、とはいえ、こうした日米の金融緩和の動向の違いや、世界経済情勢を考えると、2020年までに100円割れをする可能性も、決して絵空事ではないと考えております(その可能性が高いかどうかと言われると、105円での攻防や、その時の情勢にもよるので、今時点では何とも言えません)

ただし、一方で「じゃあ確実に下がる」と言えるかというと、それもそうとも言い切れず、というのも、最近下げている要因の一番上で書いた「トランプ大統領の動向」が、これまでも「緊張→緩和→緊張」というのを繰り返しているように、対外強硬策をやり続けるとも考えづらく、その緊張緩和のタイミングでまた上昇する可能性もあるためです。

また、利下げについても、それによって市場に資金が流入→景気の底支えということになった場合、いわゆる「ゴルディロックス(適温経済)」の状態となって、ドル円も思ったより下がらない・・・という展開もありうると考えており、「またレンジ相場に戻す」という展開になる可能性も、想定しておくべきシナリオだと思っております。

 

このレンジ相場に戻したかどうかの判断は、

  • 108円の節目に戻す
  • 最近サポート・レジスタンスとして機能することの多い21日移動平均線を抜ける
  • 下落トレンドラインを上抜ける

の3つは条件と考えており、その後109円、110円と戻して、90日移動平均線にタッチするようなことがあれば、少なくとも「今時点の下落相場ではなくなった」と判断しても良いかと思います(もちろん、その後再び下落する可能性もあると思いますが)

【ドル円 日足チャート】

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このように、ドル円については、基本的には下落の可能性の方が高いと見ておりますが、またレンジ相場に戻す可能性も否定しきれず、個人的には「どちらかと言えば戻り売り狙い」くらいが良いと思っております。

以上のことから、ドル円について、個人的にはしばらくは、

  • 高値・安値・節目近辺での短期トレード(最近はそれなりにボラティリティも出てきて、楽しくなってきました)
  • 108-115円までレンジを取り、116円までは損切されない自動売買(売り)
  • 105円を下回ってきたら、ゆっくりと買い下がり(下落方向で予想しているので、自動売買等で利確を入れるのを推奨)

をやっていこうかなと思っております。

なお、自動売買をする場合、ドル円のスプレッド、スワップポイント、取引単位を比較すると以下のように、ループイフダンが取引コスト、スワップポイントともに一番良いので、ループイフダンでの取引がおすすめです。

手数料 スプレッド 1万通貨
取引コスト
スワップ
ポイント
マイナス
スワップ
ループイフダン 無料 2 200円 68 -75
トラリピ 無料 2~3 200~300円 9 -69
iサイクル注文 400円 1 500円 35 -50
トラッキングトレード 400円 0.3 430円 60 -63
トライオートFX 無料 2.3※3 230円 50 -70

(比較表の最終更新 9/1)

※1 スプレッドは全て単位は銭で、レンジで示していないものは原則固定
※2 手数料は1万通貨取引の場合の手数料を記載
※3 トライオートFXのスプレッドは、1万通貨~10万通貨のもの

 

特に買い方向での長期のトレードであれば、ある程度長くポジションを持つことになるので、スワップポイントは非常に重要な要素であり、その条件が一番良く、その上取引コストも最安値であるという点で、ループイフダンが一番おすすめです。

この記事から口座開設+取引を行うと、限定で、3,000円のAmazonギフト券が貰えるタイアップもあるので、口座開設はこの記事からしていただくのがおすすめです。

口座開設は、

アイネット証券

口座解説ボタン.png

からできます。

以上です。なお、ドル円については、私のサイトでも「そもそもアメリカという国はどのくらい強いのか」「何故アメリカは強いのか」「これまでどういう要因でドル円相場は動いてきたのか」等、さらに詳しく色々と書いて、ほぼ毎月見通しを更新するようにしている(努力目標)ので、よろしければそちらの記事もご覧ください。

米ドル円今後の見通し予想2019年6月 | 円高?円安?チャートのポイントも解説

また、Twitterでも相場の見通しや、私のトレードも書いているので、よろしければそちらもフォローお願いします!

Twitter:Yuki(@kawaselab)

 

 

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著者プロフィール

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Yuki
FX歴11年目のファンダメンタルズ派トレーダー。主に短期から中期でのトレードを得意としており、最近は自動売買やスワップ投資も行っております。
2010年より為替研究所を運営。相場の見通しや、FXでのおすすめの投資方法などを分かりやすく解説しております。

ループイフダンでは、豪ドル/NZドルやトルコリラ等を運用中。

為替研究所ブログ:https://kawase-fx-lab.com/

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