スワップポイントって何?利益を出すコツはFX会社選びにある

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スワップポイントって何?利益を出すコツはFX会社選びにある

FX投資の初心者でも、スワップポイント狙いの投資方法は、理解しやすく運用しやすい投資手法です。しかし、スワップポイントに関する基本的なことは理解してから始める必要があります。そこで、スワップポイントで稼ぐために知っておくべきこと、運用する場合のポイント、スワップポイントが高い通貨ペア、さらには、スワップポイントが高めの証券会社などについてお伝えします。

1.スワップポイントとは?

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スワップポイントで利益を得るためには、スワップポイントの仕組みを理解しておく必要があります。そこで、そもそもスワップポイントとは何か、どんな特徴があるかについて解説します。

 

1-1.スワップポイントとは何か

スワップポイントとは、通貨ペアの金利差調整額のことです。 FX取引では、種類の異なる法定通貨を売買し、最終的には反対売買を行って取引を完了します。最初の売買から反対売買までのポジションをとっている時間は、短いケースもあれば長くなるケースもあります。その間の金利差について、ポジションを維持した日数分加算される仕組みです。日ごとに精算が行われますので、毎日受け取ることができます

 

1-2.スワップポイントの「受け取り」「支払い」が生じるケース

スワップポイントは必ず利益になるわけではありません。受け取りになる場合だけでなく支払いになるケースもありますので注意が必要です。 低金利の通貨を売って高金利の通貨を購入すると、スワップポイントは受け取りになり、利益の増加につながります。ポジションを保有している日数が長ければ、日数に比例してスワップポイントは増えていく仕組みです。一方、高金利の通貨を売って低金利の通貨を買った場合は、スワップポイントはマイナスです。ポジションを保有している間、毎日スワップポイントを支払うことになります。例えば、高金利の外貨を売って低金利の円を購入するポジションをとった場合は、スワップポイントの支払いになることを認識しておきましょう。

 

1-3.スワップポイントが付与されるタイミング

スワップポイントは、ポジションを保有している期間に応じて付与されます。ただし、分単位、秒単位といった厳密な保有期間で計算するのではなく、翌日以降にポジションを持ち越したときに1日分のスワップポイントを付与する仕組みです。ポジションの翌日持越しであるロールオーバーをせず、1日の中でポジションを解消した場合はスワップポイントの付与はありません。日付が変わるタイミングは日本時間の午前7時(サマータイム期間は午前6時)です。外国為替取引では、通貨や代金の受け渡しを2営業日後に行うルールになっています。そのため、取引日が月曜日の場合は、受渡日は水曜日です。金~月曜日の3日分のスワップポイントは水曜日にまとめて付与されます。ただし、一般投資家にあわせて金曜日に3日分付与するFX会社も多いです

 

2.スワップポイント運用のメリットとリスクは?

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スワップポイントを運用するにあたっては、メリットはもちろんリスクも認識しておくことが重要です。そこで、メリットとリスクについて解説します。

 

 2-1.スワップポイントのメリット

メリットは、ポジションを維持しているだけで毎日利益が得られることです。株式投資などの売却益狙いの取引では、売買が成立するその1回しか利益が得られません。一方、スワップポイントは売買をしなくてポジションを持ち続けているだけで継続的に利益を増やせることが魅力です。また、レバレッジをかけることによって投資資金は少額に抑えることができます。そうなると、投資額に対するスワップポイントの割合が大きくなり、利益率の向上と資金効率の良化が見込めることもメリットです。

 

2-2.スワップポイントのリスク

スワップポイントには、リスクもあります。主なリスクは3つです。1つ目は、高金利通貨を売って低金利通貨を買った場合は、スワップポイントが支払いになることです。2つ目は、取引対象国の金利変動や価格動向など金融情勢の変化によって受け取っているスワップポイントが減少する可能性があることです。3つ目はロスカットです。レバレッジ取引で含み損が拡大すると証拠金が足りなくなりロスカットされる場合があります。ロスカットによって証拠金以上の損失が生じ、スワップポイントで得た利益以上の損失を被ってしまう可能性があることがリスクです。これらのリスクを踏まえたうえで、スワップポイントの運用を行うようにしましょう。

 

3.スワップポイントはどんな人におすすめ?

スワップポイントを運用することによって安定した収益を継続的に得られます。しかし、短期間で大きな売却益が得られる可能性がある株式投資やFXのデイトレードなどと比較した場合、期待できる収益率は概ね低くなります。そのため、スワップポイントの運用という投資手法は、短期間で大きな利益を狙う人には適しているとはいえないでしょう。長期運用で利益を目指す人や頻繁に売買を行う時間的余裕がない人におすすめの投資方法です。

 

4.スワップポイントの計算方法

日本円は、金融緩和政策によって非常に低金利が続いている状態です。日本円を売って他国の高金利通貨を購入しておけばスワップポイントが得られます。ただし、スワップポイントの計算基礎となる金利は政策金利などと一致しているわけではありません。また、市場動向によっても左右されて毎日変動します。多くのFX会社は、サイトで1日あたりのスワップポイントを示していますので確認が必要です。例えば、アイネット証券の2018年6月12日のアメリカドルと円のペアについては、1日1万ドルあたり58円の受け取りと表示されています。1日あたりは少額ですが、1年間積みあがると2万円以上の受け取りです。

 

5.スワップポイントが高い4つの通貨

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高金利通貨を長期間保有することで、スワップポイントの利益を大きくできます。そこで、人気がある4つの通貨ペアについてご紹介します。

 

5-1.豪ドル/円

1つ目は豪ドル/円です。豪ドルは、政治や経済が安定している国の通貨ですが、金利が高いという特徴があります。そのため、豪ドル/円は人気がある通貨ペアです。スワップポイントは1日あたり60~85円、年換算した利回りは1.5~2.5%になります。経済は引き続き安定状態が続くとみられています。政策金利は2018年1月現在1.5%で、過去最も低い水準です。但し、現在は利上げに踏み切った米国のほうが注目されています。

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5-2.NZドル/円

2つ目は、NZドル/円です。オーストラリアと同じく、ニュージーランドも比較的政治や経済の情勢は安定しています。そのため、NZドル/円の人気の通貨ペアです。スワップポイントは1日当たり70~90円になります。利回りは2.5~3.5%です。

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5-3.ランド/円

3つ目の通貨ペアはランド/円で、ランドは南アフリカの法定通貨です。原油安の影響で一時急落したことがあり、急落リスクがあることには注意しましょう。1日当たりのスワップポイントは30~140円で、利回りは1.5~5.3%です。

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5-4.トルコリラ/円

4つ目は、トルコリラ/円です。トルコリラは、デフォルトになるほどの危険性はないといわれていますが、新興国の通貨であるため流動性が低いという特徴があります。そのため、急激な通貨安に見舞われる可能性があることは認識しておきましょう。スワップは1日あたり80~120円です。利回りは5.57~10.57%です。

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6.スワップポイント運用のコツ

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長期的に安全なスワップポイントの運用で利益を得るためにはFX取引のポイントを理解しておくことが必要です。そこで、重要なポイントについて解説します。

 

6-1.スプレッドを確認する

1つ目のポイントは、スプレッドを確認することです。スプレッドの幅は、売値と買値の差を意味しています。FX会社が設定している取引手数料は無料であることが多いですが、スプレッドの幅が広ければ実質的な取引コストは高くなってしまいます。スプレッドはFX会社の収益源の1つです。スプレッドの幅が狭いかどうかの確認は欠かせません。スプレッド幅が狭い通貨ペアを選んで取引することがポイントです。

 

6-2.リスク分散のために複数の通貨を持つ

2つ目のポイントは、リスク分散のために複数の通貨を持つことです。投資する通貨ペアを分散することによって、ある通貨ペアの利益が減少しても別の通貨ペアが補うという状態を維持できます。原油価格の暴落や貿易相手国の経済指標悪化などによって、突然、円高局面が訪れることは珍しくありません。常にリスクを分散させ、1つの通貨ペアだけに頼らない状態をキープすることがポイントです。投資対象の分散は運用を行う場合の基本ですので、意識しておきましょう。

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6-3.こまめに証拠金をチェックする

3つ目のポイントは、証拠金をこまめに確認することです。取引口座内の証拠金がなくなってしまうとFX取引を継続することはできません。含み損が膨らんでロスカットされると、そのポジションはなくなってしまいます。ロスカットされないように有効な証拠金の残高を常に確認しておくことが重要なポイントです。証拠維持率300%程度以上を目安にするとよいでしょう。スワップポイントは、ポジションを長く持つことで利益が拡大します。長期的なポジション維持のためにも証拠金維持率には注意を払うことがポイントです。

 

7.スワップポイントが高いFX会社は?

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スワップポイントは市場金利をベースに各FX会社が決定します。民間銀行の適用金利がそれぞれ異なるように、FX会社によって同じ通貨ペアでもスワップポイントは違います。FX会社は、それぞれ得意な通貨ペアがあり、その通貨ペアのスワップポイントは有利な条件になっていることが多いです。そのため、取引したい通貨ペアを得意としているFX会社を選んで取引することが重要になります。そこで、主なFX会社の特徴や得意な通貨ペアなどをご紹介します。

 

7-1.外為どっとコム

1つ目にご紹介するのは、外為どっとコムです。老舗FX会社のひとつとして知られています。各通貨ペアについて平均的なスワップポイントを提供していますが、特にトルコリラのスワップポイントが高いです。20種類の通貨を取り扱っており、1000種類の通貨ペア選択が可能になっています。アメリカドル円のペアについては低スプレッドで0.3円です。アメリカドル/円の通貨ペアでの取引によるコストを抑えたい投資家にも適しているFX会社です。また、外貨ネクストネオという専用のアプリが用意されているため、常に持ち歩くスマホでいつでも気軽に取引できる点もメリットだといえます。

 

7-2.GMOクリック証券

2つ目は、GMOクリック証券です。アメリカドル/円のスワップポイントが高いという特徴があります。また、アメリカドル/円のスワップは0.3円など、全体的にスプレッドは狭く総合力が高いFX会社だといわれています。取引コストを抑えたい人には適しているFX会社です。

 

7-3.ヒロセ通商

3つ目はヒロセ通商です。ヒロセ通商の提供するLION FXを利用すれば、スワップポイントでの運用ができます。豪ドル/円、NZドル/円、南アフリカランド/円の通貨ペアのスワップポイントが高いです。また、キャンペーンの実施にも積極的です。どんなキャンペーンが行われているかをしっかりチェックすることで、利益拡大のチャンスが広がります。

 

7-4.アイネット証券

4つ目にご紹介するのは、アイネット証券です。アイネット証券の特徴は、ループイフダンという自動売買システムが無料で利用できる点です。ループイフダンを利用すれば、あらかじめ設定した条件で単純な売買を自動的に行ってくれます。常に相場を見て頻繁に取引する時間がない人でも24時間、利益を積み上げていくことが可能です。ループイフダンを利用して効率的に稼ぎたい投資家は、アイネット証券を利用してみることをおすすめします。

アイネット証券:スワップポイント

 

8.スワップポイント運用はFX会社選びが肝

スワップポイントは、ポジションを長期間維持するだけで利益を増やしていける魅力がある取引手法です。投資に挑戦してみたいが知識があまりなくて踏み出す勇気がないという人には、スワップポイント運用がおすすめです。FX取引のなかでもスワップポイント運用は初心者におすすめの取引手法ですので、仕組みを理解して挑戦してみるとよいでしょう。取引を始める場合は、FX会社選びも重要です。各社提示している条件が違いますので、取引したい通貨ペアのスワップポイントが高いFX会社を選ぶことが利益の拡大につながります。

  

 

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