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2018/02/17
資産運用全般

資産運用するなら分散投資!リスクを低く抑えて投資ライフを楽しむコツ

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資産運用するなら分散投資!リスクを低く抑えて投資ライフを楽しむコツ

「卵は1つのカゴに盛ってはならない」という格言が表しているように、資産運用をするなら分散投資をしてリスクを抑えることが大切です。リスク分散の考え方には、大きく分けて「投資商品の分散」と「投資時期の分散」の2つがあります。それぞれについて見ていきましょう。

投資商品を分散させて、値動きのリスクを抑える

先のとおり、分散投資手法には2種類ありますが、そのうちの1つは、投資商品を分散させることです。投資商品を分散させることで、値動きによるリスクを抑えることができます。

例えば、国内株式と国内債券を組み合わせて投資すると、国内株式の値動きが下降基調になったときに、国内債券の値動きは上昇基調になる傾向が強いといえます。また、同じ国内株式に投資する場合でも、投資する業種・業界によって値動きの仕方は異なります。

他にも、FXと国内株式を組み合わせる方法もあります。国内輸出企業にとって、円安局面は株高要因になる反面、円高局面では株安要因になります。その為、FXでドル売りの運用をしておくことで円高による株安のリスクを回避するという考え方もできます。

このように、「値動きが真逆になるもの」や「値動きの原因が別のもの」を組み合わせることで、投資リスクを抑えることが可能です。

投資時期の分散で一時的な価格変動リスクを抑える

2つめの手法として、投資の時期や期間を分散させることで、価格変動リスクを抑えることも可能です。例えば、200万円を投資資金にする場合の方法として、「200万円を一括投資する」と「数日おきに一定額ずつ投資していく」で比べると、後者のほうが価格変動リスクは低くなる傾向があります。

投資時期を分散させた場合、株価が高いときは購入できる株数が少なく、株価が低いときは購入できる株数が多くなります。このため、一括購入する場合よりも「購入単価が下がる」という効果を期待できます。ただし、一括投資した時点の価格が最安値であった場合は、一括投資のほうが購入単価は低くなります。

また、投資期間を短期にするか長期にするかによってもリスクに差が出てきます。例えば、株の短期投資で大きな利益を得ようとする場合、購入時を上回る金額で売却する必要があるため、投資期間が短くなればなるほど値動きの激しい銘柄を選択する必要性が生じます。値動きが激しいということは、購入時より大幅に下がってしまう可能性も高くなり、それだけリスクは増大します。一方、投資期間を長期間に設定した場合は、値動きの激しい株を購入する必然性がないため、短期投資に比べて安定した投資を期待できます。

高リスク?FXも運用方法次第で低リスクに

高リスクで効率の良い商品と、低リスクで効率の悪い商品を組み合わせることも、投資全体のリスクを抑える手法のひとつとなります。一般的に高リスクと言われている投資商品であっても、運用の仕方次第でリスクを抑えることが可能です。

例えば、FXは投資商品のなかでも高リスクに分類されがちな商品ですが、これは「短期間で利益を上げよう」と考える投資者が多いことが原因のひとつと考えられます。また、一時の感情に左右された取引をしがちであること、レバレッジを大きく設定して手持ちの資金の十数倍の資金を動かせることなども原因であると考えられます。

こういった「高リスクになる要因」は、感情を排除して機械的に自動取引するシステムトレード(シストレ)を活用し、レバレッジを小さく設定することで、リスクを小さくしていくことも可能です。

まとめ:リスク分散することで不安の少ない投資ライフを

分散投資の手法は、「投資商品の分散」と「投資時期の分散」の2つの方法があると紹介しました。いずれの場合も、自分に合った投資手法を選ぶことでリスク分散を実現することが可能となります。また、運用できる資産が増えた段階で、分散投資の手法を変更していくことも、効率の良い投資につながります。

残念ながら、リスクを一切抱えることなく投資を行うことはできません。投資を続ける以上は、日々勉強を継続していく必要があります。最初は、自分が勉強し続けても苦にならない投資の分野から手をつけてみるとよいでしょう。

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