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2017/12/17
資産運用全般

数ある資産運用のなかでFXがオススメな理由を考える

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数ある資産運用のなかでFXがオススメな理由を考える

長引く構造的な不況により、サラリーマンは給与が上がらず、終身雇用すら保証されない状況です。収入の不安から副業で生活費を補填するという考え方もありますが、うまくいくとは限りません。できれば不労所得で今ある自己資産を上手に増やして少しでも将来の不安を解消したいものです。そこで今回は、自己資産を運用する手段のなかで、なぜFXがオススメなのかを説明していきます。

低リスク低リターン過ぎると資産運用とは呼べない?

一般的に、資産の預け先として考えられるのは「預貯金」です。当たり前の話ですが、預貯金は極めてリスクが低く「リスクなし」と考えることもできます。また、普通預金は預入期間が定められていないため、いつでも自由に出し入れできる流動性の高さもメリットといえます。ただし現在、普通預金の金利は0.001%程度しかなく、ほとんどリターンは見込めません。ネット銀行の定期預金でも年0.15%程度の利率しかなく、流動性が低くなってしまいます。これではとても資産運用とはいえません。

「個人向け国債」も資産運用の手段として挙げられることが多いのですが、超低金利の現在ではメリットはほとんど見当たりません。国が発行している債券で安全性が極めて高く、しかも発行後1年が経過すれば1万円単位で換金できるので、資産運用に活用しようと考える方も少なくないでしょう。しかし、「変動金利、10年もの」の国債ですら0.05%程度の金利しかなく、中途解約をすると「直近2回分の利子の80%」が額面から差し引かれてしまうという欠点もあります。

「外貨預金」も低リスク・低リターンに分類される資産運用ですが、購入時や売却時の手数料が高く、しかも流動性が極めて低い(自由に出し入れできない)ため、資産運用としてはオススメできません。もちろん、為替相場の変動による影響も大きく、状況によっては何年も預けたのに元本割れ、という結果に終わる可能性もあり得ます。むしろ、リターンに対してリスクが大きい資産運用といえるでしょう。

ややオススメな資産運用の種類とは?

多少のリスクは伴うものの、リターンも相応に大きくなる資産運用としては「投資信託」が挙げられます。プロのトレーダーが投資家から資金を集め、それを運用して利益を上げる資産運用です。運用によって得られた利益は、投資金額に応じて投資家へ分配される仕組みになっています。さまざまな投資先へ分散投資ができるのが投資信託のメリットで、さらに少額投資も可能なので、積立にも向いています。ただし、商品(ファンド)の数が非常に多く、その選定には非常に困難を伴います。なかには数千本もの商品を扱う金融会社もあります。また、売買時だけでなく、保有中にも手数料がかかることを覚えておかなければいけません。これらのコストは意外と高く、状況によっては手数料が原因で元本割れになってしまう商品もあります。

「株式投資」もミドルリスク・ミドルリターンな投資運用といえます。株式投資は、安いときに株式を購入して、高くなったら売ることで利益を得る資産運用です。売買タイミングが上手くいけば、大きな利益を手にすることも可能ですが、その反面、タイミングを間違うと大きな損失を出してしまいます。そのほか、株式を取得した企業が倒産すると、価値がゼロになるというリスクもあります。日本市場はすでに成熟している市場で、極端な高騰は望めないばかりか、不祥事により株価が暴落するリスクも十分に考えられます。取引可能な時間帯が限定されることもマイナス要因になるといえるでしょう。

これからの資産運用はFXがオススメ

資産運用のなかでは、ハイリスク・ハイリターンに分類されるケースが多いのがFXです。FXは、異なる2つの通貨を売買して、購入時と売却時の差額から利益を出す資産運用です。また、2つの通貨間に金利差があった場合、その金利差の調整額を「スワップポイント」として受け取る仕組みも用意されています。

FXがハイリスク・ハイリターンといわれている理由のひとつに「レバレッジ」が挙げられます。レバレッジとは、自己資金よりも大きな金額の取引を可能にする仕組みのことです。現在は、最大25倍までレバレッジが認められています。例えば自己資金の10倍のレバレッジをかけて取引した場合、必要な資金は10分の1となる為、利益が出たときには元本に対する利益割合が大きくなります。その反面、失敗したときの損失割合も大きくなります。これが「FXはハイリスク・ハイリターン」といわれる所以です。

しかしレバレッジを調整しながら運用することでリスクを低減することもできます。そもそも為替相場の変動は、株価などに比べると小幅で、倒産のリスク(国家が破綻するリスク)はほぼ皆無と考えられます。上手に運用すれば、リスクを抑えながら大きな利益を手にすることも不可能ではありません。また、外貨預金などに比べると、取引コストが極めて安いこともメリットのひとつです。売買手数料が無料のFX会社も少なくありません。売値と買値に若干の差(スプレッド)はあるものの、基本的には「売買時の価格差」がそのまま損益に直結します。「運用そのものは成功したのに、取引コストでマイナスになってしまった」という納得のいかない状況に陥るケースが少ないのもFXの魅力といえます。

まとめ:賢く資産運用を選ぶならFX!

一般的に資産運用は「分散投資」が基本といわれています。そのため、ベースとなるのは預貯金や、最近ブームになっている「iDeCo」(個人型確定拠出年金)であり、それを補完する資産運用としてFXなどの投資を活用していくのがオススメです。リスクをきちんと把握して、しっかりと利益が出せる資産運用を心がけていきましょう。

参考:資産運用するときの金融商品|All Aboutマネー

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