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投資は給与収入があった方が圧倒的に有利です【鹿子木健】

「投資で自由な生活をしよう」「投資で大儲けして会社を辞めよう」という風潮が残っている気がします。
しかし、専業で投資をするよりも、会社員を続けながら投資をする方が実は大きなメリットがあります。
今回は、安定的に給与収入を得られる方が投資においては強いことを解説していきます。
1.勤め人のメリットは大きい
最近では終身雇用の崩壊が叫ばれ、会社員も不安定になりつつあると言われています。
その中で、「給与が上がらないから起業をして会社員を止めよう」「勤め人ではなく専業投資家になろう」みたいな論調が、書籍やYouTubeの一部では残っているように感じます。
私は、起業自体はすばらしいことだと思います。一方で、会社員よりも企業家や専業投資家の方が優れていると評価する風潮には辟易します。
会社員か起業家かというのは単なる適正や役割にすぎず、優劣を争うものではありません。むしろ、会社員の方が固定給を得られるので安定しているという大きなメリットがあります。
会社員で投資をしている人も同じです。固定給を得られるということは、投資をしなくても食べていけるということです。これは投資をするうえで大きな武器になります。
「企業家だから良い」や「会社員だからダメ」と安直に決めるのではなく、本質を見極めることが大切です。
2.投資をしなくても食べていける投資家は強い
投資を止めても食べていける人、投資で失敗しても致命傷にならない人は投資において非常に強いです。
投資で勝たないと食べていけない、投資で失敗すると明日の生活が成り立たないという人は「負けられない」という気持ちが過度なストレスになります。
また、投資で利益を出さないと生活できないということは、難しい相場環境でもトレードをして利益を出さないといけないということです。
反対に、給与収入がある人だと、難しい相場環境ならいったん投資をストップしてもいいですし、投資自体を止めても食べていけるためストレスがかかりません。
投資は必ず勝てるわけではありません。だからこそ、負けたら後がない投資一本槍の人よりも、投資で負けても食べていける給与収入がある人の方が投資環境という面では非常に理想的と言えます。
3.他責思考はやめましょう
勤め人であることは投資の成功を遠ざける要素でありません。投資の成功を妨げる要因は「サラリーマン根性」です。
「サラリーマン根性」とは、要するに他責思考です。納期が遅れたのは部下のせい、プロジェクトが進まないのは無能なメンバーのせいなど、誰かのせいにしてしまうことはよくあります。
しかし、そのような他責思考では投資は上手になりません。損失を出しても根本的な原因を探さず、「証券会社が悪い」、「このテクニカル指標が悪い」と人のせいにしていては失敗から学ぶことは難しいでしょう。
重要なのは自責思考です。失敗を振り返り、自分の問題点を洗い出し、それを改善していくことが投資でも人生においても大切です。
ただし、自責思考といっても「自分がすべて悪い」と考えるのではありません。自分を責めたところで自己像を低下させるだけです。
あくまでも、失敗を反省し、自分の問題点を変えていく姿勢が重要ということです。
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