「FXを始めたいけれど難しそうで手が出せない」「FXはやめとけって聞くから不安」と思っている方は多いのではないでしょうか。

実際、FXは投資であることからリスクはつきものですし、時には損失が発生することもあります。しかし、FXの基礎知識を把握したうえで取引すれば、利益を得ることも可能になるのです。

そこでこの記事では、日本ファイナンス協会が、初心者の方向けにFXや市場、取引などの基礎知識をまとめて解説していきます。

FXに興味がある方、FXを始める前に基礎知識をしっかり学びたい方は是非参考にしてみてくださいね！

1.FXの概要

まず初めに、「そもそもFXとは何なのか」という点について確認していきましょう。

FXとは何か

FXとは「Foreign Exchange(外国為替)」を略した語で、外国為替取引によって損益が発生する取引を指します。

外国為替取引は簡単に言うと「通貨の交換」です。日本円や米ドルなどの通貨を交換することも外国為替取引の1つとなります。

例えば、アメリカ旅行の際は出発前に円をドル、帰国後にドルを円に両替する必要があります。

この時、出発前が1ドル＝100円、帰国後が1ドル＝110円というように為替レートが変動すると、1ドルの価値が10円分増え、10円得したとも考えられます。

このように、1ドルの価値が100円、110円と変わっていく中で為替レートを見ながら取引し、差額によって利益を得るのがFXなのです。

為替市場を理解しよう

FXは通貨の相場を見ながら取引する投資です。そのため、為替市場への理解がそのまま利益に繋がると言っても過言ではありません。

為替市場は、円やドルなどの異なる通貨を売買する場です。通貨の相場は、市場内の外国為替の需要と供給、国の経済状況、政治的なニュースなどによって変動していきます。

このように、多くの要因によって変動する為替市場で適切な取引戦略を立てるには、ニュースを見たり、市場の動向を分析したりすることが欠かせません。

為替市場を完璧に理解することはプロのトレーダーでも難しいことです。しかし、市場への理解を少しずつ身に着け、柔軟な対応を心がけることで、FX取引を成功させることができるようになりますよ！

2.裁量取引の基礎

FXには、「裁量取引」「自動売買(システムトレード)」と呼ばれる2つの取引手法があります。

このうち、裁量取引とは投資家自身の判断で売買を行う手法です。自分で相場を分析して取引しなければなりませんが、変動する相場にも柔軟に対応できるという特徴もあります。

ここからは、「裁量取引」で相場を分析する際に使われる「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」という2つの手法を確認していきましょう！

テクニカル分析入門

テクニカル分析とは、「チャートで表した過去の値動きをもとに、為替のトレンドや動向パターンを予想する」手法です。

チャートは取引の結果を表したもので、過去に似たようなパターンがあった場合に、将来的にも同じようなパターンになる可能性が高いという風に予想していきます。

このように、テクニカル分析はチャート情報のみを使用するので、経済に関する詳しい知識がなくても手軽に分析できます。

しかし、実際の相場は過去のパターンと完全に一致することはありません。予期しないニュースなどによって相場が大きく変動することもあるため、その点には注意が必要です。

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは、「景気動向や金融政策、経済指標などの変化をもとに、市場全体への影響や相場の大きな方向性を分析する」手法です。

分析方法は人によって異なりますが、基本的には経済指標の動向や中央銀行関係者の発言を照らし合わせ、金融政策の動向を探っていきます。

テクニカル分析とは異なり、各通貨に関するニュースや国の経済状況を調べる必要があるため、経済に関する専門的な知識を求められますが、より長期的な相場の方向性を把握することができますよ！

3.自動売買の魅力と落とし穴

続いて、「自動売買(システムトレード)」という取引手法について確認していきましょう！
 

自動売買システムの概要

自動売買とは、「あらかじめ設定した取引方法に従って、システムが自動的に売買を繰り返す取引」のことです。

裁量取引は投資家自身が「いつ売買するか」を決める一方で、自動売買は「1ドル＝100円の時に買って、110円になったら売る」というように、決められた基準に従って取引が行われます。

さらに、自動売買は24時間休むことなく稼働します。そのため、専門的な知識がなくて不安な方から日中忙しい方まで気軽に取引することができる手法なのです。

特に、「FXは気になるけれど、いまいち仕組みが分からない」という方は、自動売買を利用して少しずつ取引に慣れていきましょう！

自動売買システムのリスク

一見メリットしかないように見える自動売買ですが、その裏にはもちろんいくつかのデメリットが存在します。

それが、「急な相場変動に対応できないこと」「最適なプログラムを見つけるのが難しいこと」です。

為替市場は、ニュースや経済状況、時には要人の発言によって相場が大きく変動します。こういった際に、システムに従って動く自動売買は、柔軟な対応をすることができないのです。

さらに、自動売買は利用するツールによってプログラムや使い方が大きく異なります。中には、自分で設定しなければならないものもあるため、最適なプログラムを見つけるにはかなりの労力がかかってしまいます。

なお、「どの自動売買ツールを使えば良いか分からない」と悩んでいる方には、アイネット証券のループイフダンがおすすめです！

「安く買い、高く売る」というシンプルな仕組みとなっているので、FXの仕組みを勉強しつつ、コツコツ利益を稼ぎたい初心者の方にもピッタリですよ！

なお、アイネット証券の評判や口コミについて詳しく知りたい方は、アイネット証券の評判・口コミにてまとめているので、是非参考にしてください。

 

4.まとめ

FXは、勘や運に任せた取引で利益を出し続けられる取引ではありません。そのため、初心者のうちからしっかりとFXの基礎を理解し、コツコツ取引を続けていく必要があります。

最初のうちは仕組みを理解できず、混乱することもありますが、自動売買などのツールを利用することで取引を成功に近づけられますよ。

FX初心者の方、自動売買に興味がある方は、ぜひ取引手数料無料＆難しい知識不要で初心者でも簡単に始められる「ループイフダン」を利用して、FX取引をスタートしてみてくださいね！