ループイフダンをうまく運用するには『コツ』があるんです
弊社が提供するFX自動売買システム『ループイフダン』には、あらかじめ理解を深めて実践すると大きな味方となる秘訣があります。
それは「資金管理」です。
そこで弊社では、ループイフダンの運用に必要な資金や設定の目安を考える際に役立つ「目安資金表」というコンテンツをホームページで公開しています。
今回は、この目安資金表を使ってループイフダンの運用をはじめたタカシさんと目安資金表を使わなかったハジメさんの2人がどのように売買システムを選択するのかをみていきます。
資金管理は、想定外の損失を避けるだけではなく、ループイフダン運用において最重要といっても過言ではありません!
ぜひ最後までご覧ください!
資金管理の重要性
資金管理とは、簡単に言うとお金の流れを管理することです。
具体的には、取引に使う資金を把握し、自分が決めたルールを守って取引をコントロールする、 つまり損切りや利益確定を行ったり取引量をコントロールすることです。
この資金管理がうまくできないと、安定したループイフダンの運用は期待できません。
あなたに代わって24時間自動で売買してくれるループイフダンですが、無理な設定をしてしまうと、自動ロスカットや損切りなど想定外の損失が発生してしまいます。
でも、資金に対して設定に余裕があれば自動ロスカットや損切りを避けることができますし、細かな利益確定とともに相場の回復を待つこともできます。
ここからは、先ほどご紹介した目安資金表を使ったタカシさんと目安資金表を使わなかったハジメさんがどのように売買システムを選択してループイフダンの運用をはじめるのかみていきましょう。
目安資金表を「使わなかった」<ハジメさん>
ハジメさんは、いよいよループイフダンデビューを果たそうとしています。
取引画面のループイフダンランキングを見て、その時ランキング1位だった米ドル/円の「B10」を選択。
「よく分からない項目もあるけど、とりあえずこれで始めてみるかな」
「おっと、そういえば入金がまだだった」
ループイフダンは少額からできると聞いたことがあり、とりあえず10万円を入金。
そしていざ、ループイフダンの注文画面とにらめっこです。
損切設定の項目は、損切りが大事と聞いた記憶があったので「損切りあり」を選択して取引数量を1ロット(ループイフダン口座の米ドル/円:1,000通貨)に設定。
続いて、最大ポジション数の入力項目です。
『「15」って出てるってことは、15個ポジションを持つってことかな?多くポジションを持つのは怖いな…。とりあえず「5」くらいにしとこ。』
『お、最大ポジション数を減らしたら必要資金が減った!これで運用開始しよう!』
さて、ハジメさんのループイフダン運用はどうなったのでしょうか?
結果はなんと、損切りが起きて損失を重ねていました!
「ランキング1位のシステムを選んだのに何がいけなかったんだろう・・・」
ハジメさんは、首をかしげています。
目安資金表を「使った」<タカシさん>
続いて、目安資金表を使ったタカシさんをみていきましょう。
入金が完了したタカシさんは、まず、通貨ペアを選びます。
通貨ペアは、ニュースやインターネットで情報が得やすい米ドル/円を選びました。
取引は頻繁にあったほうがおもしろそうだから15銭幅のタイプ、以前参加したセミナーで『ループイフダンの設定は、事前に不測の事態を想定しておくことが大事』と言ってた事を思い出し、まずは、ホームページの目安資金表をみてみることにしました。
はじめに、目安資金表のページにある「レート変動幅確認表」によると過去1年間で米ドル/円は約26円動いていたことがわかります。
タカシさんは、米ドル/円をこれから運用するならこれくらいの変動は想定したほうがいいだろうと考えました。
そして次に、必要な資金を確認する為「目安資金表」に目を通します。
「レート変動幅確認表」で米ドル/円は、過去1年で約26円変動していたので一番近い25円の項目に目を通します。
すると、米ドル円15銭幅のループイフダンでは、必要資金が約300万円だとわかりました。
これでは、タカシさんの予算を大きくオーバーしています。
「資金が足りないと自動ロスカットになってしまうよなぁ。そうなると僕が入金した100万円だと厳しいなぁ。」
そこで、ループイフダンの設定を見直すことにしました。
「お金に余裕があればいいけど、とても300万円なんて持ってないし、少し値幅を広げてみようかな。資金内で設定できるようにすると50銭のタイプか。」
「目安資金表」を確認すると値幅15銭から50銭にひろげる事で必要資金が約100万円まで減る為、タカシさんの予算内で設定ができます。
そして、いざループイフダンの注文画面へ。
タカシさんは自分の設定にミスがないか、しっかりチェック。
「僕の予想は今後米ドル/円は上昇する!だから新規買い注文と決済売り注文を繰り返してくれるBタイプだな。」
「ループイフダン「B50」を損切りありにして取引数量は1ロットっと。」
続いて、最大ポジション数の入力項目です。
タカシさんは、最大ポジション数についてセミナーで習ったことを思い出しました。
「損切り設定ありでは、最大ポジション数を超えると損切りがはじまるんだよね。
目安資金表を見ると、25円変動したときに持つポジション数は「51」か。
「ここまでは想定の範囲内なので損切りしてほしくないし、このまま最大で設定できる「52」にしておこう。」
と、最大ポジション数は「52」に設定。
「よし、これで運用開始だ!」
ハジメさんと違い、目安資金表やレート変動幅確認表で運用する通貨ペアの過去の値動きを参考にループイフダンの運用をはじめたタカシさんのループイフダン運用は、その後どうなったでしょうか。
米ドル円は、予想と異なり下落する場面はあったものの、資金に余裕をもって運用していた為、想定していた値動きの範囲内でした。
さらに、価格自体は下がっても、相場の動きの中で利益確定が生まれ、心も懐も余裕を持ってループイフダンの運用ができています。
今では、ポジションが決済されたときに届くメールを楽しみに毎日を過ごしています。
資金管理のポイント
さて、計画性を持って運用をはじめたタカシさんとランキング一辺倒のハジメさんで明暗がわかれる結果となりましたが、なぜでしょう?
まずはじめに、ループイフダンランキングの性質を理解しておくことが大切です。
確かに過去のデータとしてランキングは非常に参考になりますが、今後も同じように良い成績を上げ続けるかは別問題です。
そして2人の明暗をわけた大きな理由は、資金管理のコツを心得ていたかどうかにあります。
ハジメさんは設定値幅や最大ポジション数の意味を理解できていませんでした。
値幅10銭のループイフダン「B10」で最大ポジション数を5と設定した場合
つまり、ポジションを保有したところから損失方向に50銭動くたびに損切りが発生することになります。
このように損切りラインに余裕がないとすぐに損切りが発生してしまいます。
最大ポジション数は、タカシさんのように目安資金表とレート変動幅確認表を活用すると具体的な数値を決めやすくなります。
例えば、事前に3円(300pips)程度動く可能性があると予想した場合
つまり、最大ポジション数30以上に設定すれば損切りが回避できます。
しかし、資金10万円で運用しているハジメさんの場合、そもそもループイフダンB10を最大ポジション数30で設定するための資金が足りません。
資金が足りない場合は、値幅の広いループイフダンを検討してみましょう。
目安資金表を確認すると値幅のひろいループイフダンを選択すれば、3円変動しても損切りを避けながら運用が出来ることがわかります。
本日のまとめ
今回は、ループイフダンで重要な資金管理のコツをテーマにお話ししてきました。
ループイフダンは、一度設定さえすれば24時間自動で取引を行ってくれますが、資金管理が正しくできていないと損切りや自動ロスカットの憂き目に合ってしまいます。
値幅の狭いループイフダンは、少ない値動きで取引が発生する為、利益確定の機会が多いといったメリットがあります。
しかし、損失方向に相場が動くとポジションが増加しやすく、自動ロスカットを避けるために資金が多く必要になり、少ない資金で運用をスタートした場合、ハイリスクな取引になってしまうことを覚えておきましょう。
みなさんも、取引スタイルや投資資金に合った設定で投機ではなく長期的な投資にループイフダンを活用してくださいね。
本日もありがとうございました!
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どれくらいの資金で運用できるんだろう?通貨ペアの過去のレートの変動はどれ位あったんだろう?最近人気の売買システムは?
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ループイフダン資金管理のコツ
資金にあわない無理な設定では、すぐに損切りやロスカットの憂き目にあってしまいます。
これから運用をスタートする2人を参考に 資金管理 のコツ を学びましょう。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本記事の情報により生じたいかなる損害についても弊社及び執筆者は一切の責任を負いかねます。