ループイフダン運用の口座維持率は何%が安全?危険?
ループイフダン運用は、資金管理が一番大事って言うけど、、、何を基準に安定した運用が出来てるなぁ〜とか、そろそろ危ないなぁとか判断すればいいの?なんて考えたことありませんか?
その指標の一つに『口座維持率』があります。
そこで、今回は安定したループイフダン運用を継続する為の口座維持率の目安と、改めて知っておきたい自動ロスカットのルールについて、ループイフダンを長年運用しているFXトレーダー・スノーキーさんの考えを交えながらご紹介します。
口座維持率とは
口座維持率は、現在の取引に対してあなたの口座がどれだけ資金に余裕があるかを示すものです。
FX取引では、入金した資金に対して個人の口座であれば最大25倍の金額に相当する取引が出来る仕組み『レバレッジ』を使って取引することができます。
その際、取引を継続するのに必要なお金『取引証拠金』が必要となります。
口座維持率は、取引証拠金に対して未確定の利益(含み益)、未確定の損失(含み損)を考慮した口座残高(有効証拠金)がどのくらい残っているかをパーセンテージで表したものです。
口座維持率は、有効証拠金÷取引証拠金×100の式で算出できます。
<例>有効証拠金10万円で、取引証拠金2万円の口座維持率
10万円(有効証拠金) ÷ 2万円(取引証拠金) × 100 = 500%(口座維持率)
口座維持率は500%ということになります。
口座維持率500%という数字が健全なのか危険なのかは、ループイフダンの自動ロスカットの仕組みを理解する必要があります。
FXでは、損失の拡大を防ぐための仕組み「自動ロスカット」という機能があります。
自動ロスカットは、口座維持率が一定の水準を下回ると保有しているポジションが自動的に反対売買、つまり決済されて注文中の注文がすべて取消されます。
ループイフダンの自動ロスカットの仕組みは、基準となる口座維持率が個人口座100%、法人口座50%と異なりますが仕組みは変わりませんので、今回はループイフダン個人口座を元に説明しますね。
ループイフダン個人口座の自動ロスカットは、「有効証拠金が取引証拠金の100%を下回ると自動的に発生して、保有中のすべてのポジションが決済され注文中の注文は取り消されます。」
もちろん、ポジションが決済されてしまいますので、運用中のループイフダンの運用はすべて停止します。
この自動ロスカットの「100%を下回ると」というパーセンテージが口座維持率で、口座維持率が100%を下回ると自動ロスカットが発生するということです。
口座維持率は、取引システムにログイン後「口座状況画面」で確認できます。
口座維持率とレバレッジの関係
口座維持率とレバレッジは、取引の状態を確認できる指標でこちらのような関係があります。
- レバレッジ25倍 ⇒ 口座維持率100%
- レバレッジ15倍?⇒?口座維持率166%
- レバレッジ10倍?⇒?口座維持率250%
- レバレッジ5倍?⇒?口座維持率500%
- レバレッジ3倍?⇒?口座維持率833%
- レバレッジ2倍?⇒?口座維持率1,250%
レバレッジが高くなる程、口座維持率が低くなっていくのがわかりますね。
レバレッジは、冒頭でお話したように入金した資金に対して個人の口座であれば最大25倍の金額に相当する取引ができる仕組みです。
スノーキーさん曰く弊社が提供するFX自動売買ループイフダンなどのリピート系FXやメキシコペソ円をはじめとした中長期を前提とした取引をするスワップ投資などは「レバレッジ2倍以下」を目安に運用されている方が多いそうです。
中長期投資のおすすめレバレッジ
ループイフダンを長年運用しているスノーキーさんも口座維持率は2倍から3倍の間で推移しているそうです。
レバレッジ2倍は、口座維持率に置き換えると1,250%となります。
つまり、FXの中長期投資では口座維持率1,250%程度に抑えている方が多いともいえるでしょう。
では、ループイフダンは、口座維持率1,250%をキープし続ければ安全なのか?というとそう簡単ではありません。
ループイフダンは想定と逆に相場が動いた時・・・例えばB(買い)の売買システムを稼働時に、価格が下落するとポジションが増え、含み損が拡大するからです。
もしも、口座維持率を一定水準にキープしようと思ったら、低下したら入金、低下したら入金を繰り返さなければなりません。
これは現実的ではないので、口座維持率を一定水準に保つことよりも、口座維持率が何パーセントまで下落したら危険水域か?を考えます。
では、ループイフダン運用では、口座維持率がどの水準を割ると注意が必要だといえるのでしょうか?
これは、スノーキーさん個人の考えですが、口座維持率が250%以下になっている場合は、設定を見直すか、もしくは余裕資金の範囲内で追加入金をして、口座維持率を引き上げることを検討しましょう。
先程、お話した通り、口座維持率250%は、レバレッジ10倍です。
レバレッジ2倍を目安に運用する方の多いFXの中長期投資で、レバレッジ10倍は・・・かなり高いですよね。
コツコツと利益を積み重ね長期投資で力を発揮するループイフダン運用では、それだけはどうしても避けたい。
つまり、もっと早いタイミングである口座維持率600〜800%などを入金や設定変更を検討する水準と考えておけば、自動ロスカットを回避できる可能性は高くなりますよ。
本日のまとめ
今回は、安定してループイフダン運用を継続する為に知っておきたい口座維持率をテーマにお話ししてきました。
口座維持率は、あなたの口座にどれだけ余裕があるかを示す指標です。
口座維持率は、以下の計算式で算出できます。
口座維持率が高いほど、あなたの口座には余裕があります。
ループイフダン運用を長く継続する上で口座維持率の理解を深めておくと、自動ロスカットや意図しない損切りの憂き目に遭うリスクを減らすことができます。
ぜひ、適切な口座維持率を意識して、安定したループイフダン運用を心がけてみてくださいね。本日もご視聴、ありがとうございました!
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資金にあわない無理な設定では、すぐに損切りやロスカットの憂き目にあってしまいます。
これから運用をスタートする2人を参考に 資金管理 のコツ を学びましょう。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本記事の情報により生じたいかなる損害についても弊社及び執筆者は一切の責任を負いかねます。