すくみの進化系をどう考えるか検討開始しています。基本の3すくみを抽出して考えています。【SSS】
ループイフダンの通貨ペアは様々なものがありすくみの関係で、利益を抽出しています。
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例えばこちらに記載した4すくみは、ドルでユーロを買って、ユーロで円を買って、円で豪ドルを買って、豪ドルでドルを買っていますが、このシステムで、買いをぐるっとまわすことを4すくみとよんでいます。逆の売りをぐるっと回せば逆回転です。
このぐるっとしかけたシステムは、お互いにお互いの通貨が影響しあいますので、一つの通貨だけでは失敗しずらい投資を安定させてくれます。この安定感を利用してレバレッジを上げていく形を取っています。これはこれで一定の価値を提供、成功しており、いい形に利益が出ています。詳しくは私のブログをご参照ください。
このすくみの中の真ん中、つまり斜めの掛け合わせは、いろいろなことが出来そうです。単純に投資機会が倍増しますね。
さて、今回は4すくみ、5すくみだけではなく、その他の掛け合わせも考えていきたいと思っています。上の図の4すくみは、周辺をぐるっと回している状態ですが、この中も仕掛けることができますね。
例えば、この中で、ドルと円を直接購入出来れば、ドル円はドルユーロ円豪ドルの4すくみをそのまま、斜めに仕掛けたような形になります。
このイメージは逆もできて、豪ドル、ユーロの通貨ペアで真ん中で斜めに仕掛ければ、4すくみの中にもう一つ掛け算が作られます。この掛け算同士のすくみが結構おもしろいと感じています。
この4種類の通貨ペアですと、ドル円、ユーロ豪ドルができるわけですが、ドル円、とユーロ豪ドルを二つ仕掛けると、なんと4すくみとほぼ同じことができます。ただ、ドル円、ユーロ豪ドルを仕掛けるだけで4すくみと似たような状態ができます。
この真ん中を増やす分には、基本は同じ資金内でできる気がします。片方に行き続ける事もないと思われますので、ユーロ豪ドル、ドル円もこの4すくみとともに仕掛けることで、同じ資金をより有効に活用することが出来る可能性がありますね。
4すくみや5すくみを仕掛ける際には、三角形が2つ、3つと内部に入っているはずです。その三角形=つまり3すくみを沢山仕掛けることも安定性が高いシステムと思います。現在私のブログでは豪ドル、NZドル、円、ユーロの4すくみを3つに分解した、豪ドル円、ドル円、豪ドルドルの3すくみシステム、NZドル円、ドル円、NZドルドルのシステム、ユーロ円、ドル円、ユーロドルの3すくみシステムを複数使って仕掛けを作っています。この結果も素晴らしい安定感であり、いい感じに利益が出続けています。今後も続けていけるシステムと思っています。
この3すくみの三角形を増やすイメージでいえば、ユーロ/英ポンド=EUR/GBPがより面白いと感じています。
ユーロ/英ポンド略称で書くと、EUR/GBPですが、この通貨ペアはかなり面白いと思います。ユーロ、米ドル、ポンドの仕掛けからも、このユーロポンド通貨ペアが作れます。つまり EUR/USD ÷ GBP/USDがEUR/GBPとなり、ドルを中心とした合成通貨となります。これも3すくみの真ん中の掛け合わせと考えることが可能ですし、様々な通貨ペアを組み合わせて作っていくことも可能です。この通貨ペアの良さは、思ったより上下によく動くわりに、その動きの範囲が0.95-0.55と小さい点にあります。ここ20年間はこの4000pipsのレンジの中に入ってよく動くため、かなり長い間利益を出し続けることが可能と思います。売りは良いスワップが付与されますし、現時点では、0.86と歴史的な高値にいます。この高値から開始して、売りのプラススワップを得つつ、ポンドが上がり、ユーロが下がっていく状態を考えれば、かなり良い利益が出せるのではないでしょうか。ポンドとユーロはついこの間ブレグジットでひと悶着あったばかりです。ただ地理的に近いのでいろいろお互いがお互いに思うことはあるでしょう。価値は変化しつつ、安定しやすい状態と思われます。
今後も3すくみの基本形を様々な通貨ペアで続けていくことがすくみの進化と思います。
3すくみを仕掛けていくための三角形作りは、アイネット証券
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