2021年度のドル円市場予想【Invest Naviチャンネル】

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2021年の予想は上値105円、下値95円ほどまでと10円ほどの値幅でトレードされるのではないかとされていました。
しかし蓋を開けてみれば、105円を早々に突破し110円を超えて111円に差し迫るような展開になってきており、2021年初旬の予想は崩れ去りました。
今回は2021年の市場を乗り切り、利益を上げるために改めて2021年のトレード計画の参考になるような分析をしていき、市場や経済、金利といった様々な観点を見ていきたいと思います。



大きな政治予定がないため注目すべき経済指標

昨年の大統領選挙の後、今年は政治的に大きな選挙や動向がなく、経済指標が主なトレード材料になります。
大きな政治的イベントがない分、大きなイベント前のお見合いがないと楽観できる部分もありますが、コロナ禍で市場がどのように進むのか予想しづらいです。
今年は雇用統計やGDPといった経済指標の数値がどのような数値になるのかをチェックしなければなりません。
その上で私が特に注目しているのが雇用統計、失業率、GDPの3つです。コロナが加速すれば雇用機会が減ることは間違いないですし、雇用されないだけでなく失業者が出る可能性も高く景気後退になる可能性があります。
雇用統計の数値と失業率の数値が落ちればドルが売られるでしょうし、雇用が増えれば増えるほど失業率が下がれば下がるほど、経済が伸びてきていると思われドルが買われていくでしょう。
また国の成長度を表すGDPの速報が、どのような数値で出るのかによってアメリカ経済の根幹がどのようになっているのかがわかります。

経済指標には先行指標、一致指標、遅行指標という大きく分けて3つの経済指標があります。
経済状況がすぐにわかるのが先行指標なので経済の状況がダイレクトにわかるので、注目してトレードするとやりやすいのではないでしょうか。
失業保険申請件数、ISM新規受注指数、新規住宅着工許可件数といった指標を注目して予想との誤差や経済が好調だったときの数値と見比べてみて、どれほど成長しているのか後退しているのかを見ておくと経済が戻ってきているのかどうかがわかります。
大きな政治的動きがない分、経済指標が経済の動きや新大統領の政策が大きく響くので、注目して見ることをオススメします。



コロナがどのように進むか

日本ではコロナの感染者数が増えており、連日多くのニュースが報道されています。
日本では大きくコロナが広がっていますが、アメリカでのコロナ状況を勉強しておかなければどのように市場が動くのかわかりません。
アメリカではどのようなコロナの感染状況と今後どのようになるのか見ていきましょう。

アメリカコロナの現状

2020年10月後半から一気に新たなコロナ感染者数が増えてきて2021年1月8日30万人を超えるなど感染拡大しかなり危険な状態になりました。
2021年1月には1日の死亡者数4,000人を超えるなど死者数もかなり増え危険な状態が続きました。
現状の1日の新たな感染者数は少なくて3万人ほど、多くなると7万人ほどとばらつきはありますが、一時期の感染者数の数に対してかなり減少傾向にあります。
3月の後半からのコロナでの死亡者数は1,000人を割る日が多くなり、コロナが落ち着いてきている状況になってきています。

アメリカコロナの予想

現状新たな感染者数と死亡者数が減ってきているのでコロナの危険水域は抜けたと思われます。まだまだ油断はできませんが、経済に対する支障は少なくなりました。
アメリカ経済の中心であるニューヨークでは他の州よりも感染者数が多いですが、どの州でも減少傾向にあるので今後も減少していくのではないかと思われます。
2020年7月からの感染者数はおおよそ5万人前後の推移をしているので、5万人という壁が今後どのように立ちはだかっていくのかが焦点になります。

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アメリカ金利

アメリカ政策金利が今後どのようになるかは、市場が大きく注目しています。
アメリカ政策金利の現状と今後どのように動かしていくのか注目してみていきましょう。

アメリカ政策金利の現状とは

アメリカ政策金利は、アメリカ時間3月17日発表0.00%〜0.25%と現状維持になり、アメリカ国債を月に1,200億ドル購入している現状の量的緩和政策も決定しました。
アメリカ経済が回復してきているのは間違いなく、経済指標の数値が上昇してきていて数値が後押しした形でもあります。

アメリカ政策金利の今後とは

FRBの委員の中数名に早期金利引き上げを求める声があり、パウエル議長も早期利上げを求める声に驚きはないと発言しているだけに、今後利上げをしていく可能性があります。
しかし2023年中に利上げを見込んでいる委員が18名中7名とまだ先の様子ですが、急速なアメリカ経済の回復に委員たちの間で意見が分かれているのも事実です。
アメリカ金利は今後上がる可能性が高いのは事実ですが、アメリカ経済が今後どのようになるのかによって利上げが早まるのか遅くなるのか分かりません。
景気がある程度好調になれば利上げされる可能性が高く、経済指標がどのような数値をつけるのかによって、FRBパウエル議長や地区連銀総裁の発言が変化します。
各委員の発言がどのような発言をしているのか注目して聞いていきましょう。



新大統領政策

バイデン大統領が打ち出した雇用・インフラ計画は財源が法人税から賄い経済の回復をさせるというものです。
道路整備や鉄道やバスの老朽化を新品に変えるなどのインフラ整備に6,000億ドルを投じ、あらゆる公共事業に投資をすることで経済を回そうとする動きを加速させています。
大統領選挙で訴えた政策に近い形の状況を取り、経済政策が法案可決するかが注目です。
共和党側の猛反発をいかに抑えて政策を実行することができるかが最大の焦点で、もし政策が通らなければ滞ることになりドル円に大きな影響を及ぼします。



ドル円相場の動き予想

ではこのようなニュースが実際にドル円市場に及ぼす影響を1月から3月の市場の状況と4月以降にどのように展開していくのか考えていきましょう。

2021年1月〜3月のドル円市場

2021年に入る前、大手各社は95円〜105円の予想になっていましたが、2月2日105円を突破し3月30日には110円を突破しました。
ドルが好調な理由は、予想以上のアメリカ経済の回復が要因と考えられていて、NYダウ株価も上昇していてドル円も後押しした形になりました。

今後のドル円市場

110円を越えたところからもみ合っていますが、上昇の余地はまだあると思います。
今後の利上げを見込んでいる点、アメリカ経済が予想以上に回復が早かった点など経済の好調さが今後も見込まれるため、市場がまだ上昇する可能性は高いです。
ただし値の天井に近づいているのも事実で、115円を越えたのは2016年を最後にありません。
おおよそ上がったとしても115円ほどと思われ、それ以上上昇するというのは未知の領域とも言えるのではないでしょうか。 もし115円を超えて上昇する場合は、アメリカ経済がさらなる大きな回復と成長の可能性、新たな感染者数の減少といったこと、コロナのワクチンが国民に行き渡るといったことが要因として、早期政策金利上がれば、ドルが買われる機運が高まります。
為替は多くのニュースが反映されて動くので、今後の経済の状況の変化によって大幅に伸びる可能性があるでしょう。



まとめ

ドル円はかなり上がり好調になってきていますが、どこまで上がり続けるのか正直不透明な部分も大きいです。
実際にアメリカ経済がどのようになるかはコロナがどのようになるかなど課題も多く、ニュースをみながらアメリカ経済に及ぼす影響を計算しポジションを取っていくことをおすすめします。

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