【3月下半期】ポンドドルの相場を徹底分析!【Invest Navi チャンネル】

Invest_Navi_チャンネルTOP.png

3月上半期のポンドドルは、米雇用統計の好結果に伴い、米長期金利の上昇によるドル高の影響で、レンジを推移する動きでした。

そのため、欧州タイムでは何度もドル高局面の状況が多く、ドル円主軸の相場となっていました。

しかし、テクニカル的な判断として、4時間足でポンドドルは逆三尊を形成していて、上昇する兆しを確認。

ですが、イギリスの弱いGDPの見通し、EU完全離脱の要因もありポンド通貨の動きは鈍い傾向となっています。

それでは、チャート画像を用いて、下半期のポンドドルの動きを考察し最後に今後の展開についても触れていきたいと思います。



週足ポンドドルの相場考察

investnavi#4-1.png

引用元:trading viewのチャート

上の画像は、週足のポンドドルのチャートになります。

逆三尊を形成しているのを確認できますが、①の建値1.42426ラインにタッチしたあとに下降しています。

これは、逆三尊の法則として、リターンムーブが始まった動きと捉えられます。

リターンムーブとは、三尊・逆三尊が完成したあと、少し逆行(赤ライン)する動きのことを言います。

そして、このリターンムーブを終えた後に、三尊・逆三尊の値幅分、チャートが動く性質があるのです。

ただ、三尊・逆三尊にはダマしと言われる現象がよく起こります。

例えば、三尊を形成したあと本来ならば下降するはずが、上昇するといった逆行パターンがあります。

そのため、三尊・逆三尊が形成されたあとに、しっかりリターンムーブが行われているか、確認しなければなりません。

ダマしを判断する場合、上の画像のネックライン(青ライン)を超えて逆行した場合は、三尊・逆三尊は形成失敗と判断します。

それでは、週足ポンドドルの逆三尊の場合を見ていきましょう。

investnavi#4-2.png

引用元:trading viewのチャート

週足ポンドドルの逆三尊では、ネックライン(赤ライン)のキリ番1.34000を大きく下抜けてしまったら、逆三尊失敗となります。

そして、本質的な逆三尊であるならば、リターンムーブが終わるまで、ポンドドルは下降トレンドが続く可能性があります。

続いては日足のチャートで見ていきます。



日足ポンドドルの相場考察

investnavi#4-3.png

引用元:trading viewのチャート

日足のポンドドルですが、形で見る限りはポンドドルは、2021年2月~3月の間に、三尊を形成しているのを確認できます。

この三尊が発生した理由は、先ほど解説した週足のポンドドル、逆三尊のリターンムーブが行われて起きたものになります。

その後、三尊形成により下降したあと、1.36800ライン(赤ライン)でサポートされています。

これは、三尊形成が完成したことで、リターンムーブが発生して、一時的な上昇が起きていると考えられます。

そのため、この三尊が本質的であれば、三尊のネックライン手前で上昇は止まると推測します。

そして、三尊はその形成した値幅分、下降する性質があるため、ポンドドルはさらに下降していくと思われます。

続いて、4時間足のポンドドルのチャートにて、さらに深掘りして見ていきます。

《Invest Navi チャンネル》タイアップキャンペーン

口座開設+10ロット以上取引でAmazonギフト券3,000円分プレゼント!
アイネット証券の口座開設はこちら



4時間足ポンドドルの相場考察

investnavi#4-4.png

引用元:trading viewのチャート

4時間足のポンドドルのチャートでは、日足で見た三尊形成に加えて、逆三尊も確認できます。

しかし、この逆三尊はダマしとなり、下降する結果となりました。

それは、日足で三尊形成が行われているため、それより下位足である4時間足の逆三尊は、否定されたものと判断できます。

F Xでは、長期足で確認できる形に優位性が高く、下位足の形にはダマしが多く現れる傾向があります。

そして、今回の下降に至った原因として、以下のファンダ要素も重なっていました。

●3/15ベイリー英中銀(BOE)総裁の弱いGDP見通しと、コロナワクチンが普及していても、まだマイナス成長を脱してはいないとの発言。→金利低下による通貨安(ポンド)

●アメリカの順調な景気回復により、米10年債利回りの上昇と、それに牽引されてドルが積極的に買われる展開。→ ドル高 → 逆相関のポンドドルはポンド売り

●3/22ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の、短期的な経済見通しは低いことを示唆する発言。→ リスクオフの通貨が買われてポンド売り(ポンドはリスクオン通貨)

●3/23 11-1月英失業率(ILO方式)5.0%と、予想 5.2%より少し悪い結果。→金利低下による通貨安(ポンド)

つまり、下降する条件がテクニカルとファンダで合致していて、ポンドドルが急落したと判断することができます。

そして、この急落のあと、3月第4金曜日に、ポンドドルの三尊形成は完成したと見られます。

その判断部分となるのが、4時間足のチャートで確認できる、右の黒枠の所1.36800ライン(赤ライン)でサポートしている動きになります。

これは、三尊形成のあとに発生する、リターンムーブによる一時的な上昇と考えられます。

また、この1.36800ラインは強く意識されている所であるため、三尊が完成したあとにリターンムーブするための、サポートラインとして機能しました。

では、その意識されていた部分を、月足のポンドドルのチャートで見ていきます。



サポートラインとして機能した理由は?

investnavi#4-5.png

引用元:trading viewのチャート

上の画像は月足のポンドドルのチャートになります。

このように、1.36800ライン(赤ライン)は過去にもサポレジ転換が起きていて、強く意識されていることが確認できます。

ちなみに、月足でサポレジが起きていた年月は以下になります。

●2009年3月にサポート(イギリス中央銀行の利下げ)

●2016年6月下抜け(イギリスのEU離脱交渉について政策が動き始めていた)

●2018年1~5月(英国GDP低成長と利下げ)

このため1,36800ラインには、アルゴリズムの設定が加えられているのは明確で、三尊のリターンムーブが起きる、サポートラインとして機能したものと判断できます。

それでは最後に、今後のポンドドルの動きについて考察していきます。



まとめ

先ほど解説した通り、ポンドドルは三尊形成が完成して、リターンムーブで一時的な上昇が起きていると考えられます。

そのため環境認識としては、どこまでリターンムーブによる上昇が続くのか、を見ていく必要があります。

investnavi#4-6.png

引用元:trading viewのチャート

上の画像は、日足のポンドドルのライン足チャートになります。

三尊・逆三尊を正確に見る時に、ロウソク足だとヒゲが多く分かりづらいため、ライン足で表示させています。

この、日足で確認出来た三尊が、本質的ならば1.38200ライン(青ライン)のネックラインで、レジスタンスとなって、下降していく展開が予想されます。

そのため、トレード戦略を立てるなら、1.38200ラインで下降を示唆する形が発生するのを確認する必要があります。

下降を示唆する形として、代表的かつ最も頻繁に現れるものは「三尊とダブルボトム」になります。

しかし、この動きを捉えるには、下位足で見ていく必要があり、主に4時間足以下で確認できることが多いです。

抵抗ラインとして期待される、1.38200ラインでレジスタンスされて、三尊かダブルボトムの発生が現れれていれば、下降トレンドが起きる期待が持てます。

抵抗ラインとして期待される、1.38200ラインでレジスタンスされて、三尊かダブルボトムの発生が現れれていれば、下降トレンドが起きる期待が持てます。

しかし、逆相関になっている通貨ペアとして、ドル円・ユーロポンド・スイスフラン・ユーロオージーなどがあり、これらの動きによって、タイミングや展開が変わる場合もあります。

また、米長期金利の上昇に対して、F R B議長のパウエル氏の会見では、懸念する発言がないことから、ドル優勢の市場がまだ続くと考えられます。

そのため、ポンドドルは、去年の強い上昇トレンドの相場とはうって変わり、非常にシビアな展開が続くと予想されます。

関連記事
InvestNavi
アイネット証券の評判・口コミ

《Invest Navi チャンネル》タイアップキャンペーン

口座開設+10ロット以上取引でAmazonギフト券3,000円分プレゼント!
アイネット証券の口座開設はこちら

★☆★ シストレちゃんねる から お得なお知らせ! ★☆★

 デモ訴求ページTOP画像.png

  

【注意事項】

・本レポートは筆者の主観及び経験に基づき執筆されており、内容の正確性や完全性を保証するものではありません。筆者及び株式会社アイネット証券は、本レポートの利用あるいは取引により生ずるいかなる損害の責任を負うものではありません。

・本レポートはあくまでも参考情報であり、筆者及び株式会社アイネット証券は、為替やいかなる金融商品の売買を勧めるものではありません。取引を行う際はリスクを熟知した上、完全なる自己責任において行ってください。

・当コラムにてループイフダンの実績を紹介する際に使われている「年利」は元金に対する年間の利益率を指しており、金利や利息を指すものではありません。

・筆者及び株式会社アイネット証券の許可無く当レポートの全部もしくは一部の転送、複製、転用、検索可能システムへの保存はご遠慮ください。

著者プロフィール

著者アイコン
Invest Navi チャンネル
投資全般に関するメディア「Invest Navi」を運営。
「働いてお金を稼ぐ」時代から
「お金にお金を稼いでもらう」時代へ。
私たちは、あなたの投資をサポートできるよう、誠実に情報提供をしていきます。