新型コロナウイルスの影響で、日経平均株価をはじめとする株価が下落する中、証券会社の新規口座開設が増加したとの報道がありました。コロナショックのピンチを、チャンスととらえる人が多かったようです。コロナ以降の生活には、投資が必須と言われるようになりました。この記事では、投資の必要性について、改めて考えてみます。

コロナショックと、投資マインドの変化

新型コロナウイルスの影響と、日経平均株価の推移を振り返ってみましょう。また、その間に、投資家のマインドがどのように変化したかも見ていきます。

日経平均株価の推移をおさらい

2019年年末から2020年年始にかけて、中国の武漢市で新型コロナウイルスの感染が拡大しました。その頃、日本ではまだ対岸の火事といった雰囲気で、2020年1月20日には、日経平均株価が年初来高値（24,083円51銭）をつけていました。

その後、欧州を中心に世界各国へ感染が拡大した影響を受け、2月後半から世界同時株安（コロナショック）が発生。日経平均株価は、3月19日に年初来安値（16,552円83銭）まで下落しました。年初から比較すると、約2割もの下落幅でした。

その後、日経平均株価は安値を切り下げることなく上昇に転じ、6月には23,000円台に回復。それから執筆時点（2020年8月中旬）にかけて、23,000円超の回復を見せています。

証券会社の新規口座開設が増加

報道によれば、2020年3月の証券会社の新規口座開設数が、激増したとのことでした。上述の通り、3月は年初来安値をつけたタイミング。その株価が下落する時期を、投資のチャンスと考える人が多かったことを示唆しています。

実際に、日経平均株価は3月中旬に底を打って切り返し、年初の水準に迫るほど回復しています。この株価下落の時期に投資を始めた人の中には、うまく資産を増やせた人も多いでしょう。

コロナショックについてのユーザーアンケート

アイネット証券では、1,138人の投資家に、コロナショックについてのアンケート調査を行いました。

「今のコロナショックの状況は投資家として守りに徹するべきですか？」との質問には、8割近くの人が「守りつつ前進する投資をするべき」と回答しました。先輩投資家は、長期的な視点から、今回のピンチをチャンスととらえていたのかもしれません。

（出典）https://inet-sec.co.jp/column/20200604/

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貯蓄ではなく投資が必要な時代に

コロナショックが起こる前から、政府は「貯蓄から投資（資産形成）へ」というスローガンを打ち出していました。さらに、今回のコロナの影響で、国民の投資マインドは加速していきそうです。

もともと低金利の時代なので、預貯金だけではお金は増えませんでした。また、物価上昇によって、お金の実質的価値が低減してしまうリスク（インフレリスク）もあります。そこに、コロナの影響による経済や労働環境の変化が加わりました。 残業代が減ることで、収入が減ってしまった世帯も多いでしょう。現在は、本業の収入だけに頼れる時代ではなくなりつつあります。第2、第3の収入源を確保することが、重要になりました。

その収入源の選択肢として、投資は有効です。お金がお金を稼いでくれる仕組みを作ることで、将来的な資産形成が可能になります。

これから投資を始めるなら、簡単、低リスク、長期投資がキーワード

投資が重要な時代になったと言われても、何に取り組めばいいのか見当もつかないという人も多いでしょう。投資を始めるには、リスクを抑えて運用できるものが好ましいです。その条件に当てはまるのが、長期投資です。長期投資は、リスクを低減しながらコツコツと利益を積み上げ、さらに複利の効果で資産を大きく増やすことが可能になります。 ここでは、初心者でも簡単に取り組みやすい投資手法のひとつとして、FXのリピート系手法を紹介します。

FXのリピート系手法

FXとは、外国為替証拠金取引のことで、通貨の値動きを対象に差金決済取引（現物を取引するのではなく、売買の差金をやりとりする方法）を行います。またいわゆるレバレッジ効果により、資金効率を高めた運用が可能です。

FXの相場は、通貨同士の力関係により上下動します。その力関係は、一方向に進み続けることはまれで、ほとんどのケースにおいて上がったり下がったりを繰り返す、つまり一定の値幅の間を行き来する性質があると言われています。

その性質を利用するのが、リピート系と呼ばれるシステムトレードの手法。一定間隔のレートで自動的に売買を繰り返し、小さな値動きからコツコツと利益を積み上げてくれます。 一般的な裁量手法だとレートがいくらになるかを見定める必要がありますが、レンジ相場で力を発揮するループイフダンではその必要がないため、初心者でも取り組みやすいと言えます。

さまざまなFX会社からリピート系のシステムトレードが提供されていますが、ループイフダンは、非常にシンプルな仕組みです。最初にいくつかの項目で簡単な選択をするだけで、あとはその通りに自動で売買を繰り返してくれるようになります。

必要資金としては、安全に運用するためには最低でも10万円程度から始められます。これよりも少ない予算でも運用できますが、リスクが高くなり、戦略の幅が狭まってしまいます。

まとめ

コロナショックと呼ばれる世界的な株価下落を契機に、投資を始める人が増えたそうです。経済や労働環境が変化し、残業代が減ってしまった人も多く、これからは投資が必要な時代になったと言われています。これから投資を始めるなら長期投資がお勧めで、中でもループイフダンなら初心者でも簡単に取り組めます。初めての投資として、ループイフダンを始めてみてはいかがでしょうか。

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なお、ループイフダンの詳しい説明やそのメリットなどについては、下記のコンテンツを参照してください。
https://inet-sec.co.jp/systrd/

※このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本レポートの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者は一切の責任を負いかねます。