山中康司のループイフダン戦略レポート(2020年7月号②)

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ループイフダン「2020年7月の戦略・月中レビュー」

●7月セミナーのお知らせ

7月22日にオンラインセミナーを実施いたします。

当レポートの戦略と最近の相場について解説させていただきます。どなたでも参加できますので、下記ページよりお申し込みください。
http://ow.ly/OWnp30qYsDe

●移動平均で攻めるループイフダン(戦略概要)

長めのポジション保有を前提に「週足終値が20週移動平均線よりも上にあるか、下にあるかでトレンドを判断」します。ダマシを回避するため「実際の売買は、2週連続で終値が上か下というフィルター」をかけます。リスク管理はこれまで同様で最大ポジション数10(ポンド円のみ5)、損切設定はあり、とします。

使用チャートは日々の動きを明確にするため、複数時間枠表示という手法で日足チャートに週足移動平均線を重ねています。階段状になっているのはそのためで、1週間(5営業日)単位で移動平均線の値が変化していることがわかります。また、週足終値の位置を間違えないよう、日足を1週間ずつ青い四角で囲ってあります。つまり、青い四角の中の最後の日足終値が週足終値と同じです。また紫の四角で1か月を囲み、各月の値動きもわかりやすくなります。

ポートフォリオ全体の資金管理としては、以前の戦略と同様「1か月の最大想定損失額25万円以上に到達した通貨ペアに関しては、いったん全てのポジションを仕切った上で月末まで運用見送り」というスタンスです。なお、この状態で「ポジションが無い状態での翌月のエントリーは、2週連続で終値が上か下かというトレンドが確定した週末を待つこと」としています。つまり、再エントリーの場合でもフィルターをかけます。

ポートフォリオ全体としては、証拠金の6%を超える損失(当レポートでは30万円超の損失)で、全ての利益が出ているポジションも含めて成り行き決済とし、その場合は月末まで一切ポジションを持ちません。これは、複数通貨ペアで25万円以上の損失が出ることが無いようにするためのセーフネットです。

●ドル円

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※赤い線が移動平均線です。

7月15日までのレンジ=106.64~108.17

7月15日時点の戦略=S50を継続

7月前半のドル円は、107円台を中心として106円台は買い、108円台は売りと横方向へのもみあいとなっていましたが、ほとんどの時間帯は107円台半ばでの取引となり、他の通貨に比べると蚊帳の外状態だったと言えます。これといった大きな材料も無い中で、新型コロナウイルスの感染者拡大が特に米国において目立ってはいるものの、好調な株価に支えられリスクオフにもなりにくい地合いで、月後半へと進むことになります。

ドル円は7月から仕切り直し(詳細は6月前半のレポートをご覧ください)で「S50」で運用を再開しました。現時点のポジションは1単位、1,510円の含み損となっていますが下降局面での買い戻しを待っている状況です。ここまでの確定損益は4,661円の利益となっています。

当レポートでは、107.637からS50、最大ポジション数10で運用を再開しました。

●ユーロ円

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7月15日までのレンジ=120.26~122.47

7月15日時点の戦略=B80を継続

7月前半のユーロ円は、ユーロ買い要因と円売り要因とに支えられて底堅い値動きをしていましたが、先週までは122円手前で3回反落を繰り返し、122円でのユーロ売りオーダーの存在を感じさせる展開となっていました。しかし、昨日このレジスタンスを4度目のトライで上抜け当面はテクニカルな要因がユーロ円を下支えすることとなります。ユーロ買い要因はユーロドルの項目をご覧いただければと思いますが、円売り要因については最近の株式市場との相関があります。株式市場は日経平均株価が堅調ですが、株価が堅調な差異のリスクオンの動きにおいてユーロ円での円売りの相関が高く、株高とユーロ円高が同時に起きる(下げも同様)ケースが最近は目立っていることを示します。

ユーロ円も7月から仕切り直しで「B80」で運用を再開しました。現時点のポジションは1単位、310円の含み損となっていますが上昇局面での売り直しを待っている状況です。ここまでの確定損益は23,146円の利益となっています。

●ポンド円

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7月15日までのレンジ=132.95~135.92

7月15日時点の戦略=S100を継続

7月前半のポンド円は、新型コロナウイルスにより失われた雇用対策のため90億ポンド規模の財政支出を行うとの発表を好感してポンド買いが先行する動きとなりました。しかし、年末に期限を迎えるブレグジット移行期間後の協議が難航するとの見方が多く、コロナ対策で上がった後は買いが続かない流れとなっています。

ポンド円も7月から仕切り直しで「S100」で運用を再開しました。現時点のポジションは2単位、27,980円の含み損となっていますが下降局面での買い戻しを待っている状況です。ここまでの確定損益は9,853円の利益となっています。

現時点でポンド円は移動平均線の上での推移となっていますが、週末終値時点における週足移動平均線との位置関係は1週しか経過していません。今週末の終値でも移動平均線より上となる場合にはB100へとポジションを転換することとなります。

●豪ドル円

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7月15日までのレンジ=73.98~75.16

7月15日時点の戦略=B80を継続

7月前半の豪ドル円は値幅が1円強に留まり最近の豪ドル円としてもかなり静かな値動きに収まっています。そうした点ではドル円以上に蚊帳の外状態であったと言えそうです。材料的には以前からの中国との対立問題や新型コロナウイルスの新規感染者が急増する中でこれから冬を迎えるといったことが悪材料となっていますが、今のところ豪ドル/米ドルにも動きは出ていません。引き続き様子見が続きやすい状況です。

豪ドル円も7月から仕切り直しで「B80」で運用を再開しました。現時点のポジションは1単位、1,025円の含み益となっていますが設定値幅での利益確定を待っている状況です。ここまでの確定損益は16,014円の利益となっています。

●ユーロドル

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7月15日までのレンジ=1.1185~1.1423

7月15日時点の戦略=B60を継続

7月前半のユーロドルはじり高の展開を辿り本日朝方に6月高値と並ぶ水準まで上がってきました。ここを上抜けるとテクニカルにも一段高の動きが予想されますが、これまでのユーロ買いの原動力は今週17・18日に開催されるEUサミットにおいて復興基金が可決されるであろうとの楽観的な見通しが主要因となっています。しかし。EUサミットでは全会一致での賛成でない限り可決されない一方で、オランダ、オーストリア、デンマーク、スウェーデン、フィンランドがバラマキ基金(返済不要の交付金)に難色を示しています。果たしてサミットまでに根回しが進み可決できるのかどうか、市場参加者は今後のEUのことを考えると可決されるであろうという見方が多いのですが、各国政府関係者からの発言を見ていると決して楽観できない状況です。結果次第では週明けのユーロ相場が大荒れとなるリスクがあります。

ユーロドルも7月から仕切り直しで「B60」で運用を再開しました。現時点のポジションは1単位、67円の含み益となっていますが上昇局面での売り直しを待っている状況です。ここまでの確定損益は37,237円の利益となっています。

 

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●スイス円(チャート、ゾーンのみ)

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7月15日時点の戦略=B80を継続

●ランド円(チャート、ゾーンのみ)

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7月15日時点の戦略=7月10日終値でB50に転換

●トルコリラ円(チャート、ゾーンのみ)

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7月15日時点の戦略=S50を継続

●メキシコペソ円(チャート、ゾーンのみ)

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7月15日時点の戦略=S50を継続

●NZドルドル(チャート、ゾーンのみ)

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7月15日時点の戦略=B80を継続

●豪ドルNZドル(チャート、ゾーンのみ)

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7月15日時点の戦略=B80を継続

 

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【本レポートに関するご注意】

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著者プロフィール

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山中康司
1982年アメリカ銀行入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリー・マネージャー。1997年日興証券入社、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。2002年アセンダント社設立・取締役。テクニカル分析と独自のサイクル分析を融合させたトレンド分析には定評がある。ループイフダン関連書籍『マンガでわかる FXの新常識ループ・イフダンでらくらく稼ぐ』を監修。

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