【実践編】ループイフダンを設定するときのコツ・重要な項目について解説!【お金マン】
今回は、ループイフダンの設定方法やおすすめの設定について解説していきます。
この記事を読むとわかること
・ループイフダンを設定するときのコツ
・ループイフダンの設定で特に重要な項目
・ループイフダンを低リスクで始めるには?
以上について解説していきますので、ぜひ最後まで読んでください!
1. ループイフダンの設定に悩んでいる方へ
ループイフダンを始めたはいいけど,資金がマイナスになる一方…
「設定を見直す必要があるけど、どうしたらいいかわからない」という方も多いと思います。
ループイフダンの設定時には
通貨ペア
?「買い方向」or「売り方向」
値幅(利益幅)
ロット数
この4つの項目を設定します。
初心者からすると,設定項目が少なく,わかりやすいため気軽に取引できる!と考えがちです。
しかし,「簡単に取引できる」=「利益を上げることができる」ではありません。
利益を出すためには,上の4つの項目について理解を深める必要があります。
?2.設定に失敗すると,どのくらい損失がでるの?
これは,私がループイフダンを始めて数日で出した損失です。
資産(開始時):100,000 円
損失:-6,398 円
ロスカットはまだまだ先でしたが,いきなり数日でこれだけの損失がでると,不安でしたので決済しました。
この時の設定内容は,
?通貨ペア:豪ドル円
売買方向:売り方向(ショート)
値幅,利確幅:「20 pips」
?取引数量:2000 通貨(2ロット)
下図は豪ドル円チャート(月足)で,図中に運用開始ポイントを示しています。
このマイナスを出した一番の要因は,「売買方向」の決定に根拠がなかったことですが,他の項目についても根拠がありませんでした。
詳しくはループイフダンは失敗する?の記事で解説しています。
3.ループイフダンで重要となる4つの項目
先ほど説明した,ループイフダンの4つの設定項目は資産を増やしていく上で,非常に重要なのは言うまでもありません。
そこで,こちらの4項目について,解説したいと思います!
① 通貨:オススメってあるの?
② 売買方向:どっちを選べばいいの?
③ 値幅:どう決めればいいの?
④ ポジション数:決め方は?
3.1?オススメの通貨ってあるの?
始めに,通貨についてです。
通貨ペア選択時のポイントは2つあります。
① スワップポイント
② 長期の値動き
まずは,①を解説するために,取引可能な通貨ペア情報について整理しましょう。
下表に示すのは,各通貨のスプレッド,各通貨のスワップポイントです。
ループイフダンを使用している方のほとんどは,長期での運用を考えているかと思います。
そこで,重要になるのはスプレッドよりも,スワップポイントなんですね。
なぜなら,長期での運用を考えた際に,値幅はできるだけ大きく取ります!
例えば,値幅50pips以上にした場合,上表のスプレッドは気にならないですよね?
また,上表のスワップポイントにおいて,アイネット証券は業界トップクラスとなっています。
この利点を使わないわけにはいかないです。
次に,②について解説します。
①で解説したスワップポイントのみを基準にして,通貨を選べばいいかというと,そうではありません。
長期で運用する上で重要なのは,ある程度の「高値」と「安値」を予想できることです。
(上図:米ドル円)
(上図:豪ドル円)
この図は過去10年のチャートの動きを示しています!
米ドル円と豪ドル円を比較すると,豪ドル円の方が「高値」と「安値」が判断しやすいですね。
そうです,オススメ通貨は“豪ドル円”です!
3.2?「買い」 or 「売り」どっちを選べばいいの?
次に,売買方向についてです。
先ほど,相場の「高値」と「安値」について説明しましたが,運用開始がこの「高値」や「安値」地点であれば,安心して運用することができます。
しかし,下図に示すように,中央の場合はどちらにいくかわかりません。
また,「高値」や「安値」付近までいくのを待っていると1年間何もせずに終わる可能性があります。
そこで,このような場合でも「買い」と「売り」を判断するための方法を解説します。
STEP 1:長期足で相場の動きを分析(トレンド相場なのか,レンジ相場なのか)
STEP 2:中期足で運用開始ポイントを分析
ここで,特に重要なのはSTEP 1です。
現在の相場が「上昇トレンド」or「下降トレンド」なのかは相場を見てある程度判断できないといけません。
(上図参照)
長期足(日足や4H足)を用いて,上昇の力が強いのか,下降の力が強いのか判断して,売買方向を決定しましょう。
3.3値幅ってどう決めればいいの?
次に,値幅についてです。
値幅を決める手順は以下になります。
STEP 1:レート変動確認表をチェック(下図)
まずは,周期(3ヶ月,1年,3年,5年,10年)のレート変動を確認します。
例として,豪ドル円のレート変動を確認すると,3ヶ月で4.8円変動していることが確認できます。
つまり,まず頭の中に約5円の変動について入れておく必要があるんですね。
STEP 2:目安資金表をチェック(下図)
次に,先ほどの変動レート約5円を考慮して目安資金表を確認します。
すると,変動幅と値幅の関係を見ることができ,その中に“目安必要資金”という項目があります。
今回の私のように,資金が10万円の場合,選べる値幅は「40 pips,80 pips,100 pips」となります。
ここで,オススメは80 pipsです。
この理由を次のポジション数で一緒に説明したいと思います。
3.4 ポジション数って決め方あるの?
売買可能な最大ポジション数は「値幅」を決めた段階で自動的に決まります。
(※ ポジション数は調整することができます。)
先ほどの目安資金表を見てみると,ポジション数が記載されていますよね。
値幅は小さければ「ポジション」が増加し,値幅が大きければ「ポジション」が減少します。
そして,実はこのポジション数は損失の大きさと関連します。
?ポジション数(多 い) ? スプレッド損失:大
?ポジション数(少ない) ? スプレッド損失:小
ここで示す損失(スプレッド損失)では,エントリーするたびに支払うコストです。
「値幅が小さい=ポジション数が多い=スプレッド損失が大きい」となるため,値幅を小さくして取引をすると,長期的に見て損失が大きくなります。
よって,値幅をある程度大きく(80 pips)して,これに応じたポジション数として,スプレッド損失を減らしつつ利益を出していくことをオススメします!
詳しくはループイフダンのおすすめ設定の記事でも解説しているので合わせてご確認ください。
4.低リスクを求めるならまずはデモトレード!
ここまで,ループイフダンの設定方法について説明してきましたが,「もう損失を出したくない!」という方もいるかと思います。
自信を持って運用できない場合は,まずデモトレードで損益がプラスになる運用方法を見出してみましょう。
自動売買とはいえ,ループイフダン(リピート型F X)は自分自身で注文内容を決定する必要があります。
今回紹介した設定方法も,ループイフダンを運用するための一例です。
ここで,得た情報をもとに自分オリジナルの運用方法を見つけていただけたら幸いです!
ちなみに,デモトレードは身分証明書の送付等も必要ないため,すぐに始めることができます。
損失を出して失敗してしまった方は,原点に戻ってデモトレードで腕を磨きましょう!
まだ口座開設していない方は、今のうちにループイフダンに登録しましょう!
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