山中康司のループイフダン戦略レポート(2019年11月号②)

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ループイフダン「2019年11月の戦略・月中レビュー」(11月15日時点)

説明中に出て来る各レートは、斜線部分の「黄緑のライン」のレートとその上下の「ピンクのライン」のレートです。ピボット「緑点線のライン」(P)を中心に、上側の黄緑のラインを(R1)、上側のピンクのラインを(R2)と示し、下側の黄緑のラインを(S1)、下側のピンクのラインを(S2)と示しています。

また、それぞれの月においてS2以下がゾーン1、S2~S1がゾーン2、S1~Pがゾーン3、P~R1がゾーン4、R1~R2がゾーン5、R2以上がゾーン6を示しています。

(詳細は『確率を味方につけるループイフダン戦略』をご参照ください。)

●ドル円

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11月15日までのレンジ=107.89~109.49

11月上旬のドル円は米中通商協議進展期待から米国株が大幅高となり、主要3株価指数が揃って史上最高値を更新する動きとともにリスクオンの円安相場となりました。しかし、109.50よりも上で実需のドル売りオーダーが並んでいる状況の中で、米中通商協議の進展が難航しているとのニュースが入り始め、株価は強いものの為替市場では短期筋のドル買いポジションに調整が入って折り返しです。

11月の戦略はもみあいのSタイプを考え「S25」で前月から運用を継続していましたが、R1に到達したため既存ポジションのみで運用STOPとなりました。現時点でのポジションは6単位、55,779円の含み損となっていますが下降局面での買い戻しを待っている状態となっています。またここまでの確定損益は損切設定にかかったポジションもあり13,917円の利益となっています。

 

●ユーロ円

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11月15日までのレンジ=119.25~121.30

11月前半のユーロ円は英国総選挙に向けてブレグジットの行方に不透明感が増してポンドが売られる動きに追随したこと、また欧州景気の弱さから引き続きECBが包括的な緩和政策を継続していくとの思惑を背景にユーロがじりじりと水準を下げることとなりました。今週に入ってからは米中協議進展の思惑もやや後退し、ドル円の下げがクロス円でもリスクオフの動きとなり下げが続いています。

11月の戦略はもみあいのSタイプを考え「S40」で10月から継続運用しています。現時点では方針を転換する各水準には到達していませんので、月初の方針を継続して運用を続けます。現時点でのポジションは1単位、1,391円の含み損となっていますが下降局面での買い戻しを待っている状態となっています。またここまでの確定損益は24,886円の利益となっています。

●ポンド円

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11月15日までのレンジ=139.37~140.75

11月前半のポンド円は、チャートで見ると全く動いていない印象ですが、それでもドル円くらいの値幅はあります。これまでのポンドの振れが激しかったこともあって、ポンドにしては非常に静かな前半となりました。材料的にはブレグジット問題が12月総選挙まで先送りされたことで動きにくくなっていますが、不透明な状況自体には何の変化もありませんので、10月高値以降は上値が重たい地合いは続いています。

11月の戦略はもみあいの売り「S100」を継続ポジションもあることから最大ポジション数4で運用を開始しました。しかし、動きが乏しいことから現時点では方針を見直す各水準には到達していません。現時点でのポジションは2単位、28,804円の含み損となっていますが下降局面での買い戻しを待っている状態となっています。ここまでの確定損益は0円のとなっています。確定損益がゼロというのは当レポート開始以来初めての出来事です。

●豪ドル円

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11月15日までのレンジ=73.36~75.67

11月前半の豪ドルは資源国として中国への輸出が大きい関係もあり、米中通商協議の進展思惑が月初は豪ドル高となりましたが、その後は利食い売りも出始めたところに、米中協議が難航し始めたことも重なって昨日には10月16日以来の安値を見ることとなりました。月後半も米中協議の行方が豪ドル円の主要材料であることに変化は無さそうです。

11月の戦略は、逆張りの売りを想定し「S20」での運用ですが、前月からの継続ポジションも残っているため最大ポジション数5で運用を再開しています。しかし、上昇局面でR1に到達したため、今月も既存ポジションのみで運用STOPとなりました。現時点でのポジションは3単位、4,345円の含み損となっていますが下降局面での買い戻しを待っている状態となっています。ここまでの確定損益は損切設定にかかったポジションもあり13,295円の損失となっています。

●ユーロドル

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11月15日までのレンジ=1.0889~1.1176

11月前半のユーロドルは、欧州経済の弱さ、英国総選挙前の不透明感といった欧州の材料に加え、米国株高のリスクオンによるドル高の動きも加わる、ユーロドルは月初からじり安の展開を辿っています。また今週は久しぶりに強いドイツの経済指標が出たいっぽうで、ECB理事がハト派発言を行うなど、全体としてユーロの上値を抑える流れが続いています。

11月の戦略はもみあいを想定した「S40」で運用開始しましたが、Pに到達したこと(始値の水準によりひとつずつ上にシフト)で買い転換、現在は「B40」の買い戦略で運用しています。現時点ではポジションは2単位、4,238円の含み損となっていますが上昇局面での売り直しを待っている状況です。ここまでの確定損益は14,153円の利益となっています。

●スイス円(チャート、ゾーンのみ)

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11月後半の戦略=「S40」で運用継続

●ランド円(チャート、ゾーンのみ)

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11月後半の戦略=R1到達で「S50」でに転換後、運用継続

●トルコリラ円(チャート、ゾーンのみ)

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11月後半の戦略=「B50」で運用継続

●メキシコペソ円(チャート、ゾーンのみ)

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11月後半の戦略=「S50」で運用継続

●NZドル米ドル(チャート、ゾーンのみ)

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11月後半の戦略=「S40」で運用継続

●豪ドルNZドル(チャート、ゾーンのみ)

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11月後半の戦略=S1到達で「B40」に転換で運用継続

【参考】

フィボナッチ・ピボットをもっと詳しく

◆山中康司の確率を味方につけるループイフダン戦略とは?

ピボットをもっと詳しく

◆テクニカル解説集 ピボット|アイネット証券



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著者プロフィール

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山中康司
1982年アメリカ銀行入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリー・マネージャー。1997年日興証券入社、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。2002年アセンダント社設立・取締役。テクニカル分析と独自のサイクル分析を融合させたトレンド分析には定評がある。ループイフダン関連書籍『マンガでわかる FXの新常識ループ・イフダンでらくらく稼ぐ』を監修。

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