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2019/09/24
FX投資

FXのリスクリワードとは?計算方法とトレードでの活用方法を解説!【お金マン】

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今回はリスクリワードについて解説していきます。

リスクリワードと聞くと難しそうな印象をもってしまう方もいるかと思いますが、その本質は意外とシンプルです。

また、トレードにおいても非常に重要な概念ですので、しっかりと身についておきましょう。

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この記事を読むとわかること

・リスクリワードとは何か

・リスクリワードを使ったスキャルピング

・リスクリワードを使ったデイトレード

・リスクリワードを使ったスイングトレード

では、詳しくみていきましょう!

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そもそもリスクリワードとは

リスクリワードとは、利益確定の幅と損切り幅のことをいいます。

例えば、利益が1万円、損失も1万円ならリスクリワードは1:1です。利益が2万円、損失が1万円の場合は1:2となります。

勝率は高いのにコツコツドカンで大きな損失を出してしまい、マイナスになってしまうことはありませんか?トレードをするにおいて勝率を高く維持することも大切ですが、利大損小のように小さく負けて大きく勝つということも大切です。

リスクリワードをよくすることで勝率が多少悪くなっても結果的には資産は増えていくものです。

リスクリワードは『勝ちトレードの平均』÷『負けトレードの平均』の計算式で算出できます。

このリスクリワードの値が1:2以上が良いということを聞いたことがあるかもしれません。

リスクリワード 1:1(利確1万円、損切り1万円の場合)

10回トレードしてプラスマイナス0になるのは勝率が50パーセントの時です。

ですから最低でも勝率50パーセント以上を維持しなければなりません。

10回のトレードで勝率が40パーセントと下がってしまうと、利益4万円、損失6万円となり-1万円となってしまいます。

リスクリワード 1:2(利確2万円、損切り1万円の場合)

10回トレードして合計でプラスになるのは勝率が40パーセントの時です。

利益8万円、損失6万円となり+2万円です。一方、勝率30パーセントの場合は利益6万円、損失7万円となり-1万円です。

勝率が40パーセント以上となるように維持しましょう。

リスクリワード 1:3(利確3万円、損切り1万円の場合)

10回トレードして合計でプラスになるのは勝率が25パーセントの時です。

利益9万円、損失7万円となり+2万円です。一方、勝率20パーセントの場合は利益6万円、損失8万円となり-2万円です。

勝率が30パーセント以上となるように維持しましょう。

勝率を100パーセントに近づけようと努力するのではなく、リスクリワードを良くすることに力を傾けた方が賢明です。

リスクリワードは1:3が理想的であると言われています。リスクリワードの値が3を下回らなければ勝率が25パーセントを下回らない限り総トレードで計算するとプラスになるからです。

勝率25パーセント以上なら自分にもできそうですよね。

また、勝率が90パーセント以上のトレードをすることもできます。利確幅を20pips、損切り幅を1000pipsとしてトレードした場合、一方方向に10円動くよりも20銭の方が早く達しますよね?このように損切り幅を広く取ればそれだけ勝率も上がります。

この手法だと高勝率にする事は出来ますが、もし最初のトレードの時に1000pipsの損切りにあってしまったら?そこで退場の可能性も有ります。

リスクリワード が1:1の場合と、1:3の場合では、リスクリワードが低い時ほど勝率が高くなり、リスクリワードが高い時ほど勝率が低くなるということが分かります。

「ここで大切なのはリスクリワードがいいポイントでエントリー出来そうだ」と思い大きいlotでエントリーは避けるという事です。

リスクリワードが同じでも損失額が大きすぎるとメンタル面では全然違うからです。いつもは損失額が1万円程度で平常心でトレードができる資金があるとしても、lotを5倍に上げてしまい損失額が5万円になると損失額のプレッシャーが原因で早めに利食いをしてしまったり、いつもの損切り額を超えてきた辺りから焦りが出てきて早めに損切りをしてしまうこともあるからです。

このように冷静な判断ができないトレードをオーバートレードといいご自身のメンタルと資金額に合わせたlotに調整してください。

バルサラの破産確率表をもとにご自身のトレード内容を見返してみてはいかがでしょうか?

・勝率   = 勝ちトレード÷総トレード×100

・損益率  = トレードの平均利益額÷トレードの平均損失額

・資金比率 = 1トレードの許容損失額

1回での損失額は総資金の2パーセント以下に抑えることが大切であると言われます。そこから逆算してlotを決めてトレードしましょう。



?・リスクリワードを活用したスキャルピング

0924,図①.png

レンジの場合、必ず高値、安値の中を行ったり来たりするわけではないのでレンジ幅の半分程度が利確目標になります。

この場合は約25pipsのレンジ幅なので約10pips〜13pips程度が利確目標になります。

リスクリワード を1:2でトレードしている方は損切り幅が5〜6pipsまでに抑えられるところでエントリーしなければなりません。

安値は直近安値の少し下に置いておきましょう。

この時にリスクリワードが1:1以下である場合は、見送る方が賢明です。

基礎についてはスキャルピングの手法の記事をご一読ください。

?・リスクリワードを活用したデイトレード

0924図,②.png

画像のように四角で囲むと、4時間足ではレンジの中にいますね。

このような時はデイトレードでは買いでエントリーしても、売りでエントリーしてもなかなか思うように利益が伸びてくれません。

このようなレンジで損切りを連発している方も多いのではないでしょうか。

レンジの上限・下限に引きつけてトレードする分には良いですが、それはレンジないということを理解して、リスクリワードがそれほど高くないということも分かった上でのトレードです。

初心者の方やリスクリワードを重視している方はこのレンジを上か下に抜けるのを待ってから、抜けた方について行くという手法に切り替えた方がリスクリワード1:3程度見込めると思います。

デイトレでは時に上位足の環境認識が大切になってきますので、上位足がレンジの場合はトレードをしないという選択も大切です。

FXのデイトレードの基礎については当サイトでもくわしく解説しています。

?・リスクリワードを活用したスイングトレード

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スイングトレードは1週間から数週間、何ヶ月もポジションを持ったままのトレードです。画像のように日足では明らかな下降トレンドが形成されています。

この時は売り目線でどこから売って行くかを考えていきます。画像中央で3回止められているポイントがありますね。(青い四角で囲んであるポイント)

4回目に上ヒゲができたところで売ると綺麗に下降トレンドに乗って行くことができます。

この時の損切りの位置は直近高値の少し上になります。

第一利確目標は直近安値になりますのでリスクリワードは1:4程度です。分割決済をして行くとさらにリスクリワードの良いトレードをして行くことが可能になります。

FXのスイングトレードの基礎については当サイトでもくわしく解説しています。



リスクリワードまとめ

リスクリワードのことは理解していただけましたでしょうか?手法の1つであるリスクリワードを説明しましたが、リスクリワードを高く設定することで安定した利益を得ることができます。

しかしリスクリワードを厳しく設定しすぎるとエントリー機会が減少してしまいます。スイングの場合はリスクリワードを高めに設定しても大丈夫ですが、スキャルピングトレードの場合に高くしすぎると何も出来なくなってしまいますのでご自身のエントリーする時間足に合わせて変更していくことも大切です。

これからはリスクリワードを意識しながらトレードしてみるとより効率よくトレードすることができるようになるかもしれません。

また、勝手に取引してくれる自動売買ならループイフダンが非常におすすめ。

難しいことを深く考えなくとも高度な取引をすることができます。

詳細についてはループイフダンの評判・口コミの記事をご一読ください。

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著者プロフィール
お金マン
お金マン

2017年の仮想通貨バブルで投資の世界に参入。資産運用のためスワップポイント、自動売買に惹かれFXを開始。現在はスワップポイント等に限らず、レバレッジ取引、自動売買botの自作など、幅広くFXをしています。