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2019/03/08
資産運用全般

高金利の通貨で資産を増やす!外貨投資の始め方とタイミング

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#自動売買・シストレ

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アメリカドルや欧州のユーロなど、外国の通貨に投資をすることを外貨投資といいます。外貨投資を行う場合、円建てではなく外貨建ての資産を手にして運用することとなります。円建て資産とうまく組み合わせれば、日本よりも高い金利を得たり為替差益で稼いだりして、効率的に資産を増やせることもできます。しかし、外貨投資特有のリスクがあるため注意も必要です。そこで、外貨投資のメリットやリスク、投資の始め方などについて解説します。

1.外貨投資とは?メリットとリスク

外貨投資を行うにあたっては、どのような投資なのかを理解しておく必要があります。また、特徴だけでなくメリットやリスクを把握することも重要です。そこで、外貨投資の特徴やメリット、リスクなどについて解説します。

1-1.外貨投資とは

外貨投資では、ドルやユーロ、ポンドなどの通貨で投資運用します。外国通貨への代表的な投資方法は、以前は外貨預金を利用する方法が主でしたが、現在は様々な投資商品を利用する人が増えており、外貨建ての株式投資や外国資産へ投資する投資信託への投資、外国債券の購入なども外貨投資に含まれます。また、各国の金利水準が投資資産に反映されるため、高金利の通貨をに投資すれば、日本円で投資する場合よりも高い利回りが期待できます。

1-2.外貨投資のメリットとリスク

外貨投資では投資対象自体の運用損益の他、金利と為替から損益が運用成績を大きく左右します。
利益がでる場合としては、日本よりも高い金利水準の外貨に投資することによって高い利回りが得られる場合、購入時よりも為替レートが円安になることによる売却時の為替差益から得られるものです。これが外貨投資のメリットとなります。
ただし、当然ながらリスクもります。日本よりも低い金利水準の外貨に投資場合や、購入時よりも円高になった場合に為替差損を被ることにも注意が必要です。また、購入・売却時の為替手数料などのコストの有無にも注意が必要です。

2.外貨投資にはどんな商品があるのか?

外貨投資商品にはいくつかの種類があります。それぞれコストやリスクなどが異なるため、種類ごとの特徴を理解して適切な外貨投資商品を選択することが大切です。そこで、主な外貨投資商品について解説します。

2-1.上昇トレンド

外貨預金は、普通預金や定期預金を、日本円ではなく外貨で行います。外貨預金の場合は外貨ベースでの元本が維持されていても、為替レートで換算した円ベースでの元本がマイナスになることもあります。日本よりも金利が高い国の通貨を選択して外貨預金を行えば、外貨ベースでの元利合計金額を効率的に増やせます。ただし、外貨ベースでの元利合計が増加しても、為替レートが円高になれば為替差損が生じて円ベースではマイナスになってしまうこともありますので注意が必要です。

2-2. FX

FX(外国為替証拠金取引)は、円高のときに購入して円安になったときに売却することで利益が得られるだけでなく、円安時に先に売って円高時に買い戻すことでも為替差益が得らるので、為替レートの上昇、下落の両局面で利益を狙うことができます。また、レバレッジを活用することで資金効率を上げることができます。現在、法律では25倍までのレバレッジがかけられますが、10倍以内で運用している人が多いです。リスク管理も必要になるので、初心者なら2倍程度で始めて慣れてきてからレバレッジを高くするようにして下さい。
また、外貨預金などと比べて手数料やコスト相当分が圧倒的に有利な点もメリットとなります。

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2-3.外貨MMF

外貨MMFは、外国債券に投資をする投資信託のことです。信用度の高い社債や国債などで運用されています。一般的には、同じ外国通貨建ての外貨預金よりも利回りは高くなることが多いです。少額から投資できるため、初心者でも購入しやすい外貨投資商品だといえます。為替レートに含まれる手数料を負担する必要はありますが、一般的な投資信託のコストである販売手数料などの負担は生じません。

3.初心者が外貨投資をする際のポイント

外貨投資には、高金利が得られ為替差益も狙えるメリットがある反面、注意すべき点もあります。そこで、初心者が外貨投資を行う場合に知っておくべきポイントや、おすすめの投資方法などについて紹介します。

3-1.分散投資をする

外貨投資を行ううえで大切なポイントの1つは、分散投資を心がけることです。複数の外貨を選択して通貨の分散を図ることはもちろん、購入する時期をずらす、外貨預金・FX・外貨MMFなど複数の金融商品を組み合わせるなどの分散方法もあります。分散投資を行うことで、リスク軽減が可能です。外貨投資を行う場合は、多くの選択肢のなかからバランスよく選んで分散投資をしましょう。購入時期をずらす時間分散については、積立投資がおすすめです。購入タイミングをずらせば、為替変動リスクを抑えることにつながります。

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3-2.長期運用で利益を狙う

2つ目のポイントは、長期運用です。外貨投資では、日本にはない高金利が得られる場合があります。高金利の恩恵を最大化するためには、長期間金利を受け取り続けることが必要です。外貨を短期売買すると、為替手数料の負担が大きくなり、利益が出にくくなります。また、短期売買では常に為替レートの変動に目を光らせている必要があるため、時間に余裕がない人には適さない投資方法です。長期投資で売買回数をできるだけ減らせば、為替手数料コストを最小化でき、短期的な為替レート変動に一喜一憂せずに落ち着いて投資に取り組めます。

4.外貨投資を始める方法とタイミング

外貨投資に興味があっても、始め方がわかならいと悩んでいる人もいるでしょう。外貨投資の第一歩を踏み出すためには、どのように始めればよいかを知ることが必要です。そこで、外貨投資を始める方法と投資開始に適したタイミングなどについて解説します。

4-1.外貨投資の始め方

外貨投資を始めるためには、まずFX会社や証券会社で口座を開設する必要があります。手数料などは各社ごとに異なるため、口座開設前に手数料を比較して選びましょう。各社のホームページで簡単に比較できます。また、オンライン取引のほうがコストが低いので、インターネットを使って検討してみて下さい。

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4-2.外貨投資を始めるタイミング

外貨投資を始めるタイミングは、円高のときです。外貨投資は、円高時に外貨を購入して円安になったら売却して円に戻すことで為替差益を得る取引が基本になります。円高から円安に変わっていく間に、外貨は高くなります。高くなる通貨を保有していることで為替差益が得られるのです。できるだけで円高が進んだタイミングで外貨投資を始めるとよいでしょう。ただし、将来の為替レート動向を見極めるのはプロでも難しいものです。そのため、初心者は、為替レートの変動を分析して自動的に適切な取引を行ってくれる自動売買FXツールを使うとよいでしょう。このツールを使う取引は、システムトレードと呼ばれています。初心者は、為替変動に応じて自動的に売買してくれるシステムトレードでFXを始めることをおすすめします。

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5.初心者が外貨投資を始めるなら自動売買システムで!

初心者が外貨投資を行う場合は、リスクを認識しておく必要があります。リスクを軽減するためには、分散投資と長期運用が効果的です。また、為替レートの予想が難しいと感じる場合は、システムトレードを利用してFX取引を行うことも有効な選択肢になります。ループイフダンは、一定の条件で自動的に売買取引を繰り返してくれる自動売買システムです。ループイフダンを活用すれば、初心者でもFXで利益を狙うことが可能になるでしょう。

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