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2018/07/10
シストレ活用事例

通貨の価値は様々な国の価値から固定され、 「両建て」の進化版「すくみ」で安定的に差益が取りだせます。【SSS】

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通貨の価値は様々な国の価値から固定され、 「両建て」の進化版「すくみ」で安定的に差益が取りだせます。

通貨という概念・商品は、他の国との相対評価でその価値が固定されます。

FXは外国の通貨を商品として取り扱うシステムです。国が発行する商品である「通貨」はそれだけで、面白い価値があります。お金として使えますし、いつでも他のものと取り替えられますし、保存しておけますし、いろいろな価値を持ちます。ただし、他の製品とは異なり、通貨は国の信用によって確立している特殊な価値であり、国同士の力関係により、価値が固定されます。価値の物差しは様々なものからできます。りんご1個100円とか、ミカン1個200円とか、りんごやミカンでも物差しになりえます。台風などの自然災害で不作になると、その価値はりんご1個200円など跳ね上がることがあります。これと同じように外国の力が相対的に強くなると、その外貨は高くなりますし、外国の発行する通貨量が減る=りんごでいう不作=供給量が減るとその外貨の価値は高くなります。このように相対評価でその価値が固定されるのが通貨の宿命ですし、物差しが必要です。

外国為替証拠金取引では「通貨」を取り扱い、その値動きから儲けを出します。

外国為替証拠金取引、つまりFXでは、各国の通貨を取り扱い、その価格の変化を利用してキャピタルゲイン、つまり為替差益を求めることが重要です。金利収入であるスワップポイントを得る方法もありますが、より大きな金額を稼ぐためには、やはりキャピタルゲインである為替差益を求めることが必要となります。この値動きの変化ボラティリティが重要で、変化がないと全く高く売れないので、困ってしまいます。

変化は常に訪れ、すべての変化をチャートは織り込んで値付されます。

ただし、世界は常に変化しています。何らかの変化が常に生じ、生じた変化でまた変化します。通貨価値も同じで外国との関係は常に変化しています。2018年6月には北朝鮮のトップとアメリカのトップが会談したように、様々な変化が常に生じて、すべての価値が為替チャートには織り込まれて、その値段になっていきます。変化、つまりボラティリティは少ないこともありますが、なくなることはありません。このボラティリティとチャートの値動きが儲けの源泉ですので、儲けの源泉はなくなりません。あとはチャートの動きにいかにして安定して対応し、利益を出すかが重要となります。これに両建ての進化版、「すくみ」が使えます。

両建ての進化版は「すくみ」です。

売り買いを同時に行う両建ては、例えばドルと円など2か国の通貨で可能となります。これは前回の記事を見ていただければその価値がわかると思います。2か国の力関係が拮抗している際には、価格はレンジ帯を形成しますので、両建てをすることで、安定的に利益が生じます。さらに進化させたのが3すくみ、4すくみ、5すくみ、6すくみ、7すくみ、・・無限すくみです。3すくみはわかりやすく、じゃんけんの、グーチョキパーのようなイメージで、どれかが勝ち、どれかが負け、どれかがあいことなります。このため、常に確定利益が出つつ、含み損が出つつ、特になにも動かない通貨ペアが出来ます。このすくみの考え方をうまく使うと、より全世界の変化を織り込んだ安定的なキャピタルゲイン抽出装置が出来上がると思います。

キャピタルゲイン抽出装置「すくみ」は波力発電のようなもので、全世界の波をうまく乗りこなします。

例えば、3すくみをドル、円、ユーロでかけると、世界の大きな経済主体であるのアメリカとヨーロッパからのエネルギーで動いたチャートの波力は拾うことが出来ます。これに普段我々日本人が使っている円を組み合わせると、彼らの影響を2か所から緩和しながら、円に換えたり、円を外貨に換えたりすることが可能となります。円を噛ませずにドルとユーロの間の関係からも価値は抽出され、キャピタルゲインが生まれます。このようにチャートの波からボラティリティというエネルギーを抽出する波力発電のようなことが、安定的にできるのが「すくみ」の考え方です。これは最後には全世界の通貨や通貨以外の価値である、石油、不動産、人材などさまざまな価値の変化がある価値主体との交換ができますし、チャートを描くことができます。このためすべての価値を織り込むと、最後には「すくみ」の形は極めて円に近い多角形になると思います。多角形で各種外貨の価値を固定することで、利益の抽出はより安定化すると思われます。

4、5、6、7と通貨ペアを増やしていくことが重要で、レンジをキープしやすくなり、安定的な運用に繋がります。

通貨ペアを増やしてFXを行うと、頭が混乱してくると思います。米ドルで円を買い、円でユーロを買い、ユーロで豪ドルを買い、豪ドルでカナダドルを買い、カナダドルでニュージーランドドルを買い、ニュージーランドドルで米ドルを買う。こんな形で、日々取引をしていくと安定しますが管理が大変です。そのため、ここはFXの自動売買に任せてしまうのがいいと思います。例えばアイネット証券のループイフダンなど、そのシステムをかけるだけで、自動売買が始まるようなシステムが最適で、より「楽に」売買をケアすることが出来ます。FXの先進国通貨のチャートはレンジの中に落ち着くため、先進国通貨で構成される多角形のすくみを作り上げれば、レンジの中で安定する確率がより増えると思います。

「すくみ」自体が「両建て」と同じです。「すくみ」を使うことで投資の安定感が増し、継続複利運用が可能となります。

上のすくみの例だと、米ドルを売り、米ドルを買い戻しています。つまり「すくみ」は両建てなのです。「すくみ」は戻ってくるまでに多くの角をつくることで、ドルだけではできない、通貨ペアの動きを取り入れることで全体の利益と含み損がマイルドになり、一定の範囲に常にとどまるようになりやすいと思います。この中であれば、常に利益を搾り取ることができますので、安定した複利運用が可能となります。安定的に年間利益率20%程度で複利運用した場合というのは、あのオハマの賢人、投資の神様バフェットの年間利益率と同じ状態が出来ます。つまり世界一位です。生涯ずっと年間利益率20%を達成するために、いかに安定化させるかが重要で、「すくみ」の使いこなしはそれが可能になると思います。ぜひ「すくみ」とFX自動売買システムを使って、安定的に、楽に利益を上げてみてください。

 

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著者プロフィール
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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。