資産運用は目の前の増減でなく「複利」で考える

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投資をはじめたばかりの人は、1度の売買の結果に感情を左右されがちです。感情をトレードに持ち込むと冷静な判断ができなくなって、損失を広げたり、本来取れたはずの利益よりも少なくなってしまう選択をしてしまったりします。
一方、安定して勝ち続ける投資家が重要視している考え方の一つとして「複利」があります。今回はこの複利がどんなものか、どのように運用に活かしていけばよいのかを解説していきます。

感情を取引に挟むと、最悪退場につながる

株やFXなどに投資をはじめると、ほとんどの人が「負け」を経験します。億を稼いでいる投資家や機関投資家でも「負けたことがない」という人はいないですし、初心者であるならばなおさらです。
人間は感情で動く生き物なので、負けると悔しくなります。投資に置いて最もまずいのは、こうした感情を取引に反映してしまうことです。
負けが発生した時点で「負けたから取り返したい」と考えたり、「一度の取引で大きく儲けられれば収支がプラスに転じる」というような発想になると、最悪退場につながってしまいます。

マイナス分を取り戻すような大きな利益を出す取引は、大きな損失と表裏一体です。大きな利益を出すために、そのぶんの資産をマーケットにさらす必要がありますし、当然損失リスクも大きくなります。

複利で時間を味方につける

稼いでいる投資家はこうした人間の心理傾向を自覚していますし、そのうえで冷静にトレードするための方法を身に着けています。そのうちの一つが「複利運用」です。

複利運用とは、一定期間に投資した元金によって生じた利益を、次の期間の元金に上乗せして運用する方法で、毎月元金に利益が上乗せされていきます。

実際に例を出して説明していきましょう。例えば投資資産100万円の人が、複利運用で月に5%の利益を3年間続けた場合、満期時には資産は約580万円と5.8倍まで増えます。また、月の利益が8%で複利運用すると、3年後には約1600万円と飛躍的に資産が増えます。これは、複利運用が毎月の運用益を元金に上乗せすることで、毎月の利益は小さくても、時間を重ねることで雪だるま式に資産が増えていくことを示しています。

投資は月・年のトータルの利率が重要

トレードで感情的になるのは、1度の取引の勝ち負けに意識が向いているからです。仮に100万円を1カ月で5倍にするには、日々の1度の取引で数万円~数十万円の利益を出さなければなりません。その場合、レバレッジを高めて、大きな値幅を取るトレードが必要です。ドル円などの値幅の平均はおよそ1円前後ですし、それ以上の値幅を取るとするのであれば、タイミングやポジショニングなどの技術も必要になるためハードルは高くなりますし、損失リスクも当然大きくなります。
ですが、複利の概念を知っていれば、時間を味方につけることで、月に5%程度の利益でも、100万円を5倍以上にする道筋がイメージできてきます
当然、初月では100万円の5%である5万円の利益をだせばよいので、1日1度取引するとして22営業日であれば、1日あたり2200円前後の利益があれば十分です。仮に1万通貨単位の取引の場合、1日あたり約22pips(22銭)分の値動きをとれば2200円の利益が出せます。20pipsの値動きはレンジ相場であっても1日の中で何度か現れるので、取引機会としても十分あります。
当然、こうしたトレードでは、小さな値幅を狙った取引なので、その分損失リスクも抑えられるメリットがあります。

稼いでいる投資家はこうした考え方を知っているからこそ、1度の取引で取るリスクを逆算し、損失が出ても月の利率、年の利率として考えることができるため、冷静にトレードができるのです。

 

まとめ

複利運用の考え方は投資初心者でも簡単に導入できるものですし、感情をトレードに挟まないために非常に有効です。目先の利益に惑わされず、時間を味方につけることで月単位、年単位で運用を考えてみることが、稼ぐ投資家になる第一歩です。

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