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2017/11/07
FX投資

失敗から学ぶ!FXあるある体験談

#FX

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失敗から学ぶ!FXあるある体験談

FXでは、意外にも「ありがちな失敗」を繰り返してしまうものです。今回は、思わず「あるある」と言いたくなるようなFXの失敗例を紹介します。「人の振り見て我が振り直せ」という格言ではありませんが、先輩の失敗を反面教師にして投資の成功を目指しましょう。

あるある失敗例その1:誤発注で大損

取引を始めて間もない初心者が犯しやすいミスです。

FXはクリック1つで約定するので、「売りと買いを間違えて取引をしてしまう」など、ささいなミスが命取りになります。特に、経済指標の発表や地政学リスクなどで相場が激しく動いているときは要注意。思わず大勝負をかけたくなるかもしれませんが、こういうときは舞い上がってしまう場合が多いので、初心者はあわてず騒がず静観するのが吉。「大勝負よりも負けないトレーディング」を心がけましょう。

対策:相場が激しく動いているときに慌てて取引しない

 

あるある失敗例その2:損切りできない

含み損が発生しているのに「もうちょっと待てばプラスになるかも?」と損切りせずにいたら、さらに損が膨らんでしまった、という例もよくある失敗談です。

よく知られている相場の格言に「もうはまだなり まだはもうなり」というものがあります。もう相場が「天井」を打ったと思って売りに転じたら、さらにもう一段の「上げ」があった、もしくは「まだ上がり続ける」と思っていたら、実際にはもう「売り時」を迎えていた、このような失敗例はよくある話です。相場の変動を完全に予測するのはプロでも難しいので、損切りは余裕をもって行うべきです。リスクコントロールは成功への近道です。

対策:「レートが〇〇になったら損切りする」といったルールを決める


あるある失敗例その3:成功例に踊らされる

ネット上には、「私はこうやってFXで○億円稼いだ」などのブログが無数に乱立しています。また、書店に行くと、「主婦がFXで○○万円稼いだ」といった類のハウツー本がところ狭しと並んでいます。こういったブログや掲示板から得た成功例を真似することで頭がいっぱいになり、「実際の相場を見ていなかった」という失敗もあります。チャート分析のように、FXにも過去のデータから導き出される法則はありますが、相場は生き物。他の人が成功した手法が、いつでも成功するとは限りません。また、相場は思わぬ方向に動くことが多々あります。成功例に踊らされることなく、地道な取引を心がけましょう。

対策:成功例はあくまでも参考程度にして、自分の運用資金や取引している通貨の実際の相場状況を分析する


あるある失敗例その4:ただのギャンブルになってしまう

いま「上がっている」もしくは「下がっている」だけを見て、過去の価格を気にするあまり、現在の価格や状況を見失ったまま取引をしてしまうケースもあります。FXをギャンブルと勘違いして、やみくもに取引を続けると、必ずや痛い目に遭います。「損切り」と「リスク管理」を必ず頭に入れて、ポジションを持つようにしましょう。

また、勉強不足のまま、勘や運任せで売買してしまうのも初心者によくある失敗です。ビギナーズラックでたまたま利益を出せることがあったとしても、それでは長期的に利益を出し続けることは難しいでしょう。根拠のある取引ができるように、基本的な知識は勉強しておきたいものです。

対策:FXの基本情報や分析手法を理解しておく


あるある失敗例その5:生活資金で投資する

生活資金をFXにつぎ込むと「絶対に負けられない」というプレッシャーからあせりが生じ、損をしやすくなります。投資は余剰資金で行うのが鉄則です。

また、損が生じた場合の許容範囲をあらかじめ決めておき、その範囲を超えそうなときは必ず「損切り」をするようにしましょう。まだまだ相場が上がりそう(下がりそう)と思っているときに損切りするのは難しいものですが、自制心を持つことが勝利への近道です。

対策:取引は余剰資金内で行う


あるある失敗例その6:「ポジポジ病」になってしまう

ポジションを持たないと安心できず、1日に何度も取引してしまうことを「ポジポジ病」と言います。

取引することが目的となってしまうことで、不要な取引が増え、損失を増やすリスクを高めてしまいます。マーケット情報などを基に根拠ある取引を行うことを心がけましょう。自分の中で取引ルールを決めておくことも「ポジポジ病」を回避する有効な手段です。

対策:1日の取引上限回数を決める、取引するタイミングのルールを決める


あるある失敗例その7:多くの通貨ペアに手を出してしまう

FXでは様々な通貨ペアで取引することが可能です。FXのメディアなどでもおすすめの通貨ペアを複数紹介している場合が多いため、つい複数の通貨ペアに手を出したくなりますが、場合によっては大きなリスクを伴うことになります。最初は米ドル/円やユーロ/米ドルなどの取引量が多く、値動きが安定している通貨ペアを選びましょう。

対策:取引量が多く、値動きが安定している定番の通貨ペアのみを選択する


あるある失敗例その8:レバレッジのかけすぎ

レバレッジとは預けた資金以上の取引ができる仕組みです。レバレッジを活用して、少ない資金から大きな利益が生み出せるのがFXの特徴のひとつです。一方でレバレッジを大きくすることでハイリスクになることも事実です。最初は低レバレッジで設定し、FXに慣れてきたら徐々に設定を高くしていきましょう。

対策:初期のレバレッジは2〜3倍までに設定する


あるある失敗例その9:取引ルールを決めていない

ここまで様々なあるある失敗例を挙げてきましたが、共通して取引ルールを決めていないという場合が多くあります。取引の時間帯や損切りラインなど、事前にしっかりルールを決めておくことが重要です。ルールを決めておくことは、感情に左右されない取引をすることにもつながります。

対策:失敗例1〜8を参考に、取引ルールを決めておく


投資に損はつきもの、でも最小限に抑えよう

FXに限らず、投資は常に勝ち続けることはできません。これは、プロのトレーダーであっても同じことが言えます。成功しているトレーダーの多くは、リスク管理を身につけており、大勝利よりも「そこそこの勝ち」を長く続けることで利益を積み上げていきます。損失はつきものですが、損をいかに最小限に抑えるかを学ぶことが大切です。

FX自動売買を使って失敗を回避する!

FX自動売買は、一定の売買ルールを実行するように組まれたプログラムが機械的に売買処理を行う取引手法です。
設定したルールに従って「システムが自動で」売買をしてくれるので、あらかじめ損切りポイントや売買のタイミングを決めて設定すれば、感情が入り込む余地がなく、淡々と取引を継続することができます。

また、FX自動売買を利用すればシステムが24時間相場を監視してルールに従って売買をしてくれるので、相場に張り付いていなくても、チャンスを逃がさず、且つリスクを管理することができます。

さらに、マーケットの分析をしながらタイミングを見計らう必要などがないので、難しい知識や投資ノウハウがなくてもFX取引で上手に運用することが期待できます

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