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2017/11/02
FX投資

初心者でも安心して取引可能!FX会社の信頼性を比較しよう

#FX

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初心者でも安心して取引可能!FX会社の信頼性を比較しよう

FXは外国の通貨を売買して利益を出す取引です。しかし、お店に足を運んで「◯◯ドルをください」というような取引ではありません。FXを扱う会社のWebサイト(もしくはアプリ)を通じて、売買注文を行うのが一般的です。現在、FXを取り扱う会社は数多くあり、それぞれが独自のサービスを提供しているため、「どのFX会社を選べばよいか」と迷ってしまう方も多いことでしょう。そこで今回は、安心して取引を行うために、信頼のおけるFX会社を選ぶ方法を紹介します。

安心して取引できるFX会社の見極め方

FXを始めるには、まずFX会社に口座を開設する必要があります。とはいえ、日本国内だけでも数多くのFX会社があり、それぞれ特徴が異なるので、内容をよくチェックしてから自身に合うFX会社を選択しなければいけません。そのために、いくつかの重要なチェックポイントがあります。

まず大前提として、そのFX会社が「金融庁に登録されている業者か?」を調べる必要があります。金融庁に登録されているFX会社は国から「お墨付き」を得た会社といえます。2005年に「金融先物取引法」が改正され、FX会社は金融庁への登録が義務付けられています。逆に考えると、金融庁に登録されていないFX会社は、真っ先に除外すべきFX会社となります。特に、海外のFX会社を検討している場合は、「登録金融商品取引業者か否か」を必ずチェックしておく必要があります。各FX会社のホームページには「金融庁の登録番号」が明記されているはずなので、よく確認しておくとよいでしょう。そのほか、金融庁のサイトにも「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」(http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html#kinyushohin)のページが用意されています。

また現在では、証拠金の「信託保全」も義務化されています。これは、FX会社が提携している銀行などに顧客の資産を預けて、資産管理を委託するシステムのことです。信託保全をしているFX会社であれば、万一、そのFX会社が破綻しても顧客の資産は守られます。ただし、FX会社ごとに信頼性の高低があるので、細かく比較検討する必要があります。

さらに、「口座数」、「証拠金残高」、「資本金」など、FX会社の規模を示す指標も確認しておくのが基本です。このとき、「自己資本規制比率」をチェックするのを忘れないようにしてください。自己資本規制比率とは、金融商品取引業者が「財務状況の健全性」を証明するために公開している情報で、この数値が120%以上に保たれていなければならないと法律で義務付けられています。

より実践的なFX会社の選び方

前述したFX会社を選ぶ指標は、あくまでも基本的な情報でしかありません。実際にFX会社を選ぶ際は、さらに踏み込んだ内容を見ていく必要があります。まず確認したいのがスワップポイント(またはスワップ金利)です。スワップポイントは「2種類の通貨間における金利差」のことで、金利の低い通貨を売り、金利が高い通貨を買うことによって、スワップポイントを受け取ることができます。スワップポイントは市場動向により変化していくものですが、政策金利が変更されると大幅に数値が動く場合もあります。スワップポイントの数値はFX会社ごとに異なるので、特に長いスパンでの取引を考えている方には重要な比較項目の一つとなります。

また、FXの「取引コスト」も見逃せないポイントになります。ここでいう取引コストとは、「売買手数料」と「スプレッド」のことを指します。売買手数料とは、通貨を売買する際にFX会社に支払う手数料のことです。ただし、現在は手数料無料のFX会社が大半を占めるので、それほど気にする必要はありません。むしろ、問題となるのはスプレッドです。スプレッドは「売値と買値の差額」を示したもので、これが小さい(狭い)FX会社ほど有利に取引を進められます。取引に成功したときの利幅も大きくなります。スプレッドは「原則固定のFX会社」と「変動幅のあるFX会社」があるので、合わせてチェックしておくとよいでしょう。

そのほか、「スマホを使った売買注文が可能か」、「特殊注文やシストレが用意されているか」など、各自の取引スタイルに合わせたサービスが用意されているFX会社を選ぶことも重要なポイントになります。後々、ストレスなく取引できるように、各FX会社の機能面についてもよく調べておくとよいでしょう。

FX取引は時間勝負。いかに取引しやすいか

FX取引の機能面について、もう少し詳しく説明しておきます。FX会社では、取引をスムーズに行うためのツール(アプリ)を提供しているのが一般的です。このツールの「使い勝手が良いか」も判断材料として検討すべき重要なポイントになります。FX会社の取引ツールは、大きく分けて、

  • FX会社のWebサイトにログインして利用するタイプ
  • 自分のパソコン(またはスマホ)にアプリをインストールして利用するタイプ

の2種類があります。もちろん、これらを両方とも用意しているFX会社もあります。こういったツールが使いやすいかどうかの判断は「個人の主観」によるところが大きいため、実際に取引ツールを体験できる「デモトレード」が用意されているかを確認しておくとよいでしょう。

また、FX会社は、独自のチャートツールを提供しているのが一般的です。チャートツールを用意していないFX会社は論外として、各社の「チャートツールが使いやすいか」も個々で評価が分かれるポイントになります。直感的に操作・判断できるチャートツールを提供しているFX会社を選ぶと、FX取引をスムーズに進められます。なお、これらのチャートツールは、サービスの一環として無料提供されているのが一般的です。チャートツールを有償提供している場合は、「それだけの価値があるツールなのか」についても検討しておく必要があります。

まとめ:FX会社はそれぞれ特徴がある!綿密に調査しよう

ひとくちにFX会社といっても、信頼性やサービス内容にそれぞれ特徴があります。大事なお金を投資するのですから、安心して取引できるFX会社を選びたいものです。そのためには、事前に綿密な調査を欠かしてはいけません。

 

参考: