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2022/12/01
FX投資

テクニカル指標を生かすも殺すもあなた次第です【鹿子木健】

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相場において「絶対に勝てる方法」はありません。しかし、テクニカル指標を使えばそれを実現できると勘違いしている人は、特に初心者に多いです。そもそも、テクニカル指標は相場の情報を教えてくれる標識みたいなもので、そこからトレードで勝つ方法は自分自身で見つける必要があります。

今回はテクニカル指標とは何なのかについて、見ていきます。

1.相場情報を教えてくれる標識のようなもの

FXを車の運転に例えると分かりやすいですが、テクニカル指標は交通標識です。交通標識が制限速度や出入口の方向などの運転に必要な情報を教えてくれるように、テクニカル指標も今は上昇しやすいのか、今は下落しやすいのか、買っている人が多いのか、売っている人が多いのかといった、相場の情報を教えてくれます。

ただし、交通標識が目的地まで運んでくれないように、テクニカル指標が利益を獲得してくれるわけではありません。

目的地までの運転は自分でしなければいけないのと同じように、トレードも自分で行わなければいけません。だからこそ、トレードの結果は自分自身の責任なのです。

しかし、ほとんどの人は自分に原因があるとは思っておらず、トレードで負けたのをテクニカル指標のせいにし、勝てるテクニカル指標を探す旅に出て、勝てないままになっています。

相場で勝てない場合はテクニカル指標のせいにするのではなく、まずは自分自身に向き合ってみましょう。

2.過信しても無視しても相場では勝てません

テクニカル指標は過信してもダメですが、無視して良いというわけでもありません。

交通標識を無視すれば事故に遭う確率が増えるのと同じで、テクニカル指標を無視すれば負ける可能性も大きくなります。

例えば、テクニカル指標が示している情報を無視して根拠もなく逆張りエントリーする人もいます。反対に、ゴールデンクロスやデッドクロスなどの売買サインが出たら脳死でエントリーする人もいます。

このような両極端なトレードも最初は勝てるかもしれません。しかし、そのうちに勝てなくなり、大きな損失を出してしまったという結果になるでしょう。

どんなに良い道具や分かりやすい標識があっても、理解できないと意味がありません。テクニカル指標を生かすも殺すもトレーダー自身ということを忘れないようにしましょう。

3.テクニカル分析とテクニカル指標は違います

テクニカル指標とテクニカル分析が同じだと思っている人は非常に多いですが、全く違います。

テクニカル指標は相場の情報を伝えてくれる交通標識と説明しましたが、テクニカル分析はその標識を基に、今がどのような相場環境で、どう動けば良いのかを考える行為です。

ただチャートにテクニカル指標を表示して、「これは買いサインだから買おう」「これは売りサインだから売ろう」とやっているのは、テクニカル分析ではありません。

最低限、「過去分析」、「現状把握」、「未来シナリオの把握」は行いましょう。

4.直近の相場から勝ちパターンを探る

私はFXで利益を出すために、勝ちパターンという考え方を提唱しています。

勝ちパターンは何かというと、あえて抽象的に書きますが、「相場の方から、おいしい局面なのでぜひエントリーしてください」とお願いされている状態のことです。

「ここでエントリーしたら勝てるかな?」という迷いは一切生じません。儲かって当然と判断できる形になっていることが、すなわち勝ちパターンです。

勝ちパターンを構成するものは、チャート分析やトレード手法だけではありません。資金管理、相場の地合、メンタルやマインドなど、全てが揃った状態こそ、勝ちパターンです。

ですが、現在のFXの業界では、チャート分析やトレード手法のみが追い求められているように感じます。

もちろんチャートや手法は大切なのですが、それらを単体で見るのではなく、それらを含んだ総合的な判断をしていくことが、FXを資産運用としてとらえていくベースになる考え方になります。

私が皆さんにお教えしている勝ちパターンは1〜10まであるのですが、今回は勝ちパターン1の例を紹介します。

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著者プロフィール
鹿子木健
鹿子木健
お金を扱う能力を高めるための普遍的な知恵を伝えることがライフワークとして、 2004年から個人投資家として活動。投資分野は、FXを中心に、不動産、株式、商品CFD、株価指数CFD、保険、暗号資産など多岐に渡る。 代表を務める株式会社メデュは、2020年5月に金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録が完了。現在、外国為替投資助言「FX UNLIMITED」、FX学習コミュニティ「勝ちパターンFXの学校」を提供中。