プロフィットファクター(PF)を最適化する5ステップ【鹿子木健】

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前回の記事「高すぎるプロフィットファクター(PF)を狙う必要がない理由」に続いて、今回もPFがテーマ。

PFを最適化していくプロセスを解説していきます。



1.トレード回数を増やす

PFは利益の合計÷損失の合計ですので、サンプル数が多いほどデータとしての精度や信憑性が上がっていきます。5回や10回程度のトレードで判断できるようなものではありません。

そして、トレード回数を確保するためには、途中でやめないで済む、無理のないPFの設定が必須です。PF10を狙うような強引な資金管理だと、十分なサンプル数が集まる前に撤退になってしまう可能性が高くなります。



2.勝率を上げる努力をする

勝率を上げることで、PFは安定してきます。

ただし、勝率を無理矢理上げようとするのは良くないです。勝率95%のような、バランスを欠いた極端な勝率を求めると、かえってトレード成績が悪化する可能性が高いです。

よって、勝率は適切なラインまで引き上げられれば十分と考えます。そのための努力をするべきなのですが、努力で上がるのは勝率55%くらいまでだと思います。それ以上の勝率は、努力と関係のない要素で勝手に上がっていきます。

これは受験のときの偏差値に少し近いかもしれません。偏差値を55にするには、地道な勉強が不可欠です。ただそこから上は、ライバルが脱落したり、それまでに身に付けた能力が生きたりして、自然に上がっていくものです。

投資においても、勝率55%くらいまでは総合的に勉強して自分の力で上げていきますが、それ以上の高勝率はガツガツ自分から動きすぎなくても大丈夫です。運の要素も絡んできますし、天からの贈り物と思って、自然にトレードに取り組んでいればOK。自然に上がる部分までが、適切な勝利です。



3.リスクリワード比率を上げる努力をする

リスクリワード比率が良くなることでも、PFが最適化していきます。そしてこれも、勝率同様に1:1にするまでは自分の努力、それ以上は強引に上げようとしなくても大丈夫です。損切りが1万円、利益確定が3万円、4万円といったトレードは、たまにあるかもしれませんが、毎回狙ってやるようなものでもありません。

リスクリワード比率は、ある意味本能との戦いです。本能のままにトレードをすると、利益確定は浅く、損切りは深くなるように人間はできています。こういった利小損大にならないような努力をすることで、リスクリワード比率は良くなっていきます。

4.リスク許容を上げない

リスク許容とは、どれだけの負けを受け入れるかということです。これを上げすぎるほどギャンブル要素が強くなり、結果としてたくさんトレードができなくなってしまいます。

極端な例を出せば、資金が1万円で、1回のトレードで1万円のリスクを許容すれば(リスク許容100%)、一度負けるだけで破綻ですよね。勝てば5万円もらえるトレードだとしても、それはロシアンルーレットと同じで一度の失敗で全てが終わります。

こういった思考では、長くトレードを続けられないことは明白ですよね。

5.証拠金を増やす努力をする

労働で得られる報酬と投資のリターンは、どちらも同じお金です。分離して考える必要は全くありません。

投資の勉強をしながら、労働報酬も足して投資元本を着実に増やしていくことが、資本主義社会で成功する王道だと思います。

このサイクルが安定して回るからこそ、リターンとリスクの兼ね合いで決まるPFも、その人に合った数値に落ち着いていくことになるはずです。

6.直近の相場から勝ちパターンを探る

私はFXで利益を出すために、勝ちパターンという考え方を提唱しています。

勝ちパターンは何かというと、あえて抽象的に書きますが、「相場の方から、美味しい局面なのでぜひエントリーしてください」とお願いされている状態のことです。

「ここでエントリーしたら勝てるかな?」という迷いは一切生じません。儲かって当然と判断できる形になっていることが、すなわち勝ちパターンです。

勝ちパターンを構成するものは、チャート分析やトレード手法だけではありません。資金管理、相場の地合、メンタルやマインドなど、全てが揃った状態こそ、勝ちパターンです。

ですが、現在のFXの業界では、チャート分析やトレード手法のみが追い求められているように感じます。

もちろんチャートや手法は大切なのですが、それらを単体で見るのではなく、それらを含んだ総合的な判断をしていくことが、FXを資産運用としてとらえていくベースになる考え方になります。

私が皆さんにお教えしている勝ちパターンは1~10まであるのですが、今回は勝ちパターン1の例を紹介します。

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著者プロフィール

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鹿子木 健
お金を扱う能力を高めるための普遍的な知恵を伝えることがライフワークとして、 2004年から個人投資家として活動。投資分野は、FXを中心に、不動産、株式、商品CFD、株価指数CFD、保険、暗号資産など多岐に渡る。

代表を務める株式会社メデュは、2020年5月に金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録が完了。7月から「SOPHIA FX 鹿子木健の勝ちパターンシグナル」を提供中。