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2023/02/16
西本豪

FX売り(ショート)で儲ける初心者トレーダーの秘密!?【西本豪】

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今回はFX初心者の皆様が中級トレーダーになるために、『FX売り(ショート)で儲ける初心者トレーダーの秘密!?』と題しまして、詳しくFX相場についてご紹介させていただきたいと思います。

なお、「売り相場とは一体どのようなものか?」や「取引のコツ」なども詳しくご紹介させていただきたいと思いますので、よかったら最後までお付き合いいただけますと幸いです。



 

1.初心者こそ知りたい売りトレード

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まず初めにFX初心者だからこそ知っておいていただきたい、売り相場の特徴についてご紹介させていただきたいと思います。

●売り取引とは?

そもそもこちらにいらっしゃる方のほとんどが『売り取引』や『売り相場』と言うものが一体どのようなものか?についてご存知の方ばかりだと思いますが、簡単に基礎知識についてもご紹介させていただいければと思います。

慣れない人には違和感のあるルールかもしれませんが、FXでは『買い』でも『売り』でも取引を始めることができ、買い取引であれば相場が上がれば利益になりますし、売り取引であれば相場が下がれば利益になることになります。

もちろんFXは勝つことがあれば負けることもあるわけで、売り取引であれば相場が下がれば損失になり、買い取引であれば相場が上がれば損失になることにもなります。

そして、価格が上昇していく相場のことを買い相場、一方で価格が下落していく相場を売り相場と呼びます。

●売り相場の特徴とは?

売り取引と買い取引の基礎について知って頂けたところで、続いては売り相場と買い相場についての特徴についてご紹介させていただきたいと思います。

先にご紹介したように売り相場と言うのは、基本的にFXチャートを見ていて下に下がる相場(落ちる相場)のことを指しますが、その速度は、買い相場のように上がっていく相場と違い、圧倒的に速いという特徴があります。

そのため、チャートを見ていると、まるでそこには重力が働いているかのように感じてしまうほどです。

また、FX相場の歴史に残るような大変動を起こした相場のほとんどが売り相場となっており、買い相場と比較して悲劇的な結果をもたらすこともあるため注意が必要な相場となります。

一方で買い相場の多くは、投資家の多くが経済状況や世界市場の先行きについて楽観視(安定して良いと考えている)しており、投資意欲が高まっている状況だとお考えください。

●売り相場と買い相場で勝てるのは?

そこで多くのFX初心者の皆様が気になるのが、「売り相場と買い相場ではどちらのが勝てるのか?」というポイントについてかと思います。

簡単に言ってしまえば、「どちらの相場でも勝てますし、どちらの相場展開になっても負けることがある」となる訳ですが、売り相場と買い相場には特徴があるように、勝ち方にも特徴があります。

そこで続いては、「売り取引(別名ショートトレードとも言います)でどのように相場を立ち回っていけば良いのか?」そのコツとイメージについてご紹介させていただきます。



 

2.売り取引(ショート)のコツとイメージ

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売り取引でFX相場で勝つためには、頭の中では常に素早い相場展開を想像しておく必要があります。

と言うのも、落ちる値幅が大きくなればなるほどその速度は加速度的に増していくためです。

そのため、瞬きしている間に取引タイミングに乗り遅れてしまったり、利益確定のタイミングを見失ってしまうことも珍しくありません。

●売り取引のコツは買い取引の半分の時間

そうした速い動きのある売り取引に対して、投資家によっては買い取引と比べて売り取引の時間を短く設定している人も珍しくありません。

強制的に速い動きのある売り相場は、落ちれば一瞬なのですが、落ちない内はジリジリした展開になるのが基本です。

そのため、ズルズルとしたトレードを良しとはしないトレーダーの中には、売り取引を行ってからの時間を計測し、買い取引でのポジションホールド時間の半分や4分の1に設定している人もいらっしゃいます。

●売り取引で負ける時のイメージは?

また、売り取引で負ける時は、ジワジワ真綿で首を占められるかのように損失が膨らんでいくことになるので、精神的に損切り(損失確定)が難しいと言う特徴があります。

それもそのはず、相場が落ちる時は一瞬なため、損失が出ていても損失の何倍もの利益が生み出されることも常に頭をよぎります。

そのため、損失に「耐えるべきか?」それとも「耐えないべきか?」長時間の葛藤があるのも売り取引の特徴であり、イメージしておきたいポイントになります。

●売り取引は相場張り付きが基本

そして最後に売り取引で勝ちを目指している初心者トレーダーの皆様にアドバイスですが、基本的に売り相場が起きている時間は短いため、ロボットによるトレードで無い限りは相場に張り付くことになります。

利益は買い取引よりも短時間で大きくなりやすい傾向がありますが、売りトレードでの利益を目指される方は、相場にのめり込んでいく覚悟も必要になってくるとお考え下さい。



 

3. 良くある売り取引の失敗例は?

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続いて、売り取引をする中でついやってしまう、よくある失敗ポイントだけ、FX初心者の皆様にお伝えさせていただければと思います。

先程まで詳しくご紹介させていただきました通り、売り相場というのは、買い相場よりも圧倒的に時間展開が早くなります。

そのため、急な相場展開に取引ツールの操作を誤って、誤発注してしまうトレーダーが後を絶ちません。

嘘のような話ですが、毎日のようにトレードを行っているプロトレーダーでさえ、そうした誤発注をしてしまうことがあるのですから、初心者トレーダーの皆様が行う事はほぼ間違いないと言っても過言ではないでしょう。

あるあるのケースでは、急な相場に慌てて持っているポジションを全決済してしまったり、売りだと思って取引したら、買いボタンを押してしまっていたり、気づいたら想定の何倍もの売買をしてしまっていたりというケースです。

売り取引で入る時は、早い相場判断が必要になるため、落ち着いた行動をとるように心がけることを忘れないようにしてください。



 

4. 売り取引の技術を大幅にアップ?

そして最後に売り取引のトレーディングスキルを大幅にアップさせる方法についてご紹介させて頂きます。

先ほどからお伝えしているようにショートトレードは、どうしても買い(ロングトレード)と比較して時間が短く速い動きをするため、利益を大きく出すためには状況判断を短時間で行う必要があります。

特に、最大の利益を発生させるタイミングというのは利用するチャートの時間軸が短くなればなるほどシビアなものになっており、例えば、1〜5分足を利用した超短期売買をされる方の場合、利益確定のタイミングは僅か1秒程度になってしまっているケースも珍しくありません。

そのため、指値ではなくて成り行きでトレードをされる方は、時には瞬き1つ許されない相場展開となるケースもあるので注意が必要になります。

そこで、最初は難しいかも知れませんが、売り取引の技術をアップさせるために、トレードをする際には、事前に利益確定ポイントを設定して指値注文での取引を心掛けて頂ければと思います。

たったこれだけのことですが、続けている内にトレーディング技術は大幅に向上するはずです。

●買い取引について気になる?

また、以下には買い取引についてのコツについても紹介しているので、良かったら併せてご覧になってみてください!

FXのロングって何?買い相場で利益を生み出すコツとは?



 

5.まとめ

さて、今回はFXにおける売り取引や売り相場、買い取引や買い相場についてご紹介させていただきました。

初歩からお話が数多く混ざっていたため、中級トレーダーを目指していらっしゃる皆様にとって少し物足りないような内容になっていたかもしれませんが、そちらにつきましてはご容赦いただければ幸いです。

今後、簡単な用語説明などを終えることができましたら、ズバズバと相場のお話をさせていただきたいと思いますので、もしよければ今後ともよろしくお願いいたします。

それでは、皆様の良きFXライフを祈って失礼させて頂きます。

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著者プロフィール
西本豪
西本豪

起業家/投資家。オーストラリア大手通信事業でのセールス時代にリーマンショックを経験。 『汗水流した給与も為替の影響で一瞬で半額になること』を知り、学生時代から始めたFXの世界へ本格参戦。 短期売買でエントリーしたポジションをスイングや長期ホールド型に伸ばすトレードを得意としています。 27歳でカナダで留学生向けのサービス会社を設立。 現在は、株式会社Childishの代表取締役としてココア留学・人材育成事業・IT広告事業・海外永住権・音楽家のサポート事業などを兼任しながら、投資家としても活動するマルチタスカー。