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2021/02/19
シストレ活用事例

相場の変化を見極める手法 : X軸時間軸とY軸値幅軸の積算からヒントを得る。【SSS】

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株価指数が大きく上がり、リスクオンが先行してきた相場でしたが、変化が見えますね。

アイネット証券ではFXの自動売買であるループイフダンをうまく仕掛けて利益を出しています。ループイフダンを仕掛けていると、日々の値動きが手に取るように理解できますので、円売り、外貨買いの利益が素晴らしい時は、リスクオンだなとわかりますし、円買い、外貨売りの利益が素晴らしい時は、リスクオフだなと感じます。この状態は常に変化していきますが、そのうちどれかのシステムが極めて良い状態を作り出しますし、そのほかのシステムはあまり良い結果とならなくなってきます。これがいわゆるトレンドができている状態なのですが、2020年はコロナショックまでは一気にリスクオフ、またその後の中央銀行の資金供給を増やし続けたことによる、リスクオンとなった、極めてボラティリティが高い一年でした。このボラティリティつまりX軸が短く、Y軸が長く推移する状態は、エネルギー量を見極めることで、読み解くヒントが得られます。またエネルギーが放出されるタイミングなどは、相場の格言に従いつつ、疑う形を取ります。



まだはもうなり、もうはまだなり。相場の格言は素晴らしい示唆を与えてくれますね。相場の格言と自分のある程度のルールで仕掛けを張るようにしています。

まだはもうなり、もうはまだなりという相場の格言がありますが、リスクオフを見込んでそのようなポジションをとっても、なかなかリスクオフは来ません。一方、リスクオンがまだ続くと思い、しっかりとしたリスクオンのポジションを張っていると、一気にリスクオフに傾いた際に、利益確定も遅れますし、含み損が増えていく可能性すらあります。相場は常に上か下かしかない単純性を持っていますが、上にも下にも動きがあり得るため、どれだけ上がっていても、まだまだ上がり続ける可能性もありますし、どれだけ下がっていても、未だ下がり続ける可能性もあります。また大きく上がる感じを見せたと思っていたら、突然下げのブレイクニュースが入って、大きく下げる可能性もあったりします。私の結論は、もうはまだなり、まだはもうなりですが、落ちた方が利益が大きいのか、上がったほうが利益が大きいのかを常に見極め、その方向に基本は利益を出すことを第一とします。ただ、この考え方だと逆張りとなってしまいます。逆張りをすべてするのは恐ろしすぎるため、半分から2/3ほどは順張りを持つようにします。加えてここに相場のスピード感を常に考えるようにします。相場のスピード感はかなり重要で、一気に動きがでてくることもあれば、全く動きがないこともあります。この動きをスパイスにしていくことで、相場の本当の転換点を見極めることができます。





相場のスピード感を見極めるためには、常にエネルギー量を確認していきます。エネルギー量は相場の動かなさで見ることができます。そのエネルギーを時間軸で割れば、ある程度の値動きの量が見えてきますね。

相場のスピードはエネルギーが蓄積されたときに一気に出てきます。スピードが遅い場合や三角持ち合いなどにより、相場のエネルギーは蓄積されていきます。あとは天井圏、底値圏での長いレンジの時間も同じように、エネルギーが大きくたまる状態となります。エネルギーの蓄積量は結構簡単に見積もることができレンジの期間X軸と、その際の三角持ち合いのエネルギーY軸の単純な掛け合わせでいいのだと思います。エネルギーは単純にこの積算値で測定できてしまいますので、この積算値をあとは相場のスピード=つまりチャートの傾きで割り返せば、ある程度の値動きの量が見えます。X軸とY軸だけで支配されている値動きは結構単純で、スピードが速い場合は、大きなエネルギーはそのまま値段に反映されますし、ゆっくりの時は、ゆっくりとした値動きで、値段も大きくは上がりません。あとは、どのタイミングのエネルギーをどのタイミングの放出に当てはめていくかだけなのですが、これが人によって大きく計算の元が異なる状態となります。この計算は、時間軸=X軸をどこまで大きく見るかによっても変わってきます。大きなX軸で見ると実はトレンドなのかもしれませんが、より小さいX軸で見ると大したトレンドではなく、レンジのような状態もよく考えられます。大きな波は常に小さな波で構成されるチャートの世界、エネルギー量をX軸とY軸で見極めたのちは、ご自身がどのX軸のイメージで相場を張るかどうかが重要となってきます。月足で見るのか、週足で見るのか、日足で見るのか、分足のスキャルピングなのか、さまざまな方法で相場を張ることができますが、エネルギー量をX軸の時間の値で割る際には、基本はご自身の生活スタイルにあったシステムで実施されると負けにくくなると思いますね。X軸とY軸の掛け合わせにより、X軸が長く、Y軸の変化が短いタイミングから、Y軸の変化量が多い時=つまりボラティリティが高い状態での利益を取っていけるわけです。これに気づくと一気に相場が簡単になってくると思います。





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著者プロフィール
SSS
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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。