お金の勉強サイト 金銭改革 お金の勉強サイト 金銭改革
2021/02/02
シストレ活用事例

山中康司のループイフダン戦略レポート(2021年2月①)

yamanakaTOP.jpg



ループイフダン「2021年2月の戦略」

●過去のセミナー、その他お知らせ

2月18日(木)18:00〜にオンラインセミナーを実施予定です。詳細が決まりましたら、アイネット証券のWEBセミナー情報ページに掲載されます。多くの皆様の参加をお待ちしております。

12月16日(水)18:00〜に実施したオンラインセミナーは以下のURLでオンディマンド視聴が可能です。

https://youtu.be/NsTxbwZoDj4

また昨年実施された全セミナーのライブラリは以下からご覧いただけます。

https://inet-sec.co.jp/seminar/onlineseminar/

データ配信元のメキシコペソ円日足データが3本値となった関係で、今回からメキシコペソ円のみバーチャートに変更しました。移動平均線の計算には週末の終値しか使いませんので、移動平均線と終値との位置関係には影響ありません。

●移動平均で攻めるループイフダン戦略(戦略概要)

長めのポジション保有を前提に「週足終値が20週移動平均線よりも上にあるか、下にあるかでトレンドを判断」します。ダマシを回避するため「実際の売買は、2週連続で終値が上か下というフィルター」をかけます。リスク管理はこれまで同様で最大ポジション数はドル円が10(その他は5)、損切設定はあり、とします。(*下線部分は昨年11月からの変更)

使用チャートは日々の動きを明確にするため、複数時間枠表示という手法で日足チャートに週足移動平均線を重ねています。階段状になっているのはそのためで、1週間(5営業日)単位で移動平均線の値が変化していることがわかります。また、週足終値の位置を間違えないよう、日足を1週間ずつ青い四角で囲ってあります。つまり、青い四角の中の最後の日足終値が週足終値と同じです。また紫の四角で1か月を囲み、各月の値動きもわかりやすくてあります。

ポートフォリオ全体の資金管理としては、以前の戦略と同様「1か月の最大想定損失額25万円以上に到達した通貨ペアに関しては、いったん全てのポジションを仕切った上で月末まで運用見送り」というスタンスです。なお、この状態で「ポジションが無い状態での翌月のエントリーは、2週連続で終値が上か下かというトレンドが確定した週末を待つこと」としています。つまり、再エントリーの場合でもフィルターをかけます。

ポートフォリオ全体としては、証拠金の6%を超える損失(当レポートでは30万円超の損失)で、全ての利益が出ているポジションも含めて成り行き決済とし、その場合は月末まで一切ポジションを持ちません。これは、複数通貨ペアで25万円以上の損失が出ることが無いようにするためのセーフネットです。

●ドル円

ドル円.png

【↑画像をクリックすると拡大します】

※赤い線が移動平均線です。

1月のレンジ=102.58〜104.93

2月の戦略=S50を継続(2月5日終値が移動平均線よりも上の場合、B50に転換)

1月のドル円は、月初の米国上院決選投票で民主党が上院も実質的な過半数となったことをきっかけに、大規模な財政支出思惑から米国債売り(=長期金利上昇)がドル買いへと反転させてのスタートとなりました。その後月末まではドルの上値が重たい展開となっていましたが、ユーロドルでのユーロ売り(ドル買い)に追随してドル円でもドル高となり、テクニカルにもチャートを見ても分かるようにドル一段高を示唆する動きでの月末クローズとなりました。

ドル円は「S50」で継続運用しています。現時点のポジションは5単位、45,132円の含み益(平均約定レート103.869)となっていますが、下降局面での買い戻しを待っている状況です。1月の確定損益は13,342円の利益となりました。

●ユーロ円

ユーロ円.png

【↑画像をクリックすると拡大します】

1月のレンジ=125.08〜127.48

2月の戦略=B80を継続

1月のユーロ円は、月初はユーロドルが昨年高値を超える動きとなったことから買いが先行しましたが、欧州における新型コロナ感染拡大によるロックダウンの長期化懸念、イタリアの政局流動化を懸念したユーロドルの下げが125円の大台までぃかまで水準を切り下げました。その後はユーロドルとドル円がドルの動きとして歩調を揃えていたことから横ばいとなっていましたが、月末に向けてドル円の実需買いとテクニカルな買いからユーロ円でも円安の動きが強まっての引けとなりました。

現時点のポジションは2単位、2,746円の含み損(平均約定レート126.951)となっていますが上昇局面での売り直しを待っている状態です。1月の確定損益は14,596円の利益となりました。

●ポンド円

ポンド円.png

1月のレンジ=139.50〜143.94

2月の戦略=B100を継続

1月の昨年末ギリギリでEUとの貿易協定合意となり安心感はあったものの、貿易でも通関手続きにかかる時間やコスト増が懸念されても相場への影響は全く見られないままじり高となりました。また英中銀のマイナス金利導入の否定、ユーロポンドでのポンド買い、月末にはクロス円全般での円売りがポンド円でも一段高の動きとなり、ほぼコロナショック前の水準へと戻しての月末終値となりました。

ポンド円は「B100」で継続運用しています。現時点のポジションは1単位、6,974円の含み益(平均約定レート143.183)となっていますが、設定値幅での利益確定を待っている状況です。1月の確定損益は49,436円の利益となりました。

●豪ドル円

豪ドル円.png

【↑画像をクリックすると拡大します】

1月のレンジ=78.84〜80.91

2月の戦略=B80を継続

1月の豪ドル円は月初こそ昨年同様に景気回復期待から資源国通貨買いという動きになっていましたが、81円台をトライしきれなかったことから上昇ペースに息切れ、第2週以降は高値圏で横方向への動きとなりました。月後半は全般的なドル買いの動きが豪ドル売りにもつながり、もみあいのまま月末を迎えました。

豪ドル円は「B80」で継続運用しています。現時点のポジションは2単位、6,265円の含み損(平均約定レート80.291)となっていますが、上昇局面での売り直しを待っている状況です。1月の確定損益は14,857円の利益となりました。

●ユーロドル

ユーロドル.png

【↑画像をクリックすると拡大します】

1月のレンジ=1.2053〜1.2348

2月の戦略=B60を継続

1月のユーロドルは月初こそ昨年高値を上抜けたテクニカルな買いが先行しましたが、ロックダウン長期化懸念、イタリアやオランダの政局不安、さらにはECB関係者からのユーロ高牽制と売り材料が続き1.20台半ばへと下げる動きとなりました。その後も全般的なドル高の流れや月末は米国株の急落が欧州株にも影響しユーロの上値が重たい流れが続いています。

ユーロドルは「B60」で継続運用しています。現時点のポジションは5単位、73,856円の含み損(平均約定レート1.22209)となっていますが上昇局面での売り直しを待っている状態です。1月の確定損益は36,201円の利益となっています。

 

★☆★ シストレちゃんねる から お得なお知らせ! ★☆★

 デモ訴求ページTOP画像.png

 

●カナダ円(チャート、ゾーンのみ)

カナダ円.png

【↑画像をクリックすると拡大します】

2月の戦略=「B80」を継続

●スイス円(チャート、ゾーンのみ)

スイス円.png

【↑画像をクリックすると拡大します】

2月の戦略=B80を継続

●ランド円(チャート、ゾーンのみ)

ランド円.png

【↑画像をクリックすると拡大します】

2月の戦略=B50を継続

●トルコリラ円(チャート、ゾーンのみ)

リラ円.png

【↑画像をクリックすると拡大します】

2月の戦略=B50を継続

●メキシコペソ円(チャートのみ、冒頭に書いた通りでバーチャートとなっています。)

ペソ円.png

【↑画像をクリックすると拡大します】

2月の戦略=B50を継続

●NZドルドル(チャート、ゾーンのみ)

NZドルドル.png

【↑画像をクリックすると拡大します】

2月の戦略=B80を継続

●豪ドルNZドル(チャート、ゾーンのみ)

豪ドルNZドル.png

【↑画像をクリックすると拡大します】

2月の戦略=1月15日終値でB80に転換も2月5日終値が移動平均線よりも下の場合、S80に再転換

 

★☆★ シストレちゃんねる から お得なお知らせ! ★☆★

 デモ訴求ページTOP画像.png



【本レポートに関するご注意】

?・アセンダントが提供する本レポートは一般に公開されている情報に基づいて記述されておりますが、その内容の正確さや完全さを保証するものではありません。使用されている為替レートは実際の取引レートを提示しているものでもありません。

・記述されている意見ならびに予想は分析時点のデータを使ったものであり、予告なしに変更する場合もあります。レポート内のチャートはFibonacci Trader社のテクニカル分析ソフトを承諾を取り使用しています。

・本レポートはあくまでも参考情報であり、アセンダントおよび株式会社アイネット証券は、為替やいかなる金融商品の売買を勧めるものではありません。取引を行う際はリスクを熟知した上、完全なる自己責任において行ってください。

・アセンダントおよび株式会社アイネット証券は、本レポートの利用あるいは取引により生ずるいかなる損害の責任を負うものではありません。

・アセンダントおよび株式会社アイネット証券の許可無く当レポートの全部もしくは一部の転送、複製、転用、検索可能システムへの保存はご遠慮ください。

著者プロフィール
山中康司
山中康司
1982年アメリカ銀行入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリー・マネージャー。1997年日興証券入社、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。2002年アセンダント社設立・取締役。テクニカル分析と独自のサイクル分析を融合させたトレンド分析には定評がある。ループイフダン関連書籍『マンガでわかる FXの新常識ループ・イフダンでらくらく稼ぐ』を監修。