お金の勉強サイト 金銭改革 お金の勉強サイト 金銭改革
2021/01/25
シストレ活用事例

トルコリラ円のテクニカル観点での考え方で、これまでの下落を考えていきます。【SSS】

SSStitle.jpg



高金利通貨が上がってくる可能性が高い理由を先月のシストレちゃんねるで記載しました。チャート形状もそれを示していました。

アイネット証券ではFXの自動売買であるループイフダンをうまく仕掛けて利益を出せますが、先月はループイフダンにも入っているトルコリラ円に着目して記事を書いていました。高金利通貨は今後は、ドルのインフレに従い、お金の投資先を探す流れが来ると思っています。高金利通貨がその時に受け皿になるのは間違いなく、ここに着目していました。タイミングとしては、12.5円の時点だったのですが、12.5円にトルコリラ円が落ちまくったのちに、これはそろそろ上がるのではという予測ができました。月足のチャート形状が明確に底打ちしそうであったためです。54円から落ち続けたトルコリラ円は最初40円で下支えされるかと思っていましたが、全くそんなことはなく、その後もほぼおなじスピード感、チャートの角度で、落ちていきました。この落ちが本当に止まらずどうしようかと思っていましたが、そのなかでも2回ほど止まったタイミングがありました。それが30円から33円の時と、16.8円から22円の時です。どちらもこのタイミングでは、一度上がっていくかと思いましたが、逆にこの切り替えしが下にはずみをつけてしまいました。



下落チャートのエネルギーがどこまで進むかを見極めていました。エネルギーを吐き出すのに極めて長い時間がかかったと思います。

両方共一度上がりかけた、買い手の攻めを大きく売り返し、最低値を切る。これは売りの勢力が強いことを示しますので、下を取ったのちは極めて強い売りを引き起こすことが多いです。当然ダマシもあるのですが、ダマシよりも、そのまま突き進む方が多いと感じています。為替は様々な主体が同時に取引を行うため、全世界の人間の相違に近い動きとなることが多いと思っていますので、全世界の値動きは自然現象に近いものだと思います。人間の総意ですので、その金額が上がって再度下がるような下げが強い場合ですと、その後のダマシはあまり大きなものにはなりにくい時が多いです。当然それでもダマシであることもありますが、トレンドが発生する初動の値動きですので、トルコリラ円の30円から33円、その後また30円を切った値動きに関しては、まさに下落トレンドが発生するタイミングと思われました。このタイミングで大きく下値を掘っていってしまったので、その後は54円からの大きな下落トレンドが続いてしまいました。チャート形状からは30円を切ったタイミングで、19円ほどに落ちることが見えていました。これはやばいと感じたタイミングでこのあたりから、しぶしぶでしたが大きく売りを仕掛けるようになりました。またその後にも、19円から16.8円と下に行き過ぎたのちに、19円に戻り、再度22円になっていきました。今思えば、この19円はかなり重要なポイントで、ここから22円に上がったのちに、再度下がっていったのが、ダメでしたね。ここからは、再度10円くらいまで落ちてもおかしくなかったのですが、さすがに2回も大きな下落があったので、次は上がりやすくなりましたね。このように下落チャートの見極めを進めながら、エネルギーが減るタイミングを見極めていました。下落チャートのエネルギーはほぼ吐き出せましたが、長い時間がかかりました。





ここからは最後のダマシに注目したいと思います。最後のダマシをクリアすれば、大きく上がってくるかと思っています。

本記事はチャートのテクニカル形状の考え方から、トルコリラ円を考えている記事となりますね。前回の記事は主にファンダメンタルからの考え方に着目してトルコリラ円の下落から元に戻るタイミングを考察していましたが、今回の記事はテクニカル、つまりチャート形状からトルコリラ円の下落幅を予測していることとなります。この下落幅の予測は当たるようで当たらないのですが、ある程度7割くらいは当たっている感じがしていますので、全幅の信頼はおけませんが、なんとなくの信頼はおいております。チャートという未来を見通す方法はなかなかないので、助走というか、エネルギーの貯まり方を可視化するように動きを見ています。今回のトルコリラ円の値動きだとエネルギーを使い果たした状態がそろそろ来ると思います。この状態なら、次の大きな下落があったとしても、その下落幅はより小さくなると思います。この最後のダマシがあるかどうかに注目して、もしあれば、それが最後としたいと思います。また下落幅をこなした時に揺り戻しされる、上昇のエネルギーは大きくなると思います。上昇幅が大きくなるためには大きな下落が必要ですが、今回の下落はまさにそれに値する下落だと思っています。この後の上昇幅はかなり面白い幅になると感じているので、相当上まで、トルコリラ円を売らずに行きたいと思っています。リラを上手く扱うのは本当に難しいのですが、それはスワップマイナスが大きいため、売りをどうしても躊躇してしまうためです。今回上がっていくのであれば、トルコリラ買いになるため、そのスワップはプラスで推移します。最後のダマシがあるかないか、なければこのまま上がってもおかしくありません。楽しみに推移を見ていきたいと思います。





★☆★ シストレちゃんねる から お得なお知らせ! ★☆★

 デモ訴求ページTOP画像.png



<著者運営ブログをチェック!>

SSSの世界観

 

【注意事項】

・本レポートは筆者の主観及び経験に基づき執筆されており、内容の正確性や完全性を保証するものではありません。両建てやすくみは株式会社アイネット証券が推奨するものではありません。筆者及び株式会社アイネット証券は、本レポートの利用あるいは取引により生ずるいかなる損害の責任を負うものではありません。

・本レポートはあくまでも参考情報であり、筆者及び株式会社アイネット証券は、為替やいかなる金融商品の売買を勧めるものではありません。取引を行う際はリスクを熟知した上、完全なる自己責任において行ってください。

・筆者及び株式会社アイネット証券の許可無く当レポートの全部もしくは一部の転送、複製、転用、検索可能システムへの保存はご遠慮ください。

・スワップポイントは一定ではなく変更される場合がありますのでご注意ください。また、変更により、「受取」から「支払」へ転向する可能性がありますのでご注意ください。

著者プロフィール
SSS
SSS

大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。