先進国通貨について【SSS】
FXには様々な先進国通貨があります。先進国通貨はその名の通り、先進国が発行する通貨であり、価値が高いと思います。
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変動相場制をとっている、各国通貨は、各国の状態により通貨の価値が日々変動します。
先進国通貨の価値は、基本安定していますが変動するものです。なかでも特に変動が大きい通貨は、英ポンドです。この通貨はFXを日々やっていると、よくわかるのですが、その変動はかなりのものとなります。これらの通貨のその国の強さによって変動する変動相場制をとっています。欧州連合からイギリスが抜けることが決まったブレグジットの報道の際には、大きく変動しますし、世界で大きな事件や自然災害、大きな紛争などが起きると一気に価値が変動します。例えば、円やドルは安定した基礎通貨であり、各国の状態に大きなリスクがかかると、大きく買われる傾向がある通貨ペアであり、一気に高くなります。一方で、豪ドルやNZドルなどは資源国通貨であり、各国がリスクを許容できるとき、つまり、安全で好景気の時には資源を消費することが多くなり、買われるようになりますが、その後、リスクオフ=つまりリスク許容度が減り、資源を使いにくくなると、豪ドルやNZドルの価値が下がり、ドルや円のような安全通貨の価値が上がる傾向が出てきます。このように変動相場制をとっている各国の通貨は、世界の情勢や各国の状態によりその通貨の価値が日々変動します。
中央銀行によりその発行数が増減してしまいます。発行数を一時的に増やす政府があると、その通貨の価値は落ちます。
さらに、各国通貨は当然ながら、各国中央銀行が発行数をコントロールしております。この通貨発行数というのが面白い概念であり、各国は通貨という形で無形の状態からお金を作り出すことができているわけです。この通貨は金本位制度から変化し、変動相場性になったため、通貨発行量を、いつでも増やせてしまいます。莫大な量を一通貨で持っていると、その価値が保全しにくいことが起きえます。例えば、FXにおいてもトルコリラを54円の時に大きく買ってしまいましたが、この通貨はすでに13円を切ろうとしています。通貨価値が円に対して、1/4になってしまったわけです。トルコ政府が中央銀行に利上げをしてほしくないのか、利上げにはかなりの期間反対してきており、現在でも物価のインフレスピードに対して、利率が低い状態が続いてしまっています。その結果リラの価値は落ち続けている現状があります。後進国通貨はこのように資産価値としての安定感がないため、先進国通貨を前提に買い進めたいと感じています。
先進国通貨を安く買い続けることが重要です。どのように買い続けるかを考えたいと思います。
どのように買い続けるか。ここが難しいと思います。ドルやユーロ、カナダドル、豪ドル、そして円などを安く買い続けるためできる限り下に落ちた際に買いを入れる形がいいのは間違いないのですが、いつどの価値が出てくるかはよくわからないのです。そのため、大きな資産を一気に外貨に換えるのではなく、小さな資産を少しづつ買っていくのがいいと感じています。今の時代、アイネット証券
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