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2019/08/26
シストレ活用事例

「ダウや米国株に投資すれば大丈夫」は本当か?投資で必要な「覚悟」とは【Yuki】

#FX
#自動売買・シストレ
#株

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こんにちは。為替研究所のYuki(@kawaselab)です。

今回は、「投資で資産を増やすために必要な「覚悟」」について書いていきたいと思います。

「え、なんでそんなこといきなり言い出すの!?」と思われそうですが(笑)、おそらくこれから投資をはじめる人にとって、ほぼ確実に数年以内にその「覚悟」が問われる局面が来ると思うので、あえて今書きたいと思います。



最強の投資先のNYダウは直近30年で年平均10%近く上昇し!でも・・・・

私は、初心者の方から「長期で投資するのは何がいい?」と聞かれると、「基本的にはNYダウ。それ以外なら、全世界株価指数連動のもの」と答えることが多いです。

これは、NYダウというのが、世界最強国のアメリカの中でもトップ中のトップ30社の株価指数で、その構成銘柄の一例をあげると、

  • アップル
  • マイクロソフト
  • ゴールドマンサックス
  • ディズニー
  • ナイキ
  • マクドナルド
  • コカ・コーラ
  • キャタピラー
  • ファイザー

・・・・等々、様々な業界で世界トップを取っているような企業の株価で構成された、「超優良銘柄の詰め合わせセット」みたいなもので、逆にこれが上がらないなら一体何が上がるんだ・・・・というようなものだからです。

実際に、NYダウは長期で値上がりを続けており、その値上がり率の平均を取ると、直近30年で9.6%というとてつもない値になっております。

【NYダウ長期チャート】

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【NYダウ値上がり率】

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ちなみに、「ダウ以外なら全世界株価指数」というのは、「こんな超優良企業の集まりでもダメなら、個別の国の他の銘柄とかは推奨しづらいし、じゃあ全世界連動以外無理」というような心情で付け加えるものです(笑

「じゃあ、これに投資していればもう勝ちも同然じゃない?」と思われそうですし、実際それは正しいのですが、ただ、この世界最強のダウ投資であってすら、大きな落とし穴があり、ほとんどの人は利益を出し切れずに終わる、というのが今回のテーマです。

では、次にその落とし穴とは何かを説明します。



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世界最強の米国株式、ダウ投資の「落とし穴」とは?

「ダウがどれだけ凄いか」を説明したので、次にでは「ダウ投資の弱点とは何か?」、言い換えれば、「どれだけ最強のものに投資してもついて回る投資の難しさとは?」ということを説明したいと思います。

大きく3つあって、

  • 10%の利回りは、金額で見ると思っている程大きくない
  • 利確しない含み益は幻だが、利確のタイミングは難しい
  • ほとんどの人は含み損に心が折れる

というものです。それぞれ説明します。



10%の利回りは、金額で見ると思っている程大きくない

「利回り10%」というと、投資を知っている人からすると、とてつもない数字であることは分かりますが、では、金額で見るとどのくらいのものなのか考えると、元本を30万円とすると年間3万円で、月だと2,500円くらいの利益です(そして、初心者の方は、大体まず30万円くらいからはじめます)

なので、投資して2か月後の資産残高は、順調に増えたとして300,000→305,000円への変化です。

そして、これ、ほとんどの人にとっては、「思ったほど多くない」となりやすいものだったりします。

この最大の要因は、「投資してしばらくは、毎日のようにどうなったか気になってみる」もので、ただ、1日1日で見ると、そこまで金額的に大きなものにならず、「あれ、なんか思ったほどじゃない」となりやすいことです(というか、投資を始めた時は、30万円が数日後には33万円になって、数か月後には100万円になることを夢見るものです)

こうしたこともあって、「満足いくほどの値上がり」はなかなか見せない状態が続きます。



利確しない含み益は幻だが、利確のタイミングは難しい

そして、株価指数への投資の場合、売買はしないので、基本的には全て「含み益、含み損」になりますが、ではこの含み益をいつ実現利益に変えるかというと、これが非常に難しいものです。

ほとんどの人は、「投資をして、時価評価ベースでの資産総額を増やす」ではなく、「投資をして、お金を増やす」ことが目的であり、そうである以上、利確をしなければ、含み益は単なる絵にかいた餅に過ぎません。

しかし、ではいつ利確をしたらいいかというと、基本的に右肩上がりなものである以上、「ここで利確をするべし」という明確な答えはなく、また、上で書いたように、単純に金額だけ見ると、そこまで大きな利益にならず、その結果漫然と待つか、あるいは「やった!1000円上がった!」みたいに、日々のちょっとした値上がりで特に根拠もルールもなく利確して、また適当にエントリーして、日々を過ごす・・・・ということになりやすいです。

しかし、これが後に大きな悲劇を生むリスクがあります。



ほとんどの人は含み損に心が折れる

相場というのは、上がる時があれば、下がる時もあります。そして、それはダウでも例外ではなく、リーマンショックの時は、最大50%以上の資産価値の下落ということもありました。

これは、30万円が15万円になるということで、これまで利確していなかった人からすればいきなりこれまでの利益を全部失った上で-15万円になり、1,000円くらいで適当に利確していた人にとっても、これまでの利益を全部吹っ飛ばすような大きな含み損になります。

こうなるとほとんどの人が心が折れて、この大幅下落直後にロスカットする人はほとんどいないものの、とはいえ、元の値段になるより前の段階で損切することになります。

そして、今現在の相場環境で見ると、

  • アメリカで逆イールドが起こっている
  • ドイツ、中国等で明確に景気後退が起こっており、アメリカの経済指標も悪いものが散見されはじめた
  • 世界的に地政学リスクが高まっている

というように、もはや大暴落はいつ来てもおかしくない状態であり、そんな中で「これから投資をはじめたい」という人も増えており、こういう「悲劇」が起こる土壌は、今着々と出来つつあります。

なので、あえて今このタイミングで、こういうリスクについて書きました。

では、最後に、じゃあどうすればいいか、について書きたいと思います。



ではどうすればいいか?

こういう相場環境で投資を始める場合、覚悟を決めておくべきこととは、「相場は一時的に大きく落ちることはありうる」ということで、つまり一気に全部を投資してはいけないということです。

先ほどのダウの例でいうと、2007年に14,198をつけた後、2009年には6,469まで落ちて、その後次に14,198を超えるのは、なんと2013年3月(5年以上先!)のことでした。

この時、この2007年のレートで全力買いしていたら、おそらくほとんどの人は10,000になるかならないかくらいの辺りでは損切してしまっていたのではないかと思います。

ですが、例えばこの後下がって行ったタイミングでも徐々に買っていっていれば、平均取得レートは徐々に下がり、10,000で仮に損切るにしても、その被害は小さく済みます。

今の相場環境は、特に「いつ大暴落が来てもおかしくない」状態なので、何かを買うにしても、今全力で買うのではなく、最悪今の半値になっても耐えられるように買い下がりを考えるというのが大事です。(為替では、新興国通貨でもなければこれから半値というのはさすがにあまりないと思いますが、今の環境では少なくとも史上最安値は意識しておいた方が良いと思います)

また、「きちんとルールを決めてエントリーや利確をする」というのも重要で、このようにきちんとした利確をしておかないと、急落した時に一気にこれまでの含み益が消えていく・・・・ということになります。

以上のように、

  • 一気に全部を投資しない
  • ルールを決めて、エントリー・利確を行う

というのが、相場においては非常に重要なことと言えます。

その点で言うと、アイネット証券のループイフダンのような自動売買は、

  • 「下がったら少しずつ買い、上がったら少しずつ売り」というように、全部を一気に投資しない
  • はじめに設定しておけば、後はそのルールに則ってエントリー・利確をしてくれる
  • 相場の上下を自動でとってくれるので、相場に張り付かなくてすみ、忙しい人にも向いている

という点で優れており、実際に2018年度の実績で80%の人が資産を増やし、2018/4/1〜2019/3/31までにドル円で運用していたら、フラッシュクラッシュを乗り越えて利益率45%を達成したというように、優れた実績も出ております。

大きく落ちる時は、一直線に落ちることはほぼありえず、何度か反発して大きく上げることも多いので、下がった時もチャンスに変えられるというのが、自動売買の強みです。

ループイフダンについては、私も実際に500万円以上運用しておりますが、現在まで非常に良いパフォーマンスを上げることができており、個人的にもおすすめです。

【参考記事】

【運用利回り48%】ループイフダンを使ったグルトレ(グルグルトレイン)のやり方を解説 | 設定、実績もブログで公開

【運用利回り36%】豪ドル/NZドルのループイフダンVSコアレンジャー実績をブログで公開

【運用利回り20%】トルコリラのループイフダンB50とB25の実績

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著者プロフィール
Yuki
Yuki

FX歴10年超のファンダメンタルズ派トレーダー。主に短期から中期でのトレードを得意としており、最近は自動売買やスワップ投資も行っております。 2010年より為替研究所を運営。相場の見通しや、FXでのおすすめの投資方法などを分かりやすく解説しております。 ループイフダンでは、豪ドル/NZドルやトルコリラ等を運用中。