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2019/07/25
シストレ活用事例

大変動に備えます。仕掛けすぎや高金利通貨の過去最安値更新の備えをしましょう。【SSS】

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ループイフダンはFXの自動売買です。自動で利益が出るからこそ、かけすぎに注意しましょう。

FXの自動売買は素晴らしいシステムです。これまで自分ですべて仕掛けるのは大変だった外貨のトレードを買う、売るの発注やトレールで自動で利益を伸ばすなどを、全部自動で行ってくれるシステムです。一度仕掛けてしまえば、証拠金維持率を確認するくらいで、ほかは何もすることがなく、お金が増えていくことが多いです。特にこのシストレちゃんねるを運営する、アイネット証券のループイフダンは、FX取引を行うためのコストに当たるスプレッドの値も小さく、また受け取りのスワップポイントが高く、支払いのスワップポイントが安く、利益が出やすいシステムになっています。そのため、ある程度うまくいくことが多く、ボラティリティが小さいと、利益が出たことを思い出してたくさんの仕掛けを張りたくなってしまいます。その結果、ついつい証拠金に対して、たくさんのループイフダンを仕掛けてしまいそうになりますし、実際なっている人が多いと思いますが、あまり多く仕掛けると恐ろしいことになります。大変動が来るためです。

 

ここ数年を見てみると、ドル円ならば50円のレンジで動いてきました。より短い時間内では10円程度です。ボラティリティが上がってもおかしくありません。

これまでの値動きを見てみます。例えば、ドル円なら2012年1月に75円台を付けたのちに、2015年の5月6月あたりでは125円をつけて50円の円安ドル高になりました。その後、ドル円は100円を切ったこともありましたが、その後は、120円から105円の間をずっと推移しています。どんどんとその差は小さくなっており、ここ一年は10円程度のレンジの中でずっと動き続けています。この動きは歴史的に見ると大変小さいため、もっと大きな値動きに変化することも十分考えられます。そのため、今はかけすぎに注意したいと思います。自動で利益が出るからこそ、かけすぎると、短期的には大きな利益が出て気持ちがいいですが、自動でどんどんと次のポジションを持ってしまう形ができるため。突然の大きな値動きについていけなくなります。これが一番怖いことです。かけすぎに注意しましょう。今後はボラティリティが突然上がってもおかしくありません。

 

仕掛けすぎさえきちんと制御しておけば、利益は安定して出てきます。

逆に言えば、超長期のレンジポジションさえ作ってしまっておけば、それほど問題はなく利益は出続けるとも考えられます。FX自動売買で大変長い間の利益を取り続けることの方が、短期的な利益よりずっと重要なことになります。少し暇なくらいで、ゆったりと自動売買を走らせることで、大きな値動きの変化にも動じることなく、その変化量をすべて利益に変えていくことが可能となります。今ツイッターなどで様々な投資家のポジションの様子をみていると、特にペソ円ですね、小さい範囲に大量のポジションを仕掛けて、どんどんと利益を取っていくようなシステムが散見されます。これは危ない兆候で、ペソ円は皆様買いが多いです。もしも下に下がっていけば、大きなポジションを持つことになってしまい、一気に含み損が増えていきます。ペソ円などは通貨の基本単位が安いため、ついついたくさん買ってしまうと思いますが、どれだけでも下に落ちることを考えて、かけすぎにならないようにしておきたいものです。かけすぎさえなければ、ある程度の反発をしながら落ちていきますので、利益は出やすくなると思います。このように超長期のレンジポジションをいかに構築するかが重要です。

 

高金利通貨の場合は過去最安値をあまり過信せず、より広く仕掛けましょう。

高金利通貨の取引では過去最安値までは考えているパターンは多いのですが、過去最安値はすぐに更新してしまうことが多いです。例えば、トルコリラ円は大変な高金利の通貨で、スワップ狙いで皆様買いのポジションを持ちやすいですが、過去最安値を更新しまくってきた過去があります。1リラ40円程度で止まるかと思いきや、そのまま16円台まで落ちていったのは記憶に新しいです。こんな感じで、高金利通貨は常に下方向を考えながら、システムを仕掛けていくことが重要です。仕掛けすぎはもちろん危ないですし、さらには、過去最安値で止まることを考えていると、過去最安値を切った時に一気に崩壊します。過去最安値は必ず切ってくるという気分だけでも持っておき、できれば、その時に何をするかまで考えて仕掛けを張るなり、入金体制を作るなりすると安定感がまったく違ってくるでしょう。高金利通貨が高金利である理由は、通貨の信用が無く、常に通貨の価値が減っていく、つまり、インフレであるためです。金利を上げて、お金を持っているだけで、お金が増えるようなシステムを作る必要があり、高金利となります。高金利通貨であるために、お金の価値が減っていくのは大変考えやすいことであり、理解ができます。そうであるならば、高金利通貨は通貨価値が落ちていく通貨と考え、過去最安値を切っていくことが当然と考えておいた方が安全です。より広く仕掛けておきましょう。

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著者プロフィール
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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。