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2019/02/12
シストレ活用事例

サトウカズオのトルコリラレポート【2019年2月11日週】

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【はじめに】

みなさん、こんにちわ(こんばんわ)!

トルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨のスワップポイントで、”ほぼ”生活しているサトウカズオです。

目的は「ほったらかしでお金を稼ぐこと」ですので、その手段のひとつとしてFX自動売買も稼働・運用させています。

ループイフダンはトルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨の取り扱いも開始しましたので、利用しない手はありません。

FX自動売買をするならFX初心者に優しく、低コストで、高スワップポイントが貰えるループイフダンはおすすめです♪

私も自腹で他のFX自動売買システムトレードツールと比較しながら稼働・運用していますので、よろしければ参考にしてください(笑

ところで、アイネット証券さんに聞いたところ、ループイフダンでのトルコリラ円やメキシコペソ円の設定幅については、現状より狭い値幅設定をローンチ予定でしたが、1月3日のフラッシュ・クラッシュを受けて、サーバの強化を優先するそうです。

そのため狭い値幅のローンチは少々遅れるそうですが、これは仕方がないですね。

サトウカズオはオーストラリアドルでも運用していますので、サーバ強化は大歓迎です♪

【忙しい人へまとめ】

●トルコ消費者物価指数(≒インフレ率)は前年比+20.35%と横ばい

●市場予想は上回ったものの予想の範囲内だったのか反応は特になし

●トルコ政府、国内最大手銀のイシ銀行の接収へ!

●アメリカのシリア撤退は議会が反対

●中国・欧州に続き、インド・豪州経済も減速懸念強まる(涙

【2月4日週のトルコリラまとめ】

2月4日の週はおよそ1トルコリラ=20円87銭でこの週の取引を終了。

先々週(1月28日の週)終値の1トルコリラ=20円98銭より、11銭のトルコリラ安円高で取引を終了しています。

ドル円は1ドル=109円77銭と先々週の終値である109円52銭から25銭程度のドル高円安で推移しています。

トルコリラ円は、中国やユーロ圏経済の減速懸念から、インドやオーストラリア経済の減速懸念も加わり、本格的に世界経済減速懸念が現実味を帯びてきている中、本当に底堅く推移しています♪

去年までのトルコリラと違い戸惑っているくらいです(笑

週の終値こそ20円87銭と先週より11銭下げてしまいましたが、それでも他通貨に比べれば随分と優秀です。

市場もトルコの国内政治・外交、経済が安定してきているのを認めている証拠ですね♪

トルコの政治経済

トルコ1月消費者物価指数

12月実績前月比-0.40%、市場予想同+1.03%に対し、実績同+1.06%!

より重要な前年比は12月実績+20.30%、市場予想+20.30%に対し、実績+20.35%!

トルコ1月生産者物価指数

12月実績前月比-2.22%、市場予想+1.50%に対し、実績同+0.45%!

より重要な前年比は12月実績+33.64%、市場予想+32.40%に対し、実績+32.93%!

まずはトルコの経済指標。

先週発表されたトルコの経済指標は、数は少なかったものの、政策金利の発表の次に重要とも言うべき消費者物価指数(≒インフレ率)が発表されました。

結果は…、ほぼ横ばい。

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トルコ消費者物価指数

TRADINGECONOMICS.COM様より

内容は、前月実績・市場予想ともに上回る結果となりましたが、予想の範囲内だったのか、トルコリラは特に反応は無し。

逆に発表時の4日は、世界的にリスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)状態の株高が続いていましたから、トルコリラは上昇していったくらいです(笑

ただし同じ新興国であり高金利通貨でもあるメキシコは前年比+4.83%

同じく南アフリカでも前年比+4.5%です。

いかにトルコのインフレ率がヤバイかお分かりいただけたでしょう(涙

 

しかし、インフレ率の低下傾向が続き、経常収支が黒字(もしくは若干の赤字程度)である限り、トルコリラは大きく崩れることは無いでしょう♪

 

(1トルコリラ為替見通しブログの1管理人の予想ですよ)

トルコの政治外交

先週のトルコの政治・外交面では、

 

【ポジティブ材料】

・特になし

(今週のロシア・イラン、3者首脳会談に期待)

 

【ネガティブ材料】

・エルドアン大統領、トルコ大手銀の接収に意欲

・アメリカ軍のシリア撤退に反対する法案が可決

 

エルドアン大統領が国内大手銀のイシ銀行の政府(財務相)所有に向けて、接収の是非を議会で採決するよう呼び掛けた問題は、資本主義と民主主義に反する行為として受け止められています。

銀行の政府接収となると、社会主義国ですか?独裁国家ですか?と言うことになってしまいます。

欧米の投資家にとって不安以外の何ものでもありません。

トルコリラ売り(トルコリラ安)要因となり得ますが…。

当然株価も大きく下げています。

 

そしてこれも気になるお話。

アメリカ上院議会は、エルドアン大統領とトランプ大統領が合意した「シリア(とアフガニスタン)からのアメリカ軍撤退を急がないよう求める法案」を可決しました。

テロ組織が壊滅するまでは軍を撤退させるなという内容で、しかも賛成77、反対23の圧倒的賛成多数で可決されています。

(そもそも法案は与党共和党のマコネル院内総務が提出)

 

このアメリカ軍のシリアからの撤退については、

シリアからアメリカ軍撤退

安全地帯の設置

周辺はトルコ軍が管理

により、トルコにとっては、

安全地帯にシリア難民を帰還させることができる

シリアのクルド人組織とトルコ国内のクルド人を分断できる

周辺をトルコ軍が管理することによって治安を強化できる

と良いこと尽くめだったのですが…。

下院は法案の可決に消極的らしいので、今後の行くヘの注目です。

トルコリラの推移

週の高値は21円15銭くらい。

週の安値は20円69銭くらいでしょうか。

 

週の最高値は、週始めの2月05日のロンドン時間。

週の最安値は、週終わり2月08日のニューヨーク時間、となっています。

21円台で足場固めが出来なかったのは残念ですが、20円台半ばでは底堅く、レンジ相場となっています。

 

やはりエルドアン大統領のイシバンク接収発言により、トルコリラは売られて(トルコリラ安となって)いますね。

世界的な経済減速懸念・リスク回避姿勢の台頭の中、トルコリラは頑張っていたのに残念です(涙

今週は21円台を回復し、しっかりと足場を固めて欲しいものです。

(さすがに23円以上への上昇は難しいと思いますが…)

頑張れトルコリラ♪

【2月11日週のトルコリラ予想】

トルコリラに関しては、

02月14日:12月 経常収支

02月15日:11月 失業率

などが予定されています。

今週は数多くの経済指標が発表されますが、特に14日発表の12月 経常収支に注目です。

11月実績:+9.9億ドル

市場予想:-15.0億ドル

と、さすがに冬になりエネルギー量の輸入が増え、頼みの観光収入も激減している状態では、黒字化は難しいようです。

ただ予想通りなので、あとは少しでも赤字額を減らして欲しいですね。

【トルコリラ円の為替相場見通し】

トルコリラ円の為替相場見通しは、

20円00銭から22円00銭程度と予想します。

 

(1トルコリラ為替見通しブログの1管理人の予想ですよ)

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サトウカズオ
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