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2018/12/13
シストレ活用事例

サトウカズオのトルコリラレポート【2018年12月第1週】

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【はじめに】

みなさん、こんにちわ(こんばんわ)!

トルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨のスワップポイントで、”ほぼ”生活しているサトウカズオです。

目的は「ほったらかしでお金を稼ぐこと」ですので、その手段のひとつとしてFX自動売買も稼働・運用させています。

ループイフダンはトルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨の取り扱いも開始しましたので、利用しない手はありません。

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私も自腹で他のFX自動売買システムトレードツールと比較しながら稼働・運用していますので、よろしければ参考にしてください(笑

【忙しい人へまとめ】

●トルコ11月製造業PMIは2カ月連続の上昇と底を打った感じか

トルコ11月のインフレ率は予想を大きく下回る!(と言ってもまだ+21.62%)

●インフレ率が予想以上に下がったおかげで利下げ観測が出始める

トルコ中央銀行、物価安定を最優先とする声明を発表!

●やっぱり大国と市場(米中貿易戦争と原油価格)に翻弄されるトルコリラ

【12月第1週のトルコリラまとめ】

12月の第1週はおよそ1トルコリラ=21円22銭でこの週の取引を終了。

先々週(11月の第5週)終値の1トルコリラ=22円73銭より、51銭のトルコリラ安円高で取引を終了しています。

先週のトルコリラは、週前半、インフレ率が予想以上に抑制しつつあることから上昇するかもと思いきや、安心感・材料出尽くし・利益確定からのトルコリラ売り(トルコリラ安)が進みました。

週半ばになると、米中関係悪化・世界的株安からのリスク回避姿勢から、トルコリラ売り(トルコリラ安)が進みました。

どちらにしろ、週を通してのトルコリラ安となりましたが、21円を割ったところでは買いが入るなど、他通貨に比べれば、なかなか底堅い動きとなっています♪

トルコの政治経済

トルコ11月製造業PMI

前回20月実績44.3、市場予想41.5に対し、実績44.7!

トルコ11月消費者物価指数

10月実績前月比+2.67%、市場予想同-0.29%に対し、実績同-1.44%!

前年比に至っては10月実績+25.24%、市場予想+23.04%に対し、実績+21.62%!

トルコ11月生産者物価指数

10月実績前月比+0.91%、市場予想-1.20%に対し、実績同-2.53%!

前年比に至っては10月実績+45.01%、市場予想+40.02%に対し、実績+38.54%!

先週発表されたトルコの経済指標は、数こそ少なかったものの大注目であるトルコ11月の消費者物価指数が発表されました。

市場予想+23.04%に対し、実績+21.62%!

サトウカズオのトルコリラレポート 【2018年11月第5週】では、市場予想を下回り+22%台の上昇率に収まればトルコリラ高に。

+23%台前半の上昇率でも、トルコリラは底堅く推移するでしょう、と書いたのですが、まさか+22%台をも下回り、+21%台になるとは予想できませんでした(笑

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トルコ消費者物価指数

TRADINGECONOMICS.COM様より

しかも、トルコ11月製造業PMIも2カ月連続上昇と底を打った感じとなっており、ようやくトルコショック後の傷から復活できそうです♪

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トルコ製造業PMI

TRADINGECONOMICS.COM様より

ただあまりの好調さに(と言っても一時期よりかは立ち直った程度でまだまだなのですが)、一部では利下げ観測も出てきています。

何と言ってもエルドアン大統領は利下げ派。

来年3月にはトルコの地方選挙が行われます。

人気取りのためにも金利は下げておきたいところでしょう。

エルドアン大統領の娘婿であるアルバイラク財務大臣も、

「数カ月以内(選挙前か?)に利下げが行われるだろう」

「厳しい金融・財政政策が引き続き実行される」

と、いったいどちらなの?と言うような真反対の発言をしています。

トルコ・トルコリラらしいと言えばそれまでですが、相変わらず、政治リスクがトルコリラの重しとなっているようです(涙

トルコリラの推移

週の高値は22円01銭くらい。

週の安値は21円22銭くらいでしょうか。

 

週の最安値は、週初め04日のニューヨーク時間。

週の最高値は、週初め03日の日本時間。

つまり週前半でトルコリラは急降下し、徐々に盛り返す…という展開でした。

まあ20円台ではトルコリラは買われ、すぐさま21円台には戻していますので、トルコリラは底堅い…とも言えます。

原因は米中貿易戦争激化懸念からのリスク回避や、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC加盟国が原油の協調減産に合意など、外的要因がトルコリラ安の主な原因だったので、トルコリラ…と言うよりかはどの国の経済・通貨に対しても言えることだったのですが…(汗 今後のトルコリラにに期待したいです♪

【12月第2週のトルコリラ予想】

トルコの経済指標

トルコリラに関しては、

12月10日:7-9月期 四半期GDP

12月11日:10月 経常収支

12月13日:トルコ中央銀行 政策金利

などが予定されています。

今週も重要経済指標が続きます。
注目は何と言ってもトルコ中央銀行による政策金利発表です。
市場予想は金融政策の現状維持、政策金利+24.0%と据え置き。
一部に利下げ観測も出ていましたが、トルコ中央銀行が、
「2019年も物価安定を維持するために、すべての政策手段を有効に活用する」
「政府との合意に基づき、中期的インフレ目標を5%に維持」
と発表したことから、下火になっています。
インフレ目標を5%にするというのが本当なら、ここで利下げすることは、悪影響を与える行為以外の何物でもありません。
トルコ政府(エルドアン大統領)は、場当たり的な政策ではなくて、中長期的な政策をお願いします。

トルコの政治・外交

今週のトルコの政治・外交要因で注目すべきイベントは、延び延びになっているアメリカによるトルコの国営銀行であるハルクバンクへの裁判について、アメリカの検察がアティラ被告への上訴を取り下げた、との一報が入ってきました。

市場関係者の間でも「トルコとアメリカの関係改善の兆しだ」との声も聞かれています。 多額の罰金を取られると、トルコとトルコ経済に多大な影響を与えるだけに、朗報と言って良いでしょう。 詳しい続報に期待したいですね。

【トルコリラ円の相場見通し】
よって12月第2週のトルコリラ円の為替相場見通しは、

19円50銭から22円50銭程度と予想します。

確かにトルコリラは底堅い。

しかし上値も重い。

あれ?トルコリラ安定していますかね?(笑

(ただしどこにでも居るトルコリラブログの1素人管理人の意見ですからね!)

それでは次回もよろしくお願いします。

 

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サトウカズオ
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